ポン・ジュノ監督のおすすめ映画作品ランキング

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韓国人として初めてカンヌ国際映画祭でパルムドールを獲得した監督といえばポン・ジュノ。ここでは数々の話題作を世に送り出してきた彼の作品をランキング別に紹介します。

7、スノーピアサー

雪に囲まれ、氷ついてしまった世界を駆け巡るハイテク列車を舞台にしたSFアクションドラマ。

列車の車両ごとにそこで生活する人々の階級が異なる格差社会と、それによって生じる摩擦を薄っぺらく描いた作品です。

国際色豊かな有名キャストを集めている割には映像が安っぽく、見ていて列車の中で起こっている出来事だとはとても思えないのがダメです。

SFとはいえ設定がいい加減すぎて、話についていくのが困難な点もマイナスですね。かなりつまらないのに海外ではなぜか評価が高いのも謎です。

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6、オクジャ

多国籍企業によって金儲けのために生産された巨大な豚をめぐって、企業のCEO、韓国人少女、動物愛護団体が繰り広げるドタバタSFアクション。

カバのような大きい豚と韓国人少女を可愛いと思えるかどうかで評価が分かれるであろう作品で、特に迫力のあるアクションやメッセージ性のあるストーリーが用意されているわけではないです。

キャストだけはやけに豪華なものの、それぞれを上手く生かし切れていないのも残念です。

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5、ほえる犬は噛まない

ポン・ジュノ監督の長編デビュー作品にして、犬食文化をネタにしたブラックコメディー。

自分のストレスを犬を殺すことで発散しようとする男と次々とペットが同じ団地で行方不明になっていくのを不審に思って犯人捜しをする女による皮肉交じりの人間ドラマです。

低予算で作られていて、映像、脚本、演出のいずれにも成熟していないところが見受けられる作品でポン・ジュノ監督のファンじゃないとろくに見れない代物です。

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4、母なる証明

殺人容疑をかけられた知恵遅れの息子と彼を守るために必死で戦う母親の姿を描いたサスペンススリラー。ラストのオチだけが頼りの作品で、読みの浅い人と簡単に驚かされちゃう人向けの映画です。

知恵遅れの息子役がイケメン俳優というのからしてリアリティーがなく、母親の気持ち悪さが際立っていて、わざとらしさ満載の世界観が嫌ですね。

基本、警察がポンコツという前提のもとで成り立っている話で、有能な警察がいたら即犯人が逮捕されてるレベルの簡単な殺人事件です。

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3、グエムル漢江の怪物

突如として現れたモンスターたちに人々が襲われるパニック映画。エイリアンに誰かが追いかけられる、あるいは誰かがエイリアンを倒そうとする、というシーンだけで構成されている単純明快な話で、変に理屈っぽくないのがいいです。

劇場公開当時にしてはCG技術も高く、下手なハリウッドや日本の怪獣映画やモンスター映画を見るより、全然楽しめます。

後半、若干興奮度が失速するのが残念ですが、全体的には質の高いエンタメ映画に仕上がっています。

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2、殺人の追憶

韓国三大未解決事件の一つを基にした、韓国が世界に誇るサイコスリラー。ポン・ジュノ監督の実力を世界中に知らしめた作品で、ホラー、スリラー、サスペンス映画が好きな人なら絶対に気に入る、おすすめの一本。

リアリティー溢れる演出と迫真の演技によって支えられた、怖さと残酷さと興奮に満ちたハイクオリティー映画です。

警察組織の腐敗ぶりと事件の異常性が際立っていて、ノンストップで続く犯人と警察の心理戦に目が離せなくなります。暴力シーンの迫力は圧巻で、見終わった後にヘトヘトになるはずです。

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1、パラサイト半地下の家族

第72回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品にしてポン・ジュノ監督の最高傑作。大いに笑えて、ちょっと怖い、新感覚のコメディースリラーです。

カンヌ映画祭で賞を獲るタイプの芸術路線映画ではないものの演技、脚本、映像など全てにおいて質は高いです。

金持ち一家に雇われるために経歴や身分を偽装する貧乏家族をつづったバカ話なのにテンポが良く、意外性のあるストーリー展開のおかげで、話に釘付けにされるはずです。

笑いのシーンを最大限楽しむためにもぜひ映画館で見るべき作品。

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その他の作品

TOKYO!

世界の有名監督が東京を舞台に撮った短編オムニバス映画がこれ。ポン・ジュノ監督も「シェイキング東京」で参加しています。

「シェイキング東京」だけに限らず、ほかの作品も全部笑えて、シュールで面白く、芸術性に溢れる名作揃いです。

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海にかかる霧

「殺人の追憶」の脚本家シム・ソンボとポン・ジュノが共同で脚本を書いた韓国スリラー。監督はポン・ジュノではありませんが、「殺人の追憶」の雰囲気を受け継いだ作品になっていて、まるで実話かのようなリアリティーと臨場感があります。密入国者を乗せた船を舞台に繰り広げられる殺戮の様子は鳥肌ものです。

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