2017/10/07

ブレードランナー(原題BLADE RUNNER)

SFブームに乗っかったら、たまたまマニア受けした作品で、内容自体はつまらなくて眠くなる映画。30点(100点満点)

ブレードランナーのあらすじ

2019年、環境破壊により人類の大半は宇宙に移住し、地球に残った人々は人口過密の高層ビル群が立ち並ぶ大都市での生活を強いられていた。宇宙開拓の前線では遺伝子工学により開発されたレプリカントと呼ばれる人造人間が、過酷な奴隷労働に従事していた。

しかし、レプリカントには製造から数年経つと感情が芽生え、主人たる人間に反旗を翻すような事件が多発する。レプリカントを開発したタイレル社によって安全装置として4年の寿命が与えられたが、後を絶たず人間社会に紛れ込もうとするレプリカントを「解任」する任務を負うのが、専任捜査官ブレードランナーであった。

タイレル社が開発した最新レプリカント「ネクサス6型」の一団が人間を殺害し脱走、シャトルを奪い、密かに地球に帰還した。タイレル社に押し入って身分を書き換えブレードランナーを殺害して潜伏したレプリカント男女4名(バッティ、リオン、ゾーラ、プリス)を見つけ出すため、ブレードランナーを退職していたリック・デッカードが呼び戻される。デッカードは情報を得るためレプリカントの開発者であるタイレル博士と面会し、彼の秘書レイチェルもまたレプリカントであることを見抜く。人間としての自己認識が揺さぶられ、戸惑うレイチェルにデッカードは惹かれていく。

wikipediaより

ブレードランナーは面白くない!

エイリアン」、「エイリアン: コヴェナント 」、「ブラックレイン」、「悪の法則 」、「オデッセイ」などでお馴染みのリドリー・スコット監督による退屈で暇になるSF映画。フィリップ・K・ディックのSF小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を基にした、警察官とアンドロイドの対決を描いたSFドラマです。

1982年公開の映画にして、舞台は2019年。そこではアンドロイドが人間に代わって奴隷労働をこなし、やがて自らの意思や感情を持ち始めます。まさに今で言う人口知能にあたるアイデアを当時から持っていたのはすごく革新的ですね。

一方でそのアイデアをストーリーに上手く適応することができていないのが残念です。暴走したレプリカントと呼ばれるアンドロイドと、彼らを処分する役割を担うブレードランナーのバトルを描いていくのはいいけど、アクション、ユーモア、ドラマチックさに欠けます。

そもそも戦いの規模が小さすぎませんか? アンドロイドが反乱を起こすって人間の世界にとっては結構一大事なのに彼らを追うのがたった一人のブレードランナーって。警察ももっと本腰入れろよって話ですよね。本来だったら軍隊を挙げて取り組むぐらいの深刻な問題なのに窃盗事件ぐらいの優先度なのかなとしか思えませんでしたね。

事の重大さが伝わってこないのはストーリーだけでなく、テンポの悪さも影響しているでしょう。追う側も追われる側もみんな急いでないんですよ。アンドロイドなんて寿命が残りわずかなのになんであんなに暢気でいられるんだよ。

ワンシーンが無駄に長く、会話の掛け合いにもリズム感がありません。それなのにBGMのセンスがないから眠気を誘ってきます。

アンドロイドが無表情なのはまだいいとして、人間たちまで表情に乏しいせいで、見ているこっちまで生気まで奪われるようでした。

そんなアンドロイドの女レイチェルと、主人公リック・デッカードが恋に落ちます。レイチェルはニコリと笑いません。会話をしても弾みません。もちろんギャグも通じません。

それなのにあろうことかキスはもちろん、セックスまでしてしまうリック・デッカードの趣味を疑いますね。アンドロイドとやりたいか?

目を見張るのは空飛ぶ自動車、超高層ビル、巨大な電光掲示板など、表面的な未来ばかりです。中国語、韓国語、日本語などをごっちゃにしたエセ歌舞伎町も登場します。いまだにダメな未来都市型SF映画がこの映画の世界観をパクってますよね。「ゴースト・イン・ザ・シェル」とかね。

未来都市のビジュアルに力を入れているわりにはキャラクターのデザインがダサいんですよ。何度も言うけど、SFは敵キャラが格好良くなかったらダメですよ。ラスボスがこいつですよ。ダメでしょ、こんなの。

なぜかこのおっさんが最後にパンツ一丁で走り回るんですよ。お前は脱ぐ必要ないだろ。

SF映画の困ったところはつまらない作品ほど、一部の深み読み馬鹿たちの間ではカルト的な人気を誇ったりするところです。「メッセージ」とかもそうだし、この映画も例外ではありません。

そしてやれリック・デッカードも本当はレプリカントだったとか、やれユニコーンがそれを象徴してるとか空想を膨らませたうえで、実はこれは哲学的な映画で、壮大なヒューマニティーを描いてるとかほざきだします。

でもね、リック・デッカードがレプリカントだろうがなかろうがつまんないんだよ、この映画。以上。

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>>ブレードランナー2049

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