天気の子はクソつまらない自己中童貞物語!感想とネタバレ

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頭のおかしい高校生が、好きな女の子のために、自己ではなく、東京都民を犠牲にする話。まさかこんな映画で感動したなんていう人いないですよね? 27点(100点満点)

天気の子のあらすじ

映画『天気の子』予報②

高校生の森嶋帆高はある日、家出をし、フェリーに乗って東京に行く。フェリーの中で彼はデッキから落ちそうになっているところをライターの須賀圭介に救われる。そして名刺を渡され、何かあったら連絡をするように言われた。

高校生の森嶋帆高にとって東京は怖い場所だった。街はいかがわしさと怪しい雰囲気で溢れていた。

森嶋帆高がお腹を空かして何時間もマクドナルドで過ごしていると、店員の天野陽菜がハンバーガーをくれた。それが怖い東京で彼が感じた唯一の優しさだった。

仕事を探しても未成年だとして誰も取り合ってくれなかった。そんな中、森嶋帆高はフェリーで知り合った須賀圭介の下に転がり込む。須賀圭介は異常気象や都市伝説などに関するカルト雑誌を運営しており、森嶋帆高はそれを手伝うことになる。

ある日、街でしつこいキャッチに少女が絡まれていた。よく見るとそれはマクドナルドで彼にハンバーガーをくれた天野陽菜だった。

森嶋帆高は彼女を悪質なキャッチから救いだし、それをきっかけに二人は仲良くなった。話を聞くと、天野陽菜は天気を操れる晴れ女だという。

天野陽菜には両親がおらず、弟と二人暮らしをしていた。生活に困っていたのを知って森嶋帆高は、雨降りの日に空を晴らす晴れ女のバイトをしようと提案する。

ネットで仕事を募集したところ思わぬ反響があり、天野陽菜は次々といい天気を望む人々のために働いた。

しかしその行為は天野陽菜の体をむしばんでいた。彼女は空を晴らすために自分の命を犠牲にしていたのだ。

天気の子のキャスト

  • 醍醐虎汰朗
  • 森七菜
  • 吉柳咲良
  • 小栗旬
  • 本田翼

天気の子の感想と評価

ほしのこえ」、「言の葉の庭」、「秒速5センチメートル」、「君の名は。」、「星を追う子ども」などで知られる新海誠監督による、肝心なストーリーが残念で仕方ない、低レベルアニメーション。

コアなファンじゃないとまともに見れない完成度の低さで、また「君の名は。」以前の新海誠監督の悪い癖が出ていました。

唯一の救いは、RADWINPSをはじめとするBGMに使われている音楽ぐらいで、それにしたって残念ながらストーリーがしょぼいので、音楽の良さを最大限引き出せていませんでした。

愛にできることはまだあるかい RADWIMPS MV

前作がバカ売れしたから今回は監督に自由に作らせたんですかね。そうとしか思えないほど、「君の名は。」とは比べ物にならないぐらいひどかったです。

物語は、家出中の男子高校生が東京で、両親のいない女子高校生と知り合い、恋に落ちたものの、実は彼女は天と地をつなぐ天気の子で、降りやまない雨を彼女が止める度に死に近づいていく、という設定になっています。

いわば魔法使いの不思議ちゃんに恋しちゃった童貞高校生の話で、主人公の森嶋帆高の恋愛慣れしていないところや自己陶酔っぷりを強調した気持ち悪いエピソードで溢れています。

「待てよ。これってもしかして俺、女子の部屋に初めて訪問するのか?」などといちいち主人公が童貞アピールしてくるのがうざいですね。

ああいうシーンこそオタクたちの間で共感されるはずだ、と思っているところがまず痛いし、あざといんですよ。

僕、女性との接し方が分からないんですけど、どうしたらいいですか?みたいな男を延々と見せられて誰が喜ぶわけ? 気持ち悪ぅ。

「僕たちは地球の形を変えてしまった」などと大げさなキャッチフレーズを使っている割には話のスケールが小さく、東京の一部の地域で巻き起こる高校生のドタバタ劇を、さも世界規模の話かのように、ものすごくドラマチックでロマンチックに描いていることには寒気がしますね。

よく「人類が滅亡する」などといってほとんどの出来事が大都市の一部の地域で起きるパニック映画とかあるじゃないですか? それと同じくらいの恥ずかしさを感じます。

ほかにも設定のいい加減さにはダメだしせずにはいられません。

  • 主人公の森嶋帆高は両親と一緒に暮らしたくなくて家出中(なんで?)
  • ヒロインの天野陽菜には事情があって両親がおらず、小学生の弟と二人暮らし(だからなんで?)
  • 主人公の森嶋帆高が東京のごみ箱でたまたま拳銃を拾う(東京をどんなとこだと思ってんだよ)
  • 主人公の森嶋帆高が拾った拳銃をずっと携帯し、ときどき発砲する(ただのやばい奴じゃん)
  • 主人公の森嶋帆高が警察に捕まりそうになると、突き飛ばして逃げる、あるいは銃を向ける(ただの犯罪者じゃん)
  • ヒロインの天野陽菜が、雨を止めすぎて体が透明になってきたのに気付く。気づいたときには体が半分くらい透明だった。(気づくの遅くねえ?)
  • 18歳だと思っていたヒロインの天野陽菜は実は15歳だった(大して変わらなくね?)
  • 東京のラブホテルの値段が2万8000円(高くね?)
  • 凶悪犯罪を起こしたくせに森嶋帆高の判決が保護観察処分(司法なめんな)

もうなにからなにまで、なんだよそのエピソードっていうのばかりで、子供が創った空想の話に付き合う親の心境で見るしかなかったです。

アニメファンが喜びそうな神話的な話や環境問題を取り上げているフリしているけど、結局は登場人物を悲劇のヒーローとヒロインにしようしようとしているだけだからね。冷静に見ると高校生が身勝手な使命感と運命を感じてただ迷走してるだけじゃん。

クライマックスシーンなんてもう滅茶苦茶で、森嶋帆高が線路に侵入して走るわ、なぜか仲間に銃を向けるわ、警察を突き飛ばすわ、やりたい放題でしたね。

挙句の果てには天野陽菜にもう一度会えるなら「天気なんて、狂ったままでいいんだ!」などと叫んじゃうし、ただの自己中じゃない? 天気よりも先にお前が狂ってるんだよって。

主人公の心理を翻訳すると、東京都民が洪水で溺れ死んでも俺は知らねえよ、とにかく俺はあの子とセックスしたいんだ!っていうことでしょ?

うーん。東京生まれの僕としてはそれは賛成しかねますね。愛とか語る前に、まず両親を心配させるなよ。犯罪に手を染めるなよ。警察に銃を向けるとかもってのほかだぞ。

そんでもってあそこまでして天野陽菜に会いたいって言ってた奴が、いざ天野陽菜を連れ戻したら、「僕たちはあれから3年間会っていない」ってなんだよ、それ? 会わなくて平気なんだったら最初から連れ戻すなよ。お前のせいで都民の生活環境がビチョビチョになってんだろうが。

都民の中には「もともと江戸時代にはこの地域(東京)は海だったから、ただ昔に戻っただけだよ」って前向きに話してるおばちゃんがいて笑えましたね。どんな理論だよ。お前は江戸時代に生きてねえだろが。お前みたいな奴は恐竜とでも共存してろ。

なにより3年後にあんな頭のおかしい男がヒロインに会いに行っても、まだ相手が当然自分のことを待っているはず、という前提で話が進むのが恐ろしいですね。ストーカーのメンタリティーじゃん。女子高生の心変わりの速さを完全に見くびってるだろ。

あれでラストに天野陽菜が「っていうか私、ほかに彼氏いるし」って言ってくれたら、まだ良かったんですけど、そうじゃなしに、「君の名は。」と全く同じ終わり方したのには唖然としました。新しいもの作る気ないでしょ?

コメント

  1. りゅぬぁってゃ より:

    監督としては「自己犠牲の否定」をやりたかったらしいです。もっと自分本位になってもいいのでは?っての。
    「この映画の要諦は滅私だ」と言った若おかみの真逆の感性なのかな?

    • 映画男映画男 より:

      自己犠牲の否定はいいんだけど、自己中心的な行動はどうかと思いましたね。ただの痛い奴にしか映りませんでした。

      • りゅぬぁってゃ より:

        今年はアニメ映画ラッシュだったので、他にお気に召す作品はあるのかな?
        『バースデー・ワンダーランド』
        『海獣の子供』
        『きみと、波にのれたら』
        『HELLO WORLD』

        その他諸々。

        • 映画男映画男 より:

          ありがとうございます。でも基本的にアニメ映画は苦手なので、話題作が出てきたときしか見ないです。