ほしのこえは恥ずかしい!ネタバレと感想

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新海誠監督の初の劇場公開作品にして、彼を世に知らしめた自主製作映画。オタクが好きそうな要素満載で、アニメオタクじゃない人が見たら恥ずかしくなってくること間違いなしです。38点(100点満点)

ほしのこえのあらすじ

2039年、NASAの調査隊が火星のタルシス台地で異星文明の遺跡を発見し、突然現れた地球外知的生命体タルシアンに全滅させられた。この出来事に衝撃を受けた人類は、遺跡から回収したタルシアンのテクノロジーで、タルシアンの脅威に対抗しようとしていた。

2046年、中学3年生の長峰ミカコと寺尾ノボルに互いにほのかな恋心を抱き、同じ高校への進学を望んでいたが、実はミカコは国連宇宙軍のタルシアン調査隊――リシテア艦隊に選抜されていた。

翌2047年、4隻の最新鋭戦艦と1000人以上の選抜メンバーからなるリシテア艦隊は地球を離れ、深宇宙に旅立つ。離れ離れになったミカコとノボルは超長距離メールサービスで連絡を取り合うが、艦隊が地球から遠ざかるにつれて、メールの往復にかかる時間も数日、数週間と開いていく。地球に残ったノボルは、次第に大きくなるミカコとのずれににいらだちをつのらせる。

wikipediaより

新海誠監督作品のリクエストが止まりません。今回は読者のtkoさんのリクエストです。ありがとうございます。

ほしのこえの感想

秒速5センチメートル」、「言の葉の庭」、「君の名は。」、「星を追う子ども」、「天気の子」などでお馴染みの新海誠監督の個人製作アニメです。正直、ほぼ一人でここまで作り上げるのはすごいです。その根性は賞賛に値します。

ついにアニメも一人で作れる時代になったんですね。そういう意味では多くのアニメーターを目指す若者にこの作品は勇気と希望を与えたんじゃないでしょうか。ちなみに新海誠監督はMAC一台と数本のソフトだけでこの映画を製作したそうです。器用ですね。

ただ、褒められるのはそれぐらいで、肝心のストーリーはダメダメですね。当時はまだ無名だし、お金もなかっただろうし、脚本やストーリーを自分で書かないといけなかったのはしょうがないとしても、もうこれからはせめて脚本は別の人にしたほうが絶対にいいです。

とにかくセリフが会話になってなくて、女々しくて、寒いです。セリフの大半がぼやきか独り言ってはっきり言って見ている人にとってはきついですよ。

雰囲気はエバンゲリオンとガンダムと少女マンガをミックスさせたような代物でした。設定はめちゃくちゃで、日本の女子高生が国連の選抜メンバーに選ばれて、調査隊として宇宙に連れていかれます。選抜メンバーって、スポーツ推薦みたいなノリなんでしょうか。

そんでもって宇宙からメールを送ると、地球から距離が離れれば離れるほど、メールが届くのに時間がかかるそうです。最初は1年ぐらいかかったのが、最後のほうになると8年もかかったりして、テクノロジーが進んだ世界なのか遅れているのか、よく分からない世界になっていました。寺尾ノボルなんて8年経っても同じ機種の携帯使ってたしね。

国連の任務に未成年の高校生を就かせるというのもどうかと思いますが、女子高生、長峰美加子がタルシアンとかいう宇宙人と、いつ死んでもおかしくない命がけの戦闘を日々繰り広げなければならないなんて、アフリカの少年兵と同じじゃないですか。そんな環境で何年も地球に帰れないって国連どれだけブラックなんだよ。

長峰美加子は国連の任務中、常に制服を着ていないといけないらしく、こんな姿でロボットを操縦したりします。これにオタクたちが萌えちゃうんですね。

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どうせだったらピチピチのパイロットスーツを着させるか、ビキニならもっとよかったでしょう。そうしたらフィギュアが売れます。

アニメオタクが好きな作品のタイプってどうしてあんなにパターン化しているんでしょうかね。セリフはポエム調、ストーリーは実らない恋、敵はロボット、主人公は女子学生。それにさえない男子を登場させればOKみたいな風潮をどうにかしてもらいたいです。オタクってなんでも凝り性なんだからストーリーにこそ、こだわらるべきなんですよ。

さて、この映画のラストには名言が飛び出します。画面いっぱいにテロップが出てきて、「私はここにいるよ。」で映画は幕を閉じます。あれでエンディングに青山テルマの曲を流していたら百点満点でした。

コメント

  1. tko より:

    映画男さん、早速の文句ありがとうございました。
    意外にも高評価なのは、一人で作り上げたことに対してですかね?
    でもオタク以外の人から見たら「だから何?」って感じです。
    脚本を別の人に任せた方がいい、まったくその通りだと思います。
    セリフも寒いけど、モノローグですべて済まそうとするのを何とかして欲しいです。
    ただ確かに映像はきれいなので、日本では”聖地巡礼”などというものが流行っております(←くっだらねぇ~)
    まだ批評されていない作品もこれまでの作品に負けず劣らず酷いので、期待しています!笑

    • 映画男 より:

      tkoさん

      高評価ってほどではないですが、一人で作り上げたのは素直にすごいと思います。