ベンジャミン・バトンの数奇な人生(原題 The Curious Case of Benjamin Button)


9点(100点満点)

ストーリー
第一次世界大戦の終結後ベンジャミンは80代で生まれた。母親は出産と共に亡くなり、父親はベンジャミンの姿を見てショックを受け、他人の家の前に彼を捨ててきてしまう。ベンジャミンは黒人の夫婦に拾われ、黒人の家庭で育っていく。最初は長くは生きないと思われていたベンジャミンだったが、やがて歳を重ねるごとにどんどん若返っていく自分に気づく。

文句
ベンジャミン・バトンの一生を綴ったフォレストガンプ風の伝記映画。「人生とはこういうものだ」という教訓染みたことをときどき言うところもフォレストガンプだし、上映時間がやたらに長く、とくに見所がないのもフォレストガンプ。あまりにも長いので映画館で見たら、腰が痛くなることは必至で、家でツメを切りながらとか掃除をしながら見るのに適している。

だいだい2009年になってやっとのこと黒人の大統領が生まれたような国で、第一次世界大戦後に黒人夫婦が白人の子どもを育てるなんてことが世間で許されたのだろうか? まあ、そんなことを言ってもしょうがないか。だってフィクションなんだから。でもフィクションならフィクションでその世界の中で辻褄を合わせてくれないと、視聴者は付いていけない。例えばベンジャミンは赤ん坊の体を持ちながら顔がおじいちゃんという設定で生まれてくるけど、80代で生まれるんだったら、生まれた時点で少なくとも身長160センチはないとおかしくないか? 生まれてくるときは体が赤ん坊で顔がおじいちゃんなのに、死ぬときは顔も体も赤ん坊になって死ぬというのは全く辻褄が合わない。それだったら死ぬときも体はおじいちゃんで、顔だけ赤ん坊というのにしないと。

なぜこれをしなかったのかというと、おじいちゃんのメイクはできるけど、赤ん坊のメイクはできないという技術的な問題でしょうね。今のメイクアップ技術だと、どう頑張ってもブラットピットを10歳若返らせるぐらいが限界で、またブラッドピットを若返らせるためにやることといったら髭を剃って、目をくりくりさせるのがやっとというのが笑えましたね。

それにしてもつまらない映画でした。ハリウッドはつまらないのが芸術だと思っているふしがあって、アメリカ制作で、お金がかかっていて、有名俳優がでているつまらない映画がいつもオスカーを獲るので、今回もこれがオスカーを根こそぎ持っていくような気がします。それで主演男優賞はブラッドピットって最初から全部シナリオができているんじゃないでしょうか? あーあ、いやだいやだ。

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コメント

  1. gatinha より:

    CMみておもしろそうだと思ってたけど…DVD出てた時に家で爪を切りながら観ます。

  2. eigaotoko より:

    gatinhaさん 
    コメントありがとうございます。そうですね、DVDで見ればいいと思いますよ。買わないで、借りたほうがいいですね。そっちのほうが損がないですよ。

  3. とーたるりこーる より:

    CMみてつまらなそうだと思っていましたが、映画館で見てその悪寒は的中。しかもご指摘通り無意味に長い。

  4. Soul sleep より:

    はじめまして。ベンジャミンバトン、絶賛しているブログが
    多くて、みんなどういうことだ?と不愉快に思っていたら
    eigaotokoさんのブログを見つけました。あーすっきりしました!
    そうですね、確かにDVDレンタルでいいです。
    フォレストガンプからずいぶんたったから、みんな忘れてると
    思ったんでしょうかね?2番煎じの映画で私もがっかり
    しちゃいました。。
    しかし、100点満点中9点か。私はそこまで悪くなかったんですが、可もなく不可もなく印象に残らない映画で、なんとも点数が
    つけられなかったです。。
    では今から他の批評も読ませていただきます★

  5. eigaotoko より:

    Soul sleepさん
    本当にしょうもない映画でしたね。 ベンジャミンって名前がなんかもうむかつきますよ。ブラッドピットとケイト・ブランシェットのコンビももういいです。