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映画ブロンソンは完成度の高い不快な作品!感想とネタバレ

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bronson

英国で最も恐ろしい囚人として知られるチャールズ・ブロンソンことマイケル・ピーターソンの半生をつづった刑務所ドラマ。

イギリス特有のブラックユーモアに残酷な暴力シーンを交え、執拗なまでに無意味なトラブルの数々を映し続けるストーリーに苛立たされること間違いなしの一本。41点(100点満点)

ブロンソンのあらすじ

郵便局を襲ったマイケル・ピーターソンは逮捕され、懲役7年の刑を言い渡されて刑務所に収監された。

わずか69日間だけの出所期間中、リングネーム “チャールズ・ブロンソン”名義でアンダーグラウンドのボクサーとして小遣い稼ぎをしたものの、宝石強盗をしたため再び刑務所戻り。刑務所内でも暴力など 問題を続けざまに起こし、結局30年もの時間を刑務所で過ごすことになってしまうのだった。

シネマトゥディより

読者のreddkawaさんのリクエストです。ありがとうございます。

ブロンソンの感想

ネオン・デーモン」、「オンリー・ゴッド」、「ドライヴ」などで知られるニコラス・ウィンディング・レフン監督による刑務所ドラマ。

見ていて心地よい映画がある一方で、とにかく不快な思いにさせる映画があります。またそれが監督の狙いだったりしますが、この映画もまたその部類の映画ですね。

手の付けられない囚人を描くときに美化せずに、視聴者に不快を与えるという選択はむしろ正しいのかもしれません。この映画を見て、少なくとも主人公に憧れを抱くような人間はなかなか現れないでしょう。よっぽど精神がいかれてない限りは。

主役を演じたトム・ハーディの名演もあって、リアリティーは抜群でした。ユーモアやリアリティーがあって、芸術要素も含まれている。演出も演技も上手い。それなのに人には決して勧めたくないのが不思議です。

やっぱり見ていて気分が良くないからですかねぇ。そういう意味では一部で指摘されている「21世紀の【時計じかけのオレンジ】」という紹介の仕方は実に的を得ていると思います。

僕にとっては「時計じかけのオレンジ」も不快なだけで、不快感が全てのプラス要素をマイナスに変えてしまうから、嫌な印象しか持っていません。この映画もちょうど同じような印象が残りましたね。

Charles-Bronson

といっても、チャールズ・ブロンソンことマイケル・ピーターソンが残した数々の伝説は目を見張るものがあります。ざっと挙げるとこんなことがあったようです。

  • 素手で鉄の独房のドアを曲げた。
  • 1日やる腕立て伏せの数は3000回。
  • 地下格闘技で闘犬と試合をして、素手で殴り殺した。
  • 刑務所内からフィットネス本を出版している。
  • 叔父が市長だった。
  • これだけ滅茶苦茶なのに2度も結婚してる。
  • 郵便局に強盗に入り、26.18ポンド奪って7年の実刑。

どれも自慢するようなことじゃないですが、とにかくかなりのアホみたいですね。 すでに60歳を超えているので、長い独房生活のせいもあって現在では陽の光に当たると頭痛がしたり、目がまともに見えなかったり、と相当体にボロが来ているそうです。

こういうタイプは体力がなくなったら、急にシュンとしちゃいそうですね。それとも死ぬまで喧嘩をして、トラブルを起こし続けるのでしょうか。

この映画が描くべきだったのはむしろ老年期になったときのチャールズ・ブロンソンです。

若いときに威勢がいいのは分かるけど、あれだけ滅茶苦茶やってた男が自分の老化とどう対峙するのか。そこにこそなにか人間性や新たな発見があるのではないかという気がします。もし続編ができたら不快と分かってはいてもついつい見ちゃうでしょうね。

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