とらわれて夏 (原題LABOR DAY)

labor_day

39点(100点満点)

ストーリー

9月初めのレイバーデーの連休が迫る、アメリカ東部の閑静な町。シングルマザーのアデル(ケイト・ウィンスレット)とその息子である13歳のヘンリー(ガ トリン・グリフィス)は、逃亡犯のフランク(ジョシュ・ブローリン)と出くわしてしまう。絶対に危害は加えることはないという言葉を信じ、アデルは彼を自 宅にかくまうことに。やがて、家や車を修理し、料理を作り、ヘンリーに野球を教えるフランクに安らぎを覚え、魅了させられていくアデル。そして、人生を大 きく変えかねないほどの重大な決意をする。

シネマトゥディより

文句

ケイト・ウィンスレット扮するバツイチのお母さんがジョシュ・ブローリン扮する脱獄囚とイチャイチャするだけの映画。焦らして、もったいぶるわりには特になにも起こらず、不完全燃焼で終わっていく、物足りない一本。

まず、刑務所から脱獄してきて、脅迫交じりに家に住みこんできた男に女が惚れるのか、というのが一番のひっかかりでした。昔から知り合いだったらまだしもね、今さっきスーパーで会ったばかりの男に惚れるなんて、お母さんどうかしてるよ。いくら孤独を感じてたからといっても、大人ってそんな簡単に人のこと好きにならないでしょうに。

まあ、そこを言っては話が進まないので目をつぶりましょう。たまたまスーパーで出会ってしまった脱獄囚がワイルドで、生活を共にしてみたら実は優しい男だったので、ホロッときた。もう息子を連れてこの男とカナダに行ってしまおう。そうしたら新しい人生が待っている、などと3人は逃亡の計画を立てます。そして男とお母さんが徐々に距離を縮め、やがてお母さんが男に寄り掛かったり、部屋でコソコソ話を始めたり、リビングでダンスをしたりと、いつの間にか完全にできちゃってるんですが、肝心な二人のセックスシーンが省かれており、拍子抜けしました。あれだけじらして、期待させて、子供を外に何度も行かせたのに、二人の交わる姿はなにも見せない構造になっていて、これを見ていて、ケイト・ウィンスレットが何かのインタビューで「もうヌードシーンはやらない」などと言っていたのをふと思い出しました。なんかさみしいですね、今まで脱いでた人が脱がなくなるってのは。がっかり、というより寂しかったです。破天荒だったロックンローラーが急に落ち着いちゃったような、 一人の人間の路線変更の瞬間を見てしまった、という感じがします。

さて、脱獄囚とお母さんは散々イチャイチャしたせいか、カナダ行きをグズグズしているもんだから、警察の捜査の手が押し寄せてきます。終盤は誰もが予想するだろう、そのまんまの展開になります。そしてラストにかけては、どこか「愛を読む人」を彷彿させるようなところがありました。そういえば「愛を読む人」、「リトル・チルドレン」のケイト・ウィンスレットはすばらしかったですね。この映画はただ、ストーリー性や完成度はそれらの足元にも及ばないでしょう。もうあの頃のケイト・ウィンスレットは戻ってこないのです。

とらわれて夏の英語の名セリフ

今日のおすすめ映画

ケイト・ウィンスレットがとにかくエロい映画。

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