リトル・チルドレン(原題 Little Children)


71点(100点満点)

ストーリー
性犯罪で服役していたロニーが出所し、街に戻ってきたというTVニュースから物語りがスタート。ドキュメンタリー作家として地位を築いている妻を持つブラッドは、司法試験の勉強をしながら主夫をしている。ある日彼が子供を連れて公園を訪ねると、主婦のサラに話しかけられる。二人は知り合ったその日にひょんなことからキスをしてしまい、そのことがきっかけでお互いを意識するようになる。旦那との関係が冷え切っているサラに対し、ブラッドも無職の自分をお荷物のように扱う妻に不満を抱いていた。そんな二人が一線を越えるのはもはや時間の問題だった。一方、出所したばかりのロニーは、噂が広がりすぎて外もろくに歩けないような日々を送っていた。夜中には誰かがスピーカーを持って家にまで抗議しに押しかけてくる。暑い日にプールに行けば、プール内の人々が全員気味悪がって外に出てしまう。そんな環境の中で唯一頼りになるのは最後まで自分を信じて愛してくれる母親だった。しかしその母親でさえある日心臓発作で倒れてしまい、ロニーは路頭に迷うことになる。

感想
期待しないで観たら、意外に面白かった映画。意表を付くのが上手く、ストーリーを視聴者に読ませない。何が正義で何が悪かを分かりやすく提示したり、良い人、悪い人といった単純なキャラ作りもない。それどころかみんなどこか壊れていて、変な人なのである。今の時代そのほうがよっぽど現実っぽい。有名になっても体当たりの演技を続けてくれるケイト・ウィンスレットはいい女優ですね。カメラの前で服を脱ぐことなんてなんでもないわ、といったプロの自信が感じられます。普通の主婦から、突然びっくりするぐらい綺麗になったりする、あの魅力は一体なんなのか。セックスシーンも良かったですねえ。雨に降られて、服がビショビショになり、洗濯しているときに、という設定がエロかったです。

性犯罪者ロニーもいい仕事してくれました。細くて、小さくて、禿げてて、いかにも露出趣味とかありそうな、痴漢とか好きそうなあの風貌がすごい。そんなロニーと、精神に病を抱える鬱っぽい女の子がデートするという発想が最高だった。せっかくデートが上手くいきそうだったのに、最後に車の中で彼女の前で突然オナニーしたりなんかして、自分でダメにしてしまうところがまたロニーらしかった。ほんと、ダメな奴ってとことんダメなんだなぁ。 

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70点台の映画ハリウッド映画
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コメント

  1. アヤ より:

    はじめまして。
    私はこの映画は観た後にジワジワと来てじょじょに好きになった一つです。大人がみんな子供みたいで、一番子供みたいなロニーだけ頑張って大人になろうとしていたのが何か切なかった、、、。
    ブログをお気に入りにリンクさせてくださいね。
    もしよかった私のブログにも遊びに来てくださいね☆

  2. eigaotoko より:

    アヤさん
    コメントありがとうございました。リンクぜひよろしくお願いします。こちらもリンクしておきますね。これからも暇なときに読んでください。