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映画ニュースの天才 ネタバレ 小保方 評価 実話

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65点(100点満点)

ストーリー

“THE NEW REPUBLIC”誌編集部で最年少のスティーブン(ヘイデン・クリステンセン)は次々と特ダネを発表。だがある日編集長のチャック(ピーター・サースガード)は彼の書いた記事に疑問を感じ始める。

シネマトゥディより

読者のテヨンらぶさんのリクエストです。ありがとうございます。

文句

“THE NEW REPUBLIC”誌記者によるねつ造事件を基にしたミステリー要素満載のドラマ。一見育ちがよく、素直で、正直そうな青年記者スティーブンが社内で好感度を得たのをいいことに、次々とねつ造をやらかしていく、気持ち悪い話で、スティーブンの人格崩壊ぶりを楽しむ映画。

最近、小保方晴子のねつ造問題などとストーリーが若干かぶるとして、この映画が密かに話題になっているようです。確かにねつ造してしまった本人と、それをチェックしなかった共同作業者たち、そして権威のある機関が事実を確認を怠る初歩的なミスを犯した、といった面では内容が似ていますね。

スティーブンは世渡り上手で、会社にすぐに溶け込み、社員たちにも好かれている。話も面白いので、人を惹きつけます。それらの要素を仕事にも積極的に取り入れて、ストーリーを考え、事実をでっち上げて記事にする、というおそよ普通の精神状態と思考回路じゃできないことをしでかします。年齢が若いというだけでなく、精神的に幼稚な男で、嘘を嘘で上塗りしていっても相手は信じてくれると思っているアホさ加減が救いようがありません。

ただ、この手のタイプは結構いますね。ブラジルなんて死ぬほどいますよ、これぐらいバレバレの嘘つく人。この映画を見ていて編集長チャックのスティーブンに対する扱い方が下手だな、と思ったのは嘘だと確信しているくせに、理詰めで攻めてスティーブンに自ら嘘を認めさせてあげるような逃げ場を作ってあげないことです。「集会はどこであったんだ? そこには何人いたんだ? ディナーには何人参加したんだ?」などという尋問に一体何の意味があるんでしょうか。それより、「もういいよ、本当のこと言えよ、注目を浴びたくて、話を想像で作っちゃったんだろ?」と本人が認めやすいように導いてあげて、後でシビアに首を切ればいいのです。じゃなかったら、もっと嘘つくだけなんだから。

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左が実在のスティーブン・グラス

映画自体はうまくできているし、そこそこ楽しめます。描写の仕方も特に嘘っぽくないし、自然でした。クロエ・セヴィニー演じるスティーブンの同僚ケイトリンだけは許せませんでしたけど。必ず職場にいますよね、ああいう感情で仕事する女。仲間意識の高い人。事実を見つめようとせず、首にするのは可哀想だからとか言い出すやつ。回りを巻き込んで派閥を作る輩。僕だったらスティーブンより真っ先にケイトリンを首にしますね。

物語もラストを迎え、エンディングロールが流れるときになって、スティーブンのその後がテロップで説明されます。そこで「(映画公開)現在、彼はニューヨークに住んでて、2003年には、記事をねつ造する野心家のジャーナリストを題材にした最初の小説を出版しました」などと書かれてたのが笑えました。こりてねえんだな、こいつは。

今日のおすすめ映画

嘘つきの映画といったこれを思い出します。

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