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BLUE/ブルーは退屈でつまらないボクシング映画!ネタバレ感想

この記事は 約4 分で読めます。

記憶に残らないボクシング映画。大したハプニングがなく、終始話が同じトーンで進んでいく、数あるボクシングストーリーの中でもつまらない部類に入る作品です。27点

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BLUE/ブルーのあらすじ

プロボクサーの瓜田は、真面目に練習し、研究熱心ではあるものの、才能はなく、試合では負けてばかりだった。それに対し、後輩の小川は順調に勝ち続け、日本チャンピオンが手の届くところまで来ていた。

小川には同棲中の千佳がおり、瓜田は千佳に片思いを抱いていた。なにもかも小川は瓜田の欲しい物を手に入れていたのだ。ところがある日、小川の体に異変が起こり、選手生命が脅かされていく。

BLUE/ブルーのキャスト

  • 松山ケンイチ
  • 木村文乃
  • 柄本時生
  • 東出昌大
  • 守谷周徒
  • 吉永アユリ
  • 長瀬絹也
  • 松浦慎一
  • 松木大輔
  • 竹原ピストル

BLUE/ブルーの感想と評価

【読者のタツヤさんのリクエストです。ありがとうございます。】

ヒメアノ~ル」、「犬猿」、「愛しのアイリーン」、「さんかく」、「麦子さんと」でお馴染みの吉田恵輔監督によるボクシングドラマ。

同じボクシングジムの先輩と後輩、そして後輩の恋人との三角関係や選手生活を淡々と描いていて極めて退屈な作品です。

ボクシングを取り巻く人たちの人生をもの悲しげにつづっているのが特徴で、いつまで経ってもコメディにしたいのか、恋愛にしたいのか、スポ根にしたいのか方向性が見えてこなかったです。

ゴリゴリのボクシングドラマを描くには俳優たちのボクシング技術や役作りに本気度が感じません。松山ケンイチが痩せたなあ、ぐらいの感じで、柄本時生、東出昌大も含めて大して筋肉はついてないし、ボクサーの体には仕上がっていないです。「百円の恋」の安藤サクラ並みの役作りができたらいいんですけどねえ。

そもそもボクシング映画って出尽くした感がありますよね。興行では「ロッキー」には到底敵わないだろうし、女子ボクシング映画も「百円の恋」や「ミリオンダラー・ベイビー」をはじめすでにいくつもあるし、今からインパクトを残すのは難しいですね。「あゝ、荒野」だってつまらないもんね。

そんな難しいジャンルにわざわざ飛び込んでいったのに特に何も見どころとなる要素がないんですよ。アイデア不足、準備不足ですね。

この映画の場合、決して才能に恵まれているとはいえないボクサーたちの選手生活にフォーカスしているんだけど、リング外のドラマを中心にしていくかと思いきや結構ボクシングシーンに重点を置いています。その割には迫力がないし、特に登場人物にバックストーリーがないから選手を応援したくもなりませんでした。

バックストーリーがあるのはパンチドランカーになりかけている東出昌大扮する小川ぐらいで、ボクシング熱はすごいけど試合には弱い松山ケンイチ扮する瓜田なんてただの優しい青年っていう印象しかないです。

悲しさ、悔しさ、虚しさ、それでもボクシングを捨てられない男たちの背中をリアルに描きたかったようなんだけど、それにしてもアップダウンもないし、振り切れてないですよね。どうせならもっとふざけるか、もっと絶望的な終わり方にするか、やれたことがまだまだあったんじゃないのかと思います。

リアリティーはまあまああるんですよ。厳しいボクシングの世界で、メディアはチャンピオンばかりを取り上げるけど、現実は日の目を浴びずに終わっていく選手がほとんどです。だからあえてそういった選手をピックアップしたのはいいものの、じゃあ何を見せるんだっていうときに弱い選手のひたむきさとか、ボクシング愛だけでは映画としては弱いんですよね。

どうせならそれぞれがどんな生活を送っているのかをもっと切り込んで行く必要があったでしょう。家庭事情とか、育った環境とか、家族構成とか何も見えてこないもんね。

三角関係のストーリーを膨らませていくのかと思いきや結局なにもなかったし、いろいろと思わせぶりなのもいけません。木村文乃のキャラもただただ彼氏の心配するだけで、ほかにやることないのかよっていうぐらい暇人なのが笑えますね。あれで浮気もしないんだったらストーリー上、特に必要ないですよね。

あの子の心配の仕方がまたうざいんだわ。「ねえ、本当に大丈夫?」、「これって会長に相談したほうがいいのかな?」、「瓜ちゃん(先輩)からも言ってあげてよ、辞めろって」。分かるかなあ、この人任せな心配の仕方。

彼氏に肩を揉んでって頼んだらボケて胸を揉んできたのに笑いもしないんですよ。

「ちょいちょい、揉むのは肩だって」

そりゃあ真面目な顔であんなリアクションされたら誰だってパンチドランカーになりますよ。ボクシングやってなくてもなるよ。

 

コメント

  1. きのこ より:

    「スポーツ映画」は構造的に、「アスリートの肉体的パフォーマンスを、役者の演技では再現できない」という弱点がある。
    従来のスポーツ映画はその弱点を「人間ドラマ」で誤魔化してこれたけど、格闘技その他のスポーツがネット配信で身近になる事で、いい加減ワンパターンな「ドラマ」による誤魔化しが通じなくなってきている印象。
    「ドラマ」中心にしちゃうと、ぶっちゃけ扱う題材がそのスポーツじゃなくても成立してしまう、例えばパティシエを目指す若者、とかでも。
    ボクシングをちゃんと描きたいなら、ボクサーは本職使って主人公をレフリーや指導者にするとかいった軸の変更とか思いつかんのか?と。

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