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エターナルズがつまらない理由を詳しく解説します!ネタバレ感想

この記事は 約6 分で読めます。

ヒーローアクションよりもMCUにおける宇宙や人類の歴史に焦点をおいてしまった外れ映画。ジェンマ・チャンが主演なのに予告や宣伝では全然彼女推しじゃないし、アンジェリーナ・ジョリーの映画だと思って騙される人も少なくないはずです。18点

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エターナルズのあらすじ

紀元前5000年、エターナルズと呼ばれる種族がアリシェム・ザ・ジャッジの命令によって惑星オリンピアから地球へと送られる。エターナルズに課せられた使命はディヴィアンツから人類を守ることだった。それから何千年もエターナルズはディヴィアンツの攻撃から人類を密かに守って来たが、それ以上の介入は許されなかった。

1500年になってディヴィアンツを一掃すると、エターナルズはそれぞれ別の道へと進み、静かに暮らしていた。時は過ぎ現在のロンドンでセルシとスプライトは一緒に暮らしていた。セルシは500年前にかつてのパートナーのイカリスと別れ、人間のデイン・ウィットマンと交際していた。

ある日、三人の前にディヴィアンツのリーダーのクロが現れると、どこからともなくイカリスが登場し、クロを追っ払うことに成功する。この事件をきっかけにセルシ、スプライト、イカリスはエターナルズのメンバーを探しに行き、再結成を試みる。

エターナルズのキャスト

  • ジェンマ・チャン
  • リチャード・マッデン
  • クメイル・ナンジアニ
  • リア・マクヒュー
  • ブライアン・タイリー・ヘンリー
  • ローレン・リドロフ
  • バリー・コーガン
  • ドン・リー
  • サルマ・ハエック
  • アンジェリーナ・ジョリー

エターナルズの感想と評価

ノマドランド」で世界的な評価を得たクロエ・ジャオ監督による、マーベルのヒーロー映画。いろいろな面で挑戦はしているものの、詰め込みすぎて肝心なマーベルらしさを失っている作品。

ストーリーやキャラクターがごちゃごちゃで、2時間40分ずっと説明や講義を受けている気分になるつらくて長い話です。マーベルのブランドがあるからまだ見る人がいるだろうし、興行面でもそこそこ売れるでしょうが、マーベルじゃなかったら大惨事になっていてもおかしくないです。

アジア人女性を監督に起用した、アジア系女性をヒロインにした、聴覚障害を持つ女性と韓国人と黒人のゲイのヒーローを登場させた、という面においてディズニーにしてはかなりチャレンジしたほうじゃないでしょうか。

それと短いけれど、MCUではおそらく初となる濡れ場まであって、お?となりました。そういう意味では多様性とやや大人向け路線を打ち出したのが伝わってきました。

ただ褒めるところはそれぐらいで、あとはもうなんだか全体的に無駄と混乱が溢れる内容になっています。

MCUはこれまで「アイアンマン」から始まってキャラクターごとの単体作品を一つ一つ出してはすでに登場済みのキャラクターと新しいキャラクターを徐々にミックスしながら視聴者に紹介してきた経緯がありますが、本作は大勢の未公開キャラを一挙登場させてしまっています。

いわば「アベンジャーズ・インフィニティー・ウォー」や「アベンジャーズ・エンドゲーム」のようなヒーロー全員集合作品を誰も知られていない段階でいきなりやっちゃっているんですよ。

馴染みのキャラがいない中、視聴者は当然ひとりひとりの登場人物にどんな能力があって、どんなバックグランドがあるのか知る必要があります。

にも関わらず、ちゃんとしたバックストーリーがあるのはヒロインのセルシとイカリスぐらいなものです。その他大勢は能力こそ見てれば分かるものの、基本的には「ところで誰、お前?」なわけなんですよ。

それも時間の関係上、ほとんど出番もなく前半から中盤で死んでいく者もいれば、後半になってからやっと登場し始める者までいて脚本うんぬんよりも、もっとそれ以前にストーリーを設計する時点でミスってるのが分かります。なんならメンバーの数はあの半分でもいいよね。

たくさんのメンバーがいるものの、重要なのはセルシとイカリスぐらいなんですよ。アンジェリーナ・ジョリー扮するセナですらいらなかったんじゃないの?と思うほどでした。つまりかなりキャストの無駄遣いをしてるんですよ。そもそもエターナルズって不死の種族だと思ってたんだけど、なんで死んじゃうんですか?

過去と現在の時間の飛び方が雑すぎて、紀元前から現在まで行ったり来たりするっていくらなんでもやりすぎだよね。いきなり500年後とかの話されてもね。

ヴィランと戦っているシーンよりも会議室みたいなところでずっとエターナルズが延々とディスカッションしているシーンのほうが多いのもダメですね。エターナルって会議が果てしなく続くって意味なんですか? 

ストーリーの説明がいちいちフェーズ3からの辻褄合わせの言い訳みたいだったのも笑えますね。なんでお前らはもっと早く出てこないんだよ?っていう突っ込みどころを「だって我々は人間の争いには介入するなって言われてるんもんで」などとご都合主義で交わしていくのはさすがです。

エターナルズたちのコスチュームもダサダサだし、空を飛んで目からビームを出したりするので途中から「Xメン」を見ているのかなんなのか分からなくなってきました。

ヴィランがクリチャーだからMCUっていうよりも「モンスターハンター」の世界みたいだったし、ほんとただのモンスター映画って感じですね。世界観がまるで違うので抵抗を覚えた人も少なくないはずです。

敵をクリチャーにしたことによってドン・リーの良さが全然引き出せてなかったのに気づいたでしょうか。相手が人間や超人だったらまだ筋肉バトルが光るんですよ。でもクリチャーだったらサイズ感も全然違うし、ドン・リーが暴れても迫力がないんですよ。だってクリチャーのほうが全然でかいんだから。韓国の大人気俳優なのにフェードアウトするのが早すぎるし、彼についても上手く活用できていないと言う意味では無駄なキャスティングでしたね。

いっそのこと同性愛キスシーンとか、ヒロインのラブシーンなんていらないからどうせならドン・リーとアンジェリーナ・ジョリーのお姫様抱っこからのキスシーンでもあったらまだ救われたんじゃないかなぁ。

マーベルが上手いのはこれだけつまらなくてもおまけシーンがあるからみんな最後まで帰れないっていう戦略が機能しているところです。おまけシーンを見ないと話についていけないように作ってあるし、むしろおまけシーンが本編を越えてるじゃん、っていう作品すらありますよね。本作がそうです。

>>エターナルズのエンドクレジットおまけシーンの意味解説

コメント

  1. きのこ食べ過ぎ より:

    何というか、俺は「普通のカレー」が食べたいのに、意識高い系の彼女が作った大豆ミートや変なアフガニスタン製のスパイス、有機栽培というだけで特に旨味も無いような野菜がドッサリ入った「意識高いカレー」を食わされた様な感じ。

  2. ダダリオ より:

    私としては映像表現として面白かっただけで高評価なんですが冷静にお話としてはツッコミどころ満載なんで低評価なのも納得です。
    なんで人類の科学に神が関わってんねん(特に原爆)て思いますし。

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