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紅の豚は男目線の妄想映画!感想とネタバレ

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この記事は 約5 分で読めます。

豚が精一杯格好つけて飛行機を乗り回して少女をはぐらかす映画。男の自分勝手なファンタジーにもほどがある話です。56点

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紅の豚のあらすじ

イタリアの退役軍人パイロットのポルコ・ロッソは空賊を退治し、市民を守ることで賞金を稼いで暮らしていた。

ある日、ポルコ・ロッソは依頼を受け、マンマユート団を撃退するために飛行艇に乗った。

マンマユート団はチャーター船を襲い、大金と大勢の少女たちを人質として連れ去っていった。

ポルコ・ロッソはたちまちマンマユート団の飛行機を撃ち落としたが、決して相手を殺すことはしなかった。それどころかいくらか金も残して相手を逃がしてやるのだった。

そんな英雄気取りのポルコ・ロッソのことを空賊連合は良く思っていなかった。そこで彼らは仕方なくアメリカ人パイロットのカーチスを雇い、ポルコ・ロッソを倒してもらおうと企んでいた。

ポルコ・ロッソが昔馴染みのジーナが営むホテル・アドリアーノのバーを訪れると、そこにはカーチスがいた。二人は初対面だったが、軽く言葉を交わしただけでお互いが誰なのかよく分かっていた。

ある日、ポルコ・ロッソがミラノに飛ぶと、カーチスが空で待ち伏せていた。エンジンが不調だったこともあり、ポルコ・ロッソはもろにカーチスの銃弾を機体に浴びてしまう。

そのせいでカーチスは鬼の首を取ったように得意気になった。一方のポルコ・ロッソは、ボロボロの飛行艇をミラノの工房に持って行って修理してもらうことにした。

ポルコ・ロッソは工房の主人公の孫娘フィオの熱意に押されて設計を彼女に頼むことにした。

やがてポルコ・ロッソが生きていることを知った空賊連合の連中は彼の後を追ってくる。

紅の豚のキャスト

  • 森山周一郎
  • 岡村明美
  • 加藤登紀子
  • 桂三枝
  • 上條恒彦

紅の豚の感想と評価

崖の上のポニョ」「風立ちぬ」「となりのトトロ」「風の谷のナウシカ」「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」「もののけ姫」「天空の城ラピュタ」「魔女の宅急便」などでお馴染みのジブリ製作、宮崎駿監督による大ヒットアニメ作品。イタリアを舞台に豚の姿をしたパイロットが空賊と戦ったり、女に惚れられたりする様子をキザに描いた男目線のストーリーです。

上映時間が1時間30分ほどなので、サクッと見れる映画ではあります。豚が敵のことをチキン野郎って呼んだり、意表をついたところで笑いを取りに来たり、なにかとコミカルだし、序盤からシリアスになるような状況もユーモアを込めて描いているので、気軽に見れます。

大ヒットするほどの映画かどうかは謎だけど、まあ最後までは見れるアニメ映画ですね。ほとんどのアニメがそのレベルにすら到達していないことを考えると、良作なのかなぁ。

その一方でストーリー性は薄いし、今見直すと、結構滅茶苦茶な設定になっているのに気付きますね。

まず、ジブリ映画の中でも西洋が舞台だったり、西洋をモチーフにした世界だと、どうしても違和感が出ますよね。

この映画なんて冷静に考えたらイタリア人が全員日本語喋ってるんだから、その時点でおかしいよね。

それもイタリア人だけじゃなくて、アメリカ人まで出てきてやっぱり日本語で喋ってるもんだから、登場人物がイタリア人であるか、アメリカ人であるかに意味がなくなってるんですよね。

試しにイタリア語吹替で見てみてください。アメリカ人もやっぱりイタリア語喋ってるから。つまるところアメリカ人が出てくる必然性がないっていうことなんですよ。

挙句の果てにはなぜかジーナが歌うときに限ってフランス語の歌を歌ってるからね。あそこはイタリア語だろって。

主人公が豚である、というファンタジー路線は特に気にならなかったんですが、それに対しておっさんの豚が17歳の少女を振り回す、という少女愛路線は当時は良くても今だとアウトでしょう。

ほかの登場人物は一切年齢に触れないのに少女フィオだけは17歳というのを強調しているのも、宮崎駿の性的ファンタジーなのかなぁと思ってしまいました。

フィオの祖父が何度も「フィオには手を出すなよ」って念を押すのもわざとらしいし、彼女を性の対象としているなによりの証拠ですよね。

そもそもフィオが豚についていく理由が全くないじゃないですか。フィオが一緒に来たら豚にはなんのメリットがあるの? なんで家族も「行ってこい、行ってこい」みたいなノリでそれを許すんだよって話だし、あそこの箇所は本当とんでもない展開だよね。

豚はおそらく宮崎駿本人でしょう。豚はマダムからも、少女からも惚れられているけど、決してどちらにも手を出さずに硬派を気取ります。そしてそんな自分に酔いしれてるかのような気配すらあって、少女からキスされたら顔を真っ赤にしてしまうって結構気持ちの悪い話ですよね。

もしかすると、人間だと不道徳になるから、そこをあえて豚にしたんですかね。豚だったら許されるかもっていうことで。

17歳の少女に本気で照れてしまうおっさんのことを実社会では「気持ち悪い」と嫌悪感を示す世の女性たちの多くも、この豚にはなぜかそういう気持ちを抱かずに見ているだけでなく、下手したら感動までしちゃってるのが不思議でなりません。

17歳のフィオとの結婚を賭けて勝手に豚とアメリカ人パイロットが戦い出したり、結構男都合の暴走ファンタジーですよね。「もし俺が勝負に勝ったらお前と結婚するからね」ってもはや児童婚だからね。フェミニストたちはなんで怒らないの?

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コメント

  1. 通りすがり より:

    宮崎駿自体が「公認されたロリコン」だから。
    ポランスキーとかウデッィ・アレンみたいにリアル世界でロリに手を出さない限り、作品内で好きな様に「理想のロリ世界」を描いても許される立場。
    作品自体は、似非ヨーロッパ気取りの田舎の喫茶店みたいな印象。

  2. より:

    17歳は宮崎駿のストライクゾーンではないだろ
    あとロリコンの定義は13歳以下だからな?
    言葉は正しく使え

    • 通行人A より:

      17歳はまだ未成年だし、おじさんが恋愛対象にするべき相手ではないからロリコンって言葉使ってもおかしくないと思います

  3. 名無し より:

    時代設定的に年齢に違和感は無い。そしてここまで解析してまで非難する映画ではない。頭空っぽにして見る娯楽作だと認識している。

  4. Strv183 より:

    とりあえずジブリファンに喧嘩売るのやめてもらっていいですかね?
    まぁ逆張りが仕事だからやめないだろうけど。
    一言で言えば「痛い」
    作品に何を求めているのかよくわからないし、仮に求めているのが理屈ならしょうもないの一言。

    • nanase より:

      ただ文句が言いたいだけのサイトに何言ってんだ
      管理人のおじさんはそろそろ中二病は卒業しないと痛いのは確かだが