BIRD BOX/バード・ボックスは無責任なSF!感想とネタバレ

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突っ込みどころ満載のへなちょこホラー。サンドラ・ブロックに頼れば大丈夫でしょ感が出まくっている駄作です。27点(100点満点)

BIRD BOX/バード・ボックスのあらすじ

音だけの世界で、人を信じることができるか? 『BIRD BOX/バード・ボックス』

マロリーは二人の子供にボートに乗って川を下ることを告げる。しかし絶対に目隠しを取ってはいけないと厳しく言い聞かせる。さもなければ死んでしまうと。

5年前、マロリーは子供を妊娠していた。マロリーは姉のジェスと共に病院を訪れると、突然患者の一人が自殺を図ろうとしたかと思うと、ほかの人たちまで急におかしな行動を取るようになり、辺りはパニックに陥った。

ロシアでは原因不明の集団自殺が流行していた。アメリカにも同じことが起きたのだと知ったマロリーはジェスと一緒に車で逃亡を図ろうとしたが、姉は運転中に何かを見てしまい、その途端自動車を自ら衝突させてしまう。

それによってジェスは死亡したが、マロリーはなんとか民家に逃げて一命を取り留めた。民家には数名の避難者がいた。彼らはやがて外を見ると自殺に駆り立てる何かに感染してしまうことを突き止め、外の光を遮断し、外出するときには目隠しを強いられることになる。

BIRD BOX/バード・ボックスの主なキャスト

  • サンドラ・ブロック
  • トレヴァンテ・ローズ
  • ジャッキー・ウィーヴァー
  • サラ・ポールソン
  • ジョン・マルコヴィッチ
  • ローサ・サラザール

BIRD BOX/バード・ボックスの感想とネタバレ

未来を生きる君たちへ」のスサンネ・ビア監督による、ネットフリックス製作のくどすぎるシチュエーションホラー。

登場人物の視界が突然閉ざされるという意味では「ブラインドネス」に世界観が極似していて、ほんの少し状況や設定を変えただけのパクリものです。

得たいの知れない「それ」を見てしまうと、自殺したくなる衝動にかられる世界を描いた、人類滅亡系映画で、視聴者が納得するための説明やオチを何ひとつ用意していない無責任な話です。

最近のSFって突然、世界に終わりが訪れるみたいな話、多いですよね。それもなんでその状況に陥ったのかは全く触れず、「だってそうなんだもん」で強引に押していくタイプのSFが多すぎて嫌になりますね。言ってみれば「ウォーキング・デッド」とかもそうですよね。

この映画の場合、得たいの知れない透明のモンスターの正体を永延に引っ張ります。そのモンスターはクリーチャーと呼ばれ、通り過ぎると周辺の落ち葉が舞うだけで、姿は一切映りません。まるで「プレデター」の透明のときと同じです。

そしてそいつを見ると、「なんて素敵なんだ。最高に美しい。」とか言いながら人々は自ら命を絶っていきます。そこに何の理由も動機もありません。だってそうだから、という無理やりな設定で最後まで押し切ります。

それならそうとせめてそのモンスターと戦うとか、そのモンスターの正体を明かないとだめじゃないですか。でもこの映画は最後の最後までモンスターの姿を見せないし、視聴者の好奇心を完全に無視する暴挙に出ていました。

それも人々を命の危険にさらすのは、いつもほかの人間で、人間同士が邪魔し合い、殺し合いをするシーンに多くの時間を使っていて、モンスターいらないじゃんって話なんですよ。時間稼ぎしてるだけだからね。

ヒロインをはじめ、登場人物たちが目隠しをして外を歩いたりするんだけど、あまりにもみんなが視界を奪われることに慣れてるのが笑えます。

生まれつきの盲人だって、そんな速く歩けないぞっていうぐらいの速度で歩いたり、走ったりするんですよ。それでときどき転んで、目が見えないってことを強調してるのがバカバカしかったです。目隠ししながらボート漕ぐとかコントじゃないですか。

挙句の果てに最後まで生き残ったのは、目に障害のある人々ばかりで、彼らが生活している場所は平和な天国みたいに描かれているのには失笑しました。

あれだけの人数の食糧やエネルギーはどこで確保してるんだよって。おとなしく最初のスーパーにいとけよ。

コメント

  1. RenoBank より:

    ほんと、駄作もいいとこでしたね。
    こんなわがまま気ままで無責任な企画がよく通ったなと思います。
    メルヘンパニック系お花畑映画でした。

    • 映画男映画男 より:

      ネットフリックスがイチオシしている感じだったので、面白いかと思いきや全然ダメでした。

  2. ブルージャスミン より:

    監督のスサンネビアはデンマークで繊細な映画を撮る人だったのに随分と様変わりしましたね…

  3. 通りすがりのおじさん より:

    わかります。あまりにつまらなすぎて時間返して欲しいくらいでした。無理やりすぎる設定に…
    まだウォーキングデッドの方がマシです。

  4. 名無し より:

    なんかよく分からない内に終わった
    こういう、結局なんなのか明かさず、そういうもん、超常現象で片付ける設定はもう飽きた。役者だけは豪華にしてゴリ押そうという魂胆が見え見え。監督が誰かは知らないが、糞映画