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インターステラーはスピリチュアル女の感情論!ネタバレと感想

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この記事は 約3 分で読めます。

3時間分人生を無駄にしたい人が見るべき退屈なSFで、理論ではなく最後はパワープレイで押し切ろうというと魂胆がミエミエな映画。33点(100点満点)

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インターステラーのあらすじ

近未来、地球規模の食糧難と環境変化によって人類の滅亡のカウントダウンが進んでいた。そんな状況で、あるミッションの遂行者に元エンジニアの男が大抜てきされる。

そのミッションとは、宇宙で新たに発見された未開地へ旅立つというものだった。地球に残さねばならない家族と人類滅亡の回避、二つの間で葛藤する男。悩み抜いた果てに、彼は家族に帰還を約束し、前人未到の新天地を目指すことを決意して宇宙船へと乗り込む。

シネマトゥデイより

読者のぷおらさんのリクエストです。ありがとうございます。

インターステラーの感想

ダークナイト」、「インセプション」、「メメント」、「ダンケルク」、「プレステージ」などでお馴染みのクリストファー・ノーラン監督による、人類滅亡系サブサブ宇宙SF。

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会話のほとんどが重力、相対性理論、ニュートン力学などの理論で埋め尽くされていているくせに途中から急に「愛は時空を超える」などとスピリチュアル女の感情論みたいな話になっていくのが笑えます。

物語は元宇宙飛行士のクーパーがNASAの秘密施設に迷い込んだことがきっかけで、人類が入植できる惑星探しのミッションに参加させられるというもので、乱暴に言うと「アルマゲドン」をちょっとお利口に描いただけの地球を救うお話です。

話を引っ張りすぎた結果、尺は3時間にも及びます。そのくせハラハラするシーンはわずか30分足らずで残りの2時間半は眠気と沈黙との戦いです。

宇宙のシーンを静かに描くのはまだいいとして、地球のシーンまで終始静まりかえっていて、そんな中マシュー・マコノヒーが格好付けながら小声でボソボソ喋る姿がかなり痛いです。

ほかの登場人物もボソボソと宇宙についての自分のセオリーや見解を延々と討論し合うだけで、クリストファー・ノーランって普段からこの手の話を全く興味のない人に何時間もして悦に入ってそうで怖いです。

この映画が大好きな人はクリストファー・ノーラン予備軍に違いなく、やれこの映画で話されていることは理論上可能だとか、君は相対性理論を全く理解していないんだねとか言いながらエクスタシーを感じるタイプです。ほら、ドヤ顔が目に浮かぶでしょ?

それにしてもNASAって施設に入りこんできた人をいきなりパイロットにしてしまうほど人材不足なんですかね。元宇宙飛行士とはいえ、現役でもない農夫を宇宙船に乗せて飛ばすってすごい適当な機関なんですね。ほぼほぼ「ねえねえ今なら宇宙行けるどうする? 行っちゃう?」みたいなノリでしたね。

訓練するシーンも全くなかったし、宇宙船ってずっと操縦方法変わらないんでしょうか。機体を動かすのにジョイスティックみたいの使ってたしね、ファミコンかよって。

息子と娘もすっかり大人になったのに何十年も連絡が取れないお父さんのことをずっと話題にしているのが嘘臭いです。お前らいい歳してお父さん、お父さんうるさいんだよ、このファザコン兄妹が。

>>インターステラーはdTVで視聴できます

コメント

  1. チーニー上人 より:

    『トランセンデンス』は確かに製作を担当していますが、それより『インセプション』や『ダークナイト』などの方がお馴染みなのではないでしょうか。

  2. ぷおら より:

    リクエスト採用ありがとうございます。確かに訓練のシーンは入れほしかったです。SFだしまあいっか、とならないんですね。愛云々くだりはガッカリしましたけど、私は宇宙オタクなので結構ハラハラしちゃいました
    細かい突っ込み面白かったです。感謝です!

    • 映画男 より:

      ぷおらさん

      リクエストありがとうございました。またお願いします。

      • アオヤンマ より:

        インターステラー面白かったですよ!
        娘役が幼い子と大人のジェシカチャスティンが似て良かった。
        ロボットのデザインが良かった。
        最初の星の津波が大変にやばかった。
        母船で仲間がおじいさんになってて驚いた。
        ガルガンティアとかなんとか宇宙の映像が美しかった。
        マットデイモンがとんでもない悪役だった。
        ケイシーアフラックがダメなやつだった。
        最後は結局、4次元とか6次元とか、他所の星の宇宙人に助けられたってことですかこれは? 
        そこは知りたいですねー。
        お父さんが娘を思う気持ちと信じる気持ちは素晴らしかったですねー。
        何で時計でモールスで答えが出たのかよく分からなかったですが。
        アンハサウェイのような美人はほっといては絶対ダメですね、そして新しい娘を儲けるんですねーいいなー素晴らしいじゃないか!
        オデッセイでは、ジェシカチャスティンとマットデイモンが上司と部下で火星コンビ組んでるからびっくりしましたねー。
        デイモンはちょっとかぶりますよね。

  3. タライ より:

    インターステラーの下敷きにした映画
    「2001年宇宙の旅」をリクエストします。雰囲気映画と割り切らない文句をお願いします。

  4. たける より:

    お前ご都合主義なとこだけ引っこ抜いて採点しただけで映画の内容よく理解してねぇだろ。

  5. じゅん より:

    インターステラーは5、6回みたな。
    1番好きな映画
    両親に見せたら親父は寝てしまうくらいの集中力は必要

  6. roaf より:

    マジか…
    映画男さん、SF見る目がないからもうこのジャンル観ないほうがいいですよ。
    見ても文句言いたくなるだけでしょうから。

    娘と父なんて心底どうでもいい話ですから。そこはパセリみたいなもんでしょ。
    この作品で父と娘の云々…と言い出す人は
    ステーキを目の前にしてパセリについて厳しくダメ出しする変な人です。
    そこじゃなくて、クリストファーノーラン監督の徹底的なリサーチとそれに基づいた映像表現こそが評価ポイントなわけで…

    >この映画が大好きな人はクリストファー・ノーラン予備軍に違いなく、やれこの映画で話されていることは理論上可能だとか、君は相対性理論を全く理解していないんだねとか言いながらエクスタシーを感じるタイプです。ほら、ドヤ顔が目に浮かぶでしょ?

    違う違う。クリストファー・ノーラン予備軍とかじゃなくて、
    そもそも、それこそがSFファンのSFの楽しみ方じゃないですか(笑)
    もちろん楽しむには知識が関係していることは否定しませんが。

    映画男さんはSF的な面白さを感じ取る感性やら素養がないないことは明らかですから
    そういう人はアトムでも見ててください(笑)

    • 映画男 より:

      ステーキを目の前にしてパセリについてダメ出しするのがこのブログの醍醐味です。

  7. より:

    この人の評価の高い作品を見れば分かりますよ。
    分かりやすくて底の浅い作品しか選んでいないから。

    集中力がなくて思考力もない人間だってことが凄い分かる。
    批評とか言いながら書いてることも表面上のことだけで、且つ嫌いな作品はマイナス部分しか書かない。

    批評の意味分かってるのかね。
    どこが良かった、悪かったか書くんだよ?
    悪かった所、よかった所だけ書くのはただの非難であって批評では断じてない。

  8. インターステラー途中まで好きな人 より:

    最後の親子愛で人類が救われた的な部分が凄い引っかかるというか残念で、それまでのSF部分が結構好きだっただけにガッカリした映画でしたね

    SF部分がステーキで親子愛はパセリだから~みたいなコメントもありましたけど、どんなにうまい肉でもクソ不味いパセリを無理やり食わされたら食後の感想は悪くなるでしょ、ステーキだけ出してくれよって話だよ、それとも終盤は見ないってことなら監督を侮辱してるのはどっちなのか
    ノーランにお前の書いたラブストーリーは見る価値のないパセリだって言ってるようなもん

    そもそもこのステーキに親子愛っていう添え物は確実にあってないからこれはパセリですらない
    ステーキにおはぎだわ

  9. たかさき より:

    感想が薄っぺらいんだよなぁ
    主観的な意見を他人に押し付けようとしてるだけのように感じるし
    欠点見つけようと必死になって内容に集中できてないんじゃないですか?

  10. えーえむ より:

    NASAでは《地球が重力波によるある種のメッセージを受け取っていて、それは別次元の「彼ら」から地球を救う為のもの》だと判断して研究していて、(ワームホールの観測とか、地球上の重力異常とか)そんな時に主人公がNASAに迷い込み、その理由が「重力異常によって(NASAの)座標を示された」訳です。つまり《主人公が重力異常によってNASAに導かれたのは「彼ら」に選ばれた》と判断して(劇中ではここで何人かの科学者が綻んだ表情をしています。重力異常=メッセージである事の確信ができた表情ともとれます)、かつ(博士が言うには)元優秀なパイロットだった事も相まって、すぐにラザロ計画のパイロットとして抜擢されたのでしょう。
    長々と申し訳ないですが、この映画はキップソーンという物理学者が関わっていて、その著「the science of interstellar」にどこが理論的に成り立ってて、またはどこが映画的な嘘なのかが記述されています。この映画で引っかかる所はそれを読めば解決できるかもしれません。(無論そこに書かれてないことは私でさえツッコミたくなりますが…)インターステラーは解説や他の方の感想考察を見れば見るほど理解と疑問が生じるので、それを楽しめるならば(良いも悪いもツッコめる)傑作なのでしょう。まあノーランが伝えたかったのが愛なのは明白なので、ズレてますが。観客は映画の楽しみ方をそれぞれが選べるので「私の思う楽しみ方をしろよ!わかってないなぁ」なんて言ってる訳では断じてありません。
    もし時間があるならば、キップソーン著の「the science of interstellar」手に取って欲しいと思います。(英語表記なので本当に時間がある時で構いませんが笑)
    これからも映画批評楽しみにしてます。

    • 映画男 より:

      ノーランはすごい難しいことをやろうとしつつ結局最後は愛にたどりつきますよね。

  11. ちー より:

    全てがご都合主義でAll You Need Is Love映画でしたねw

    私はあの四角いロボットがむしょーにイラつきましたww
    何がだろう?動きかなあ。

  12. あう より:

    ファンはこの映画に対してSFとして〜とかSF映画の〜とか言わなきゃいいと思います。
    頭空っぽにしてみるエンタメ映画としてならまぁ面白いと思いますよ。
    でもクリストファー・ノーラン監督とそのファンってそのエンタメ映画をさも「高尚で賢くてセンスが良いもの。わからない人たちはセンスか頭が悪い」って感じが昔から鼻に付きます。
    素直に「撮りたいもん撮りました」「ノーランの映像が好きだから観ます」って言えばいいのに。
    繰り返しになりますがサイエンスフィクションならぬサイエンスファンタジーのエンタメ映画としてなら好きな映画です。
    この映画をガチガチのSFとして観て感動できる人はスターウォーズでも同じ類の感動を味わえるんじゃねえかなって思います。