2017/05/19

インターステラー(原題INTERSTELLAR)

3時間分人生を無駄にしたい人が見るべき退屈なSFで、理論ではなく最後はパワープレイで押し切ろうというと魂胆がミエミエな映画。33点(100点満点)

あらすじ

近未来、地球規模の食糧難と環境変化によって人類の滅亡のカウントダウンが進んでいた。そんな状況で、あるミッションの遂行者に元エンジニアの男が大抜てきされる。そのミッションとは、宇宙で新たに発見された未開地へ旅立つというものだった。地球に残さねばならない家族と人類滅亡の回避、二つの間で葛藤する男。悩み抜いた果てに、彼は家族に帰還を約束し、前人未到の新天地を目指すことを決意して宇宙船へと乗り込む。

シネマトゥデイより

読者のぷおらさんのリクエストです。ありがとうございます。

文句

ダークナイト」、「インセプション」などでお馴染みのクリストファー・ノーラン監督による、人類滅亡系サブサブ宇宙SF。

会話のほとんどが重力、相対性理論、ニュートン力学などの理論で埋め尽くされていているくせに途中から急に「愛は時空を超える」などとスピリチュアル女の感情論みたいな話になっていくのが笑えます。

物語は元宇宙飛行士のクーパーがNASAの秘密施設に迷い込んだことがきっかけで、人類が入植できる惑星探しのミッションに参加させられるというもので、乱暴に言うと「アルマゲドン」をちょっとお利口に描いただけの地球を救うお話です。

話を引っ張りすぎた結果、尺は3時間にも及びます。そのくせハラハラするシーンはわずか30分足らずで残りの2時間半は眠気と沈黙との戦いです。

宇宙のシーンを静かに描くのはまだいいとして、地球のシーンまで終始静まりかえっていて、そんな中マシュー・マコノヒーが格好付けながら小声でボソボソ喋る姿がかなり痛いです。

ほかの登場人物もボソボソと宇宙についての自分のセオリーや見解を永延と討論し合うだけで、クリストファー・ノーランって普段からこの手の話を全く興味のない人に何時間もして悦に入ってそうで怖いです。

この映画が大好きな人はクリストファー・ノーラン予備軍に違いなく、やれこの映画で話されていることは理論上可能だとか、君は相対性理論を全く理解していないんだねとか言いながらエクスタシーを感じるタイプです。ほら、ドヤ顔が目に浮かぶでしょ?

それにしてもNASAって施設に入りこんできた人をいきなりパイロットにしてしまうほど人材不足なんですかね。元宇宙飛行士とはいえ、現役でもない農夫を宇宙船に乗せて飛ばすってすごい適当な機関なんですね。ほぼほぼ「ねえねえ今なら宇宙行けるどうする? 行っちゃう?」みたいなノリでしたね。

訓練するシーンも全くなかったし、宇宙船ってずっと操縦方法変わらないんでしょうか。機体を動かすのにジョイスティックみたいの使ってたしね、ファミコンかよって。

息子と娘もすっかり大人になったのに何十年も連絡が取れないお父さんのことをずっと話題にしているのが嘘臭いです。お前らいい歳してお父さん、お父さんうるさいんだよ、このファザコン兄妹が。

>>インターステラーはdTVで視聴できます

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