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映画海街diaryは最低!感想とネタバレ

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umimachi

三度目の殺人」、「海よりもまだ深く」、「そして父になる」、「空気人形」などでお馴染みの良作ばかり作り続ける是枝佑和監督の大失敗作にして、がっかりさせられる映画。28点(100点満点)

海街diaryのあらすじ

鎌倉で暮らす、幸(綾瀬はるか)、佳乃(長澤まさみ)、千佳(夏帆)。そんな彼女たちのもとに、15年前に姿を消した父親が亡くなったという知らせが届く。葬儀が執り行われる山形へと向かった三人は、そこで父とほかの女性の間に生まれた異母妹すず(広瀬すず)と対面する。

身寄りがいなくなった今後の生活を前にしながらも、気丈かつ毅然と振る舞おうとするすず。その姿を見た幸は、彼女に鎌倉で自分たちと一緒に暮らさないかと持ち掛ける。こうして鎌倉での生活がスタートするが……。

シネマトゥディより

海街diaryの感想

是枝佑和監督へ

今までは結構なファンだったけど、この映画でお前さんには大いに失望したよ。なんだこのプロモーション映画は? 映画館を出た後、久しぶりに悪態が止まらなかったよ。世界の中心で10か国語ぐらいで「ファック」って叫んでやりたかったよ。

ああ、飲まずにはいられなかったさ。次の日目が覚めてもまだイライラが収まらなかったことなんて何年ぶりのことだろう。

いいか、お前さんはこの作品でファンを侮辱したんだぞ。「どうせファンなんて馬鹿なんだから、美男美女を出演させて、オシャレを演出して、綺麗な風景を見せておけばいいんだよ」っていう声が聞こえてくるようだったよ。少なくとも俺には聞こえたよ。それともあれは幻聴だったのかな?

あのさ、是枝さんよ、そもそも本気で作ってないだろ。脚本とか自分で書いてないだろ。間違っても「原作に忠実に描きました」とか言わないでくれよな。撮影現場にちゃんといたのかどうかも疑問だよ。自宅からスカイプで指示出して撮影したんじゃねえの? それとも遠隔操作か、今流行りのドローンでも使ったの?

キャスティング決めたのは絶対お前さんじゃないよな。なんだあの3姉妹は? あんな姉妹が日本にいるわけねえじゃねえか。なにが鎌倉の古民家で姉妹で共同生活だよ。テラスハウスかよって。テラスハウスにしたって、みんな血のつながっている兄弟ですって言ったら、さすがに苦情来るだろうよ。

そもそもちゃんと仕事もして、ある程度自立もした美人3姉妹が鎌倉のおんぼろ屋敷に執着する説得力のある理由と辻褄をなんでちゃんと用意しないんだよ。

俺の従妹は30歳を過ぎて姉妹で共同生活してるけど、美人じゃないから結婚もできないし、金もないから仕方なく一緒に暮らしてるんだよ。それが現実で、お前さんのはおとぎ話なんだよ。

トレンディー俳優をかき集め、それぞれに適当な役を与えるなんて、誰に媚びを売ってるんだって。今までそんなことしなかったじゃん。「そして父になる」で福山雅治を起用したときに「あれ?」って思ったんだけど、なんとか形にしてたじゃん。

それが今回のざまはなんだよ。全滅だよ、全滅。加瀬亮、リリーフランキー、堤真一、鈴木亮平、みんな必要ないじゃん。彼らの小さなエピソードから何も膨らまなかったし、何も生まれてないじゃん。お前さんほどの立場の監督が、誰に遠慮して映画撮ってんだよって。

セリフもストーリーも企業の思惑が入ってたよね。っていうか企業の思惑が全てだったよね。長澤まさみにタンクトップを着せて色気を演出するって、あれハリウッドのB級ホラー映画の手法じゃん。それに広瀬すずにまで扇風機の前で風呂上りに後ろ向きでタオルを外させたりして、一体なにがしたいんだよ。

ターゲットはロリコンファンですか? それともお前さん自身がロリコンに転身したのかな? 次の旅行先はカンボジアですか? スポンサー、芸能プロダクション、その他もろもろの企業に圧力かけられたのが見え見えで悲しくなったよ。結局、いくらもらったのさ? そのお金で銀座のクラブに行って豪遊したのかな? それで満足できたわけ?

契約書に「最低でもセリフの中に【梅酒】というキーワードを5回使う」という項目があったでしょ? 隠しても分かるからね。もちろんこの映画は鎌倉の観光誘致にはなるだろうし、ビールも梅酒もそれなりに売れるだろうね。だって俺も居酒屋でついつい梅酒を飲んじゃったもん。「ああ、やられた、まんまと乗せられた」って思ったよ。

でもさ、梅酒が売りたくてお前さんは映画監督になったのかって聞きたいわけよ。この映画になんのテーマがあるのって聞きたいわけ。お前さんは自分が撮ってきた作品を、自分のポリシーをこの映画で真っ向から否定したんだよ。

芸術路線はどこに行ったんですかって。園子温が監督したんじゃねえのかと思ったぐらいだよ。いっそのことお前さんのこと「東京の園子温」って呼んだほうがいいのかな?

いいよ、それでも別に。それも生き方だから。人は変わるし、それだけ有名になったら、どうせろくでもない奴らが回りに集まってくるんだろうし。

あるいは「ごめん、実は長澤まさみとやりたかったんだよね」って言ってくれれば納得するよ俺も男だから。「長澤まさみどころか、綾瀬はるかも、夏帆もみんな一度に食ってやったぜ」っていうなら尊敬するしね。

でもお前さんのことだから、どうせ打ち上げでメールアドレス交換しただけで紳士気取っちゃって、手は出せなかったんじゃないの? こんなクソみたいな映画を撮っておきながら、誰ともやってないなんて言ったら誰が報われんだよ、まったく。

PS・差支えなかったら樹木希林のメアド教えてください、最近熟女にはまってるので。

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コメント

  1. T-G-M より:

    映画男さん

    こんにちは、T-G-Mです。
    かなり御立腹のようで・・・(苦笑)。

    この映画もまた、漫画原作なんですね。
    正直もうお腹いっぱいなのですが、まさかカンヌの常連監督が
    メガホンを取るなんてと云うのが率直な感想です。
    (まあ、そこまで拘らなくても良いのでしょうが)

    相当のお金を掛けてのプロモーション活動でしたが、
    同じ日(日本時間の6月13日)に公開された深夜アニメの劇場版に
    興行収入を持っていかれたというニュースを見ました。

    この間仰ってた様に、日本の映画視聴者の意識ってどうなの?と考えてしまいました。

    以上です。

    ありがとうございました。

    • 映画男 より:

      T-G-Mさん

      久しぶりにちょっとだけむかつきました。商業映画に限って、商業的に失敗したりするから、普通に作ればいいのにといつも思います。

  2. Courtney より:

    映画男さん、初めまして。
    歯に衣着せぬ辛辣なレビュー、毎回楽しませて頂いております。

    この映画に限らず、漫画原作の映画化の多いこと!正直ウンザリ、食傷気味です。

    映画を創るアイディアが枯渇しているのでしょうか?そうだとしたら、悲しいことです。

    これからも映画男さんのレビュー楽しみにしております。

    • 映画男 より:

      Courtneyさん

      コメントありがとうございます。日本だけじゃなく、ハリウッドもみんなリメイク、続編、原作の映画化ばかりですね。できるだけ簡単に作れて、売れる映画ばかり制作していて、嫌になりますね。

  3. rodeo より:

    映画男さま

    はじめまして。
    今日うっかり海街diaryを観に行ってしまい、あまりのつまらなさに怒りに震えながらレビューを検索しておりました。

    YAHOO映画の絶賛レビューに頭が割れそうになっていた所、
    映画男さんのレビューを読んでスッキリです。

    きっと是枝監督は現場にいなかったに違いないです笑
    私の怒りを浄化してくださってありがとうございます笑

    • 映画男 より:

      rodeoさん

      コメントありがとうございます。本当にひどい作品ですよね。実力派監督だけに残念です。

  4. ももか より:

    はじめまして。
    私は、是枝監督ファンでもないし、映画に詳しくはないですが、原作漫画のファンです。
    その漫画の空気感は、よく出てた映画でした。
    それと、梅酒を取り上げるのは原作を読んだら、外せないからだと思います。
    代々梅酒を作っている家に一色に暮らすようになって、梅ジュースを作ってもらえるようになった(家の歴史に参加できた)場面は大好きで、映画でもぜひ、映画で描いてほしいと思っていました。
    原作ファンの私としては、空気感を壊さず丁寧に映画を作ってくれたなぁというのが感想です。
    プロモーションか!?と思ったのは映画そのものではなく、パンフレットがペラペラで、分厚く高価な写真集が出ていることに対しては、女優のプロモーションなのか?とは思いました。

    • 映画男 より:

      ももかさん

      コメントありがとうございます。原作漫画にも梅酒のネタがあったんですね。知りませんでした。僕も俳優陣の意味のないプロモーション映画なのだと感じました。

  5. 堀香織 より:

    スキッと爽快な斬りっぷりのプログですね。これからも拝見させていただいます。

    ところで監督の作品で何がお好きですか?私は『歩いても 歩いても』と『誰も知らない』がダントツです。日本で5月に公開される新作は『歩いても 歩いても』パート2的な感じらしいし、樹木希林さんがまた母親役なので、楽しみにしていてください!

    • 映画男 より:

      堀香織さん

      様々なご指摘ありがとうございます。僕は是枝監督の作品では「空気人形」、「誰も知らない」、「歩いても 歩いても」、「奇跡」、「そして父になる」が好きですね。子役の使い方はすごく上手いですよね。

  6. 森 悦孝 より:

    映画男さん。ご存知かと思いますが、この作品が今年度の日本アカデミー賞作品賞に輝きました。是枝監督は監督賞も合わせて受賞し、さぞ喜んでおられる事でしょう。美しい街並と風景にはうっとりでしたし、有名女優さんたちのいろんなアングルからのショットもバツグンで、おまけにセクシーショットのサービス付きで目の保養になりました。「歩いても歩いても」や「そして父になる」を観て楽しみに監督さんの映画を観に行きました。映画男さんのおっしゃる通り、みごとな風景や女優さんたちのプロモーションビデオでした。是枝監督の映画が観たいです。まぁでも誰しも何かの間違いはあるので次の作品を期待しようと思っていましたが、さっきのアカデミー賞受賞の挨拶を聞いて愕然となりました。是枝さん次の作品はまた有名女優さんや俳優さんを集めて、進撃の巨人のリメイクでもされたらどうでしょう。映画男さんこんな悪い気持ちを払拭できる是枝監督の渾身の作品を教えて下さい。観て心を綺麗にしたいと思います。

  7. 従妹を思いだしました より:

    この映画好きです。

  8. ジゼル より:

    そうですか・・・忌憚のないご意見、いつもスカッとします。
    この映画、録画しておいたもののどうも見る気がせず、いまだに見てないのですが感想を聞き、見たくなったかというとますます見る気が失せました。
    キャスティングは平板な感じがしました。もう少し強弱をつけると
    良かったのでは・・・。
    日本映画は皆さんご指摘のように最近は漫画原作が多いですね。
    ある程度、お金が集まり企画が通りやすいからではないかと思います。
    いわゆる「制作委員会」方式も良くないという指摘もありますね。
    色んな所がお金を出すから色んな要望、意見を取り入れなくてはならず、
    本当に作りたいものが作れないような状態。これではいいものは作れません。が、それでも話題性などで一応集客するから却って良くないのでは。

    それで今は古い日本映画を見たりしてます。
    先日は「かげろう絵図」を見ましたが、俳優女優が美しく品があり、
    そして何といってもセットがすばらしいのです。映画男さんも
    古い日本映画もぜひ見てください。
    「日本橋」も綺麗で良かったです。「好色一代男」(市川雷蔵主演)も
    面白いです。

    • 映画男 より:

      ジゼルさん

      せっかく録画されたのなら、ぜひ見てみてください。ひどかったら最後まで見る必要はないと思われます。

  9. 鳥男 より:

    現実は不細工な姉妹が多いです。映画だからこそ美人姉妹の物語が可能なんです。
    華があるのが映画です。ドラマを際立たせるためにあえて過激なことを盛り込む映画に比べたら上品な日本映画の伝統を受け継いでます。監督の演出の上手さと優しさが滲み出てました。歳を重ねればこの映画のよさがわかってきます。小津や成瀬の映画のようにね。

  10. 6cくだほうせ より:

    天晴れです
    さすがにこの怒りっぷりには笑いと拍手を隠せなかったです。
    なんかthere will be blood の ラストのダニエルみたいな怒りっぷりですねw22点なのは知ってます。
    僕は親と見に行ったのですが親は感動してたっぽいですが、僕は正直終始無言でした。この映画はnani?
    と思い色々考えたのですがやっぱりよくわからなかった
    ただ一つだけ思うことはこの監督も広瀬を主人公にするクズになってしまったかということだけでした。結局こいつも商業監督かと。

  11. ひらの より:

    ネット検索でこちらに辿り着きました。他の方が言われていますように、原作の持つ空気感はよく取り込んでいたと思います。むしろ単行本で8巻分の内容をよくまとめたなというところでしょうか。個々のキャラが消化不良になるのは致し方なく、これを本気で映像化するなら、むしろテレビドラマが良いと思います。内容をまとめるので精一杯で、脚本が薄い感じになったのは確かに残念でしたね。

    監督自身は元々原作漫画を映画化したいと希望していたらしいのですが、企画の時点で色々な大人の事情が入ったのでしょう。姉妹のキャスト(特に長女)に関しては、他の人を使いたかったのでは….。それでも何気ない日常生活の描写などに是枝監督らしさが見えます。

    実際映画自体はヒットしましたから、監督にとっては実績にもなるでしょうし、こういう仕事をすることで、本当に作りたい映画が作れるのでしょう。最新作の「万引き家族」は、社会の現実にこれまで以上に踏み込んでおり、監督の静かな主張を感じる内容なのでお勧めします。