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映画紙の月のネタバレと感想!宮沢りえについて

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tsuki

桐島、部活やめるってよ」の吉田大八監督による人間ドラマ。中年女が銀行の金を横領しながら大学生とドロドロの不倫をする、ちょっぴりエロい映画。69点(100点満点)

紙の月のあらすじ

バブルがはじけて間もない1994年、銀行の契約社員として働く平凡な主婦・梅澤梨花(宮沢りえ)は綿密な仕事への取り組みや周囲への気配りが好意的に評価され、上司や顧客から信頼されるようになる。

一方、自分に関心のない夫との関係にむなしさを抱く中、年下の大学生・光太と出会い不倫関係に陥っていく。彼と逢瀬を重ねていくうちに金銭感覚がまひしてしまった梨花は、顧客の預金を使い始めてしまい……。

シネマトゥディより

読者のtofuさんのリクエストです。ありがとうございました。

紙の月の感想

出演者たちの 演技も監督の演出も結構よかったです。BGMの使い方がとても効果的で選曲のセンスもよかったし、ところどころに監督の上手さが光っていましたね。ストーリーの流れもスムーズで、いらないシーンは多々あるものの、全体的に上手くまとまっていました。

僕的にはセックスシーンはもうちょっとじらしてもっと後に持ってきてもよかったんじゃないかなと思いました。前半にエロいシーンを使い果たしちゃった感があって、後半に作品の興奮度がぐっと下がるのがいけません。銀行のお金を使い込んで、それが後々周囲にばれるのは明らかだったので、なにかサプライズを用意してもよかったかもしれません。

いらないシーンといえば、学生時代の募金の下りと、ラストの海外のシーンですかね。学生時代から梨花(宮沢りえ)は父親のお金を盗んで、募金をすることに抵抗がなく、それが大人になっても銀行で同じことをしてしまう、という伏線になっているのは分かるけれど、学生時代から全く成長なしっていうのがどうもリアリティーに欠けます

。ラストはラストで海外に逃亡して、その昔募金していた、顔に傷のある男とばったり道端で出会うというシーン。あれ必要ですか? ガラスの窓を割ってから道を走るシーンで、すっと終わればよかったんですけどね。それと、梨花(宮沢りえ)と隅より子(小林聡美)の口論のシーンもいらないです。

登場人物の心理や心境は視聴者が想像すればいいだけで、「私は今、こうこうこういう気持ちなんです」と言葉で説明されると、寒いですね。「私のこと10段階で言ったらどれくらい好き?」とか質問してくる女と同じぐらい寒いです。

しかしなんだかんだいっても、やっぱりエロかったからよかったみたいなところはありますね。梨花(宮沢りえ)が駅のホームに通じる階段を下りてくるシーンなんて最高じゃないですか。明らかに男のために降りてきてるのに横目で通りすぎようとしてさ。いざ電車に乗ったら今にもキスしそうな距離で顔近づけたりしてね。久しぶりに日本映画で興奮しました。

ただ、エロいのはあそこまでです。いざセックスシーンが始まると、監督はギリギリのラインで宮沢りえの胸や尻が隠れるように撮影していて、ピロートーク中にはお約束どおり男は上半身裸、女はシーツに包まる、という残念な風景がそこにありました。ラブホテルで散々セックスした後に、女がシーツでわざわざ胸隠すのか、と言いたいです。体は火照ってるはずなんだから、しばらくは寒くないんだしさ。

それにしても宮沢りえは10代の頃から第一線で活躍して気づけば40代。すっかり上品な熟女の雰囲気が出てきて、いい歳の取り方してますね。本作では、旦那がいながら大学生にのめり込む女を演じていますが、実際にそんなことしててもおかしくない危険な女の雰囲気を身にまとっているのがいいです。

なにより有名で、美人で、お金もそれなりに持っているだろうけど、どこか不幸な影があるところがたまりません。男なら誰もが「どうしたの、大丈夫ですか?」って聞きたくなるはずです。

宮沢りえを見ると、なぜかいつも中田英寿のことが頭をよぎります。あの男は畜生、宮沢りえとやったのか、ええどうなんだ、なんてことを考えるのです。そういえば彼はオーバーヘッドキックが得意だったからなあ。やっぱりスーパーゴール決めたのかなぁ。

自分がブスな女とデートをして、セックスはおろかロナウジーニョのようなその口にキスもさせてもらえないときなんかは、「中田は宮沢りえとやった(かもしれない)のによお、俺のこのざまはなんなんだ」と、世の中の不公平さと不条理さを嘆いたりします。せめて幸運にも宮沢りえと幸せな時間を過ごした男たちのひと時が「紙の月」であったことを願うばかりです。

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