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映画桐島、部活やめるってよは引用バカがドヤ顔する映画!【感想】

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この記事は 約4 分で読めます。

kirishima

緩いエピソードの数々を様々な視点から描いた学園ドラマ。出演者たちの演技はすばらしいものの、ストーリーに刺激がなく、大したことのない出来事を繰り返し流しているだけの作品。42点(100点満点)

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映画桐島、部活やめるってよのあらすじ

とある田舎町の県立高校映画部に所属する前田涼也(神木隆之介)は、クラスの中では地味で目立たないものの、映画に対する情熱が人一倍強い人物だった。そんな彼の学校の生徒たちは、金曜日の放課後、いつもと変わらず部活に励み、一方暇を持て余す帰宅部がバスケに興じるなど、それぞれの日常を過ごしていた。ある日、学校で一番人気があるバレー部のキャプテン桐島が退部。それをきっかけに、各部やクラスの人間関係に動揺が広がり始めていく。

シネマトゥディより

読者のTofutoroさんのリクエストです。ありがとうございます。

映画桐島、部活やめるってよの感想と評価

紙の月」、「パーマネント野ばら」、「クヒオ大佐」、「羊の木」などで知られる吉田大八監督による、平凡な作品。

演技は良かったです。自然だったし、大げさにすることもなかったし、かなり演技指導が行き届いていた印象がありました。

それに対し、脚本が面白くなく、会話に覇気がありませんね。ユーモアも少しは折り混ぜているけれど、笑えるシーンは少なく、予想外な展開も全くありません。つまり視聴者にワクワクさせるだけの興奮と期待を提供できていないということです。

高校生の日常を描きたいだけならそれでもいいかもしれません。こういう映画は高校生が見て、登場人物と自分を重ね合わせて、「おれはこいつのタイプだなあ」と投影していって面白いという映画であって、大人たちがギャーギャー騒ぐほどのものじゃありません。こんなので騒ぐのは「僕らの七日間戦争」を見て興奮する大人たちぐらいです。

緩いエピソードを緩く描いて、当たり障りなく作ったこのような映画は「普通」の評価を受けて終わっていくのが一番健全な世の中のような気がしますが、こういう映画を深読みして絶賛し始める一部の大人たちが必ずいて、吐き気がします。

そういう奴らは、やれ桐嶋はキリストで、あれは人間界の神を描いたものだ、とか言い出したり、やれこの作品は欧州のなんとかっていう作品から影響を受けていて、ただの学園ものじゃなく普遍的なテーマに触れているとかほざきやがります。

もし本当に原作者、もしくは監督が桐嶋にキリストをかぶせているのだとしたら、その時点でサブサブで、そんな薄っぺらい作品には二度と関わりを持ちたくありません。

僕がお父さんだったら、ちゃぶ台をひっくり返すし、音楽の先生だったらピアノを窓から投げ飛ばします。何度も言いますが、聖書や宗教のエピソードを引用したからって、そのストーリーに深みが出ると思うなよって。

キリスト教文化にもほとんど触れたことのないような日本男児がキリストを引用しているところがすでに薄っぺらく、それはちょうどアメリカ人がサムライの歴史をストーリーに反映させようとして失敗した数々の駄作に似ています。そういうことをする奴らはにわか宗教家に違いなく、教会に行ってきたその足で、ダライ・ラマの講演会とかに行くようなミーハーで、なんら人生哲学なんてものを持ち合わせていないのです。

僕の好きな作品の「マグノリア」に蛙が空から降って来るシーンがあるのですが、それについても聖書の引用だとかほざく馬鹿がいました。これについては、ポール・トーマス・アンダーソン監督がインタビューで普通に否定していました。

「その話は映画を撮った後に聞いて知ったよ」と。本人は案外なんの意味も込めてなかったりします。そこがいいんです。芸術作品に意味とか問うなよって。ブルーハーツに「リンダリンダのドブネズミって一体どんな意味があるんですか」とか聞くのかお前は?

ではなぜ「旧約聖書だ、コーランだ」とか言いたがる輩が多いのか。それはその引用元を自分だけが見つけた、という優越感に浸りたいだけなのです。「だからこの映画はオモシロいのだよ。君に分かるかなあ?」と。

そして見つけられなかった人たちを見て、「ああ、君はこの映画の本当の意味を理解できなかったんだあ、可哀相に」と言いたいだけなのです。

作品に秘められたメッセージだあ? その視聴者が理解できたこと、感じたことが全てなんだよ、このボケが。

コメント

  1. リベラルなつもり男 より:

    「緩いエピソードを緩く描いて、当たり障りなく作ったこのような映画は「普通」の評価を受けて終わっていくのが一番健全な世の中のような気がしますが、」
    映画男ではなく「映画の神様」のお言葉。映画の評価はすべて「俺基準」
    さむー!いです。かわいそうです

    • リベラルなつもり男 より:

      「こういう映画を深読みして絶賛し始める一部の大人たちが必ずいて、吐き気がします」←失礼。ここが神様の御言葉

  2. ラシド より:

    この作品は登場人物の心情の変化を描いた作品で、できごとが中心ではなく心情が中心です。あなたの言っていることは、子どもが大人の映画を見て仮面ライダーみたいじゃなくてつまらないといっているようなもののように聞こえます。またこの作品は高校が舞台ですが社会全体を描いた作品です。それを高校だけの話と思っている時点でこの作品の伝えたいことに気づいていないただの映画通ぶってるバカのように思えました。

  3. マスクド金 より:

    素晴らしい!ビバ!面白い映画はありのままで面白い!その通り!
    そんなにお高くとまる映画がもし存在するなら2000円じゃなく上映料2万円で勝負してみろと言いたいです!誰が見ても面白い作品こそ素晴らしい!タイトルで釣るな!と言いたいです!

    • 映画男 より:

      マスクド金さん

      おっしゃる通り、映画の値段は一律にするべきじゃないですよね。

  4. ローズ より:

    面白く読ませて頂きました。好きな映画だったので途中イラっともしましたが笑
    〝視聴者が理解出来た事、感じたことが全て〟という意見はすごく賛同します。あなたが〝つまらないと感じた理由〟も分かりました。
    一方、本作を〝理解し、面白いと感じた人〟も確かにいたわけです。
    〝視聴者が感じたことが全て〟というなら〝面白いと感じた人〟を卑下するような発言は矛盾すると思いますよ。〝俺が感じたことが全て〟なら筋は通りますが笑。
    都合良く主語を〝第三者〟にすり替えないでくださいね。
    もっと筋の通った文句を期待してます。頑張って下さい!

    • ごますり より:

      〝俺が感じたことが全て〟と書かないのは
      本当に不思議ですよねー笑
      都合良く主語を〝第三者〟にすり替えるで、
      大いに納得しました。彼は言葉に詰まると
      そのような方法でやり過ごすのでしょうね。
      ありがとうございます。

  5. こんばんは より:

    戯曲「ゴドーを待ちながら」が、劇中に登場しないゴドー(=ゴッドをもじっている)を待つ話であることから、劇中に登場しない桐島の名前はやはりキリストからきているそうです。キリスト自体の意味を持たせたわけではないので、この場合ならサムいとまでは思いませんが、どちらにしても視聴者には関係のない設定ではありますよね。原作者がそうしたかったみたいです。

  6. temp より:

    ウッジョブで「劇中にも登場した大学のサークル「スローライフ研究会」のメンバーたちのような奴らがまさにそうで、ファッションから言動から何から何まで薄っぺらいああいう連中があなたの周りにもいませんか?」と書いていましたが
    この映画のメッセージ性に理解できないあなたがまさしく薄っぺらいですね。
    メッセージを理解した上でギークのルサンチマンと批判するならともかく。

  7. 八王子 より:

    私は吉田信者でも哲学信者でもありませんが。
    この意見自体が幼稚に思えてしまいます。
    全て主観のみで書かれておりエビデンスが取れていない。
    過去の苦い経験でもあったのでしょうか。
    そんな意見が見え見えでさむ〜いw
    私は純粋に社会を風刺した良い作品だと思いました。

  8. reika より:

    自分は、この感想に大いに共感でき、とても楽しく読ませていただきました。
    これからも映画男さんの文句楽しく読ませていただきます!