なぜか名作とか言われている、学生時代に恋愛とか部活とかしてこなかったおっさんたちが妄想だけで作ったおバカストーリー。話がぶっ飛びすぎてて、頭がおかしくなりそうです。0点
時をかける少女のあらすじ
東京に住む高校生の真琴は、男子生徒の功介と千昭といつも仲良しだった。三人はよく学校のグランドでキャッチボールしてはお互いの近況を語り合っていた。
そんなある日、真琴は理科室で転倒し、不思議な装置を起動させてしまう。それによって時間を跳躍する不思議な体験をすることになる。それを機に真琴は踏切事故に遭っても、それ以前の時間に戻って命拾いするなど、自由自在に過去にさかのぼるようになる。
そんな中、真琴は友達だと思っていた功介から告白され、タイムリープを使ってなかったことにしようとするが、、、、
時をかける少女のキャスト
- 仲里依紗
- 石田卓也
- 板倉光隆
- 原沙知絵
- 谷村美月
- 垣内彩未
時をかける少女の感想と評価
『バケモノの子』、『未来のミライ』、『竜とそばかすの姫』でお馴染みの細田守監督による、意味不明な設定、訳の分からない展開によってできた、なんちゃって青春アニメドラマ。同名小説からインスパイアされているそうです。
季節を夏にして、主人公を高校生にして、適当に恋させて、ラストには別れを持ってきて、エモい音楽を流せば日本人視聴者なんてちょろいでしょ、って思ってる大人たちが作った映画です。
雰囲気だけでなんとなく感動させようとする典型的な日本アニメで、絵は雑だし、話はまとまりがないし、なにより面白くないです。
あらゆるタイムトラベルものの中でも、一番しょうもない理由で時間旅行する話じゃないかな、これ。告白を避けるためにタイムリープ。生徒とぶつからないためにタイムリープ。家庭科の時間でやらかさないためにタイムリープ。タイムリープのことがバレたらタイムリープ。
そんな動機でいちいち時間を戻されるから、じゃあ俺もこの映画を見る前の時間に戻って見るのやめようってなるよね。
ストーリーは基本、何も起こらないし、出来事がなにもリンクしません。誰と誰が付き合った、誰が誰に告白した、ぐらいしかハプニングがなく、どれがメインエピソードなのかもわかりません。なんとなく恋愛している風の男女の話という感じしかしないですよね。
学校生活がいちいちファンタジーすぎて、いかにも学生時代にまともに異性と交流してこなかったオタクが空想で描いた感がすごいです。なにひとつ人間関係に現実味がないよね。真琴の親友が女子じゃなくて、男子二人っていうのとかがいかにも男の妄想っぽいし、功介にも千昭にもちゃんと真琴は異性として意識している、などという都合のいい友人関係がバカバカしいですねぇ。
野球部でもない男女がどこからかグローブとボールを取ってきてグランドを占領してダラダラキャッチボールするってなに? そんなことしたら部員に普通に怒られるから。放課後の校庭なんて野球部、サッカー部、その他の部活が狭いスペースを取り合って必死で活動するところなのに、なんであんなに自由に使わせてもらえると思ってるんだろう。ましてや狭いはずの東京の高校なのに。
一番、アホな設定は千昭が未来が来たっていうくだりじゃないでしょうか。未来から来てわざわざ過去の時代の高校に入学して学生生活送ってるんだ。へえ、すごいねえ。じゃあ、今誰の家に住んでるの? 高校生にして一人暮らしってこと? 未来から仕送りもらってるのかなぁ。
それも彼が過去までやってきた目的はある一枚の絵を見るためだったってもうなんのこっちゃいですよ。じゃあ高校なんて行かなくていいじゃん。絵だけ探せよ。絵のことなんてほとんど触れてなかったくせに絵についてあいつが話すときめっちゃ悦に入るところが寒すぎます。
いつから千昭はあんなアーティスティックなキャラになったんだよって話だし、千昭発信で美術についての何の伏線もなく、学校でもキャッチボールと恋愛しかしてない奴が急に「アート」とか言い出すのまじで笑えますね。なんだあのなんちゃって美術男。趣味を聞かれたらとりあえず「アート」って言うタイプでしょ。
絵が見れればそれでいいとか言いながら、真琴と功介と遊んでいるのが楽しくて仕方なかったからタイムリープを使い果たして帰れなくなっちゃったんだって。ごめん、本当、なにをおっしゃってるのか分からないです。あなたたち、日本の方ですよね?
それでラストは
「未来で待ってるよ」,
「うん、すぐ行く。走っていく」
え、やっぱり帰るの? 結局、何しに来たの? 絵を見に来たとか言っておきながら、本当は恋しに来たわけ? 本当、分からなすぎるんだけど。
どうでもいいけど、あの学校の生徒はなんで自転車のブレーキが壊れてると、わざわざ踏切に突っ込むんですか? 学校でそう習ってるのかなぁ。
コメント
この映画子どもの頃よく見てました
夏になるとたまに見たくなります
やっぱり夏を代表する作品なんですね。
ホント超つまんねーだけでなく、見てるこっちが恥ずかしくなるよな
そして馬鹿な奴らがこれ見ていい映画だと思ってるのもイライラする
映画男さんこんにちは。本作御覧になったんですね。原作が筒井康隆氏のSF小説で、今まで実写化、ドラマ化、アニメ化など何度もメディアミックスされてますね。「女子高生が主人公で、ありえないことが起きる」という、日本アニメにありがちな、テンプレ展開の元ネタになっていると言っても過言ではないと思います。
本作も原作からの改変やカットがあります。やはり、2時間弱の映画一本に収めるのは難しいですね。SF作品ということもありますが、やはり設定や展開にツッコミどころは多いですね。友人は泣いてましたが、私も泣くまでには至りませんでした。
突っ込みどころ満載でしたね。
お返事ありがとうございます。
映画男さんが仰るように、「未来人であるはずの千昭に対する掘り下げがない」のは作品の致命的な欠陥ですね。ここが無いと、彼に共感も同情もできないので、ラストで真琴の前からいなくなっても、「悲しい」とか「寂しい」といった感情には至らず、結局泣くことはなかったです。
100均で売ってるノーブランドのカップラーメンみたいな印象の作品。
映画『銀河鉄道999』のレビューもお願いします。
「アニメ映画は儲かる」のムーブを作った最初の作品なので。
粗製濫造されるきっかけになった作品ってのも罪深いんですが…。
映画男さま、いつも文句が具体的で面白いです。
私は細田監督のミライ、バケモノ、竜そばなどは、超駄作(ほとんど同人誌レベル)だと思いましたが、時かけは彼の最高作品だと思います(脚本家の力が大きい)。
なぜ、私と映画男さんで、ここまで意見が違うのか考えたんですが、映画男さんの上の意見は、ジャンルの分類の間違いに基づくものだと思います。時かけは、少女漫画的なロマンスなので、そのジャンルの構造に馴染んで物語世界に入らないと、面白くないと思います。親友が男なのや、放課後のキャッチボールの場所などにリアリティがないと言い出すと、この作品は見れません。例えば、推理小説ミステリーのジャンルの場合、なんでこの刑事の所轄にこんな奇妙な殺人事件が毎週のように起こるんだよ?リアリティがねえよ、といいだすと、面白くないのと似ています。
あと、アニメは70%くらいの面白さが絵の力で決まるので、この作品の絵が雑だと思ったら、そこで終わりです。この作品は人物の肌や服に影をあえてつけずに、動きで立体を表すという、日本のアニメでは特殊な方法を使ってるので、それが雑に見えるか、綺麗に見えるかで意見が分かれると思います。私には綺麗に見えました。
絵も話も僕にはダメでしたね。もちろん楽しめたのならそれでいいと思いますが
金曜ロードショーでやってたので見ましたが概ね映画男さんと同意見ですね。
一番謎なのが下り坂を自転車の2人乗りで踏切の直前までノンブレーキとか理解出来ません。
あの自転車の運転の仕方、舐めてますよね。
都合のいい展開作りのために登場人物のIQ下げるってやり方僕も嫌いです。
予定調和というか一人芝居というか、そんな脚本家のワガママに付き合ってくれるほど観客は親切じゃないですよね。
金ローでやっててもやもやしたので検索して飛んできました。
私のもやもやを全部言葉にしてくれてありがとうございます。
もやもやが少しでも晴れたらうれしいです
いま、たまたまTVでやってたのを後半だけ見たけど、ひっどいわこれ。
「#ただ文句をいいたくなる映画」
、、、まさにその通りで「面白くない」のワードでネット検索してここを見つけました。
この思いを共有、共感できる人がいてよかった、救われましたわ。
少しでもイライラから救えたのなら幸いです。
良かった!
私の頭がおかしくなったのかと思ったのですがここに来て正常だと分かり助かりました。
数あるタイムリープ物でも最低最悪の駄作。
何の伏線もない話を終盤までダラダラとやって盛り上がりもなく終了。
ツッコミどころが多すぎて最後まで「?」しかありませんでした。
チアキのタイムリープが残り1回なら一度未来に戻ってクルミ取ってくるとか、なくす前に戻れば何度でもやり直しできるじゃん。
未来人なのにそこまで頭働かないってか?
あんだけ野球に夢中だったのに実は絵が目的って(笑)
それこそ伏線描けよと本気でツッコミました。
終始失笑しかない映画。
ほんとここのサイトに来て良かったです。
グッスリ眠れます。
グッスリ眠っていただいて幸いです
放映当時大ブレークしてて、自分は流行りもの嫌いなので観なかったのですが、奥華子さんの歌は好きでした。
「あ、奥華子のやつ」って理由で再放送してた時に時をかける少女観ましたが、面白くなさすぎて観るに耐えずチャンネル変えました。(ちなみに千昭に告白され、タイムリープしてる時からです)
結果的に飛ばし飛ばしで観たので、後になってネタバレ+考察を調べに来たんですが、案の定最初から最後までくだらなかったみたいですね。
これ映画館で観なくてよかった、金払って観る映画じゃないですよ。
なにより主人公が好きになれない。
千昭への好意に気づいてなかったからかもですが、千昭と友人の橋渡しをしないなど性格悪くて嫌いです。女子からは絶対嫌われるタイプの性格な主人公……、鬱陶しいキャラ設定です。
千昭の〝制服気崩せばカッコイイ枠〟みたいな扱いも雑すぎて、気持ち悪いです。
登場人物もれなく鬱陶しいですよね
録画を消費してる時に久々に見直したけど幼心に見たから内容をまるで忘れていてほとんど初見の感覚だったけど、「こんなにつまんなかったっけ?」って感想だった。
徹頭徹尾稚拙っていうか評価に値する部分が見当たらないというか。
一部の、およそアニメ映画にしか触れてこなかったような文化レベル低めの方々が「夏といえばこの映画」とか言うのを目にするけど、このブログに書かれてるように、絵に描いた餅よりも荒唐無稽な青春ドラマもどきをありがたがるようなこういうボロい層に向けてやってんだな〜と納得感が出た。
アニメ映画って当時は母数が少なかったからかこんな代物でも、今でも多少もてはやされるぐらいには支持されるものなんですね。アニメ映画の数がある程度潤ってきた今じゃ全く通用しません。いつまでも当時の思い出に浸ってる人達と、それに流される審美眼節穴の同調圧力に負けた未熟者にしか受けてない作品。
そして、市場としてはその手の作品の方が最大公約数を取れるもんだから阿漕なもんですわ。
これはひどすぎますね
おじさんだなー
この青春映画の良さがわからんとはww
千昭は川もない空も狭い野球もない未来からやってきてるんよ
しかも絵は真琴達の生きる時代の美術館の夏の季節にしかないんだよ、それ以前は所在が分からない、それ以降は消失!
そんで真琴はタイムリープの回数を知らなかったから何回もしょうもない事に使ってたんでしょ
グランド独占は何にも気にならないやろ
まずタイムリープっていう非現実的なことに疑問を持てそんなしょーもないことに疑問持つ前に、そんなこと気にしてみんなや