駄作アニメ映画製造機が作った、なんにも面白くない作品。ストーリーがひどくて腰抜けます。14点(100点満点)
未来のミライのあらすじ
とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。ある日、甘えん坊の“くんちゃん”に、生まれたばかりの妹がやってきます。両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うばかり。そんな時、“くんちゃん”はその庭で自分のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ、
不思議な少女“ミライちゃん”と出会います。“ミライちゃん”に導かれ、時をこえた家族の物語へと旅立つ“くんちゃん”。それは、小さなお兄ちゃんの大きな冒険の始まりでした。
待ち受ける見たこともない世界。
むかし王子だったと名乗る謎の男。
幼い頃の母との不思議な体験。
父の面影を宿す青年との出会い。そして、初めて知る「家族の愛」の形。さまざまな冒険を経て、ささやかな成長を遂げていく“くんちゃん”。果たして、“くんちゃん”が最後にたどり着いた場所とは? “ミライちゃん”がやってきた本当の理由とは― それは過去から未来へつながる、家族と命の物語。
未来のミライの声優キャスト
- くんちゃん 上白石萌歌
- ミライちゃん 黒木 華
- おとうさん 星野源
- おかあさん 麻生久美子
- 謎の男 吉原光夫
- ばあば 宮崎美子
- じいじ 役所広司
- 青年 福山雅治
未来のミライの感想と評価
「バケモノの子」、「竜とそばかすの姫」「時をかける少女」などで知られる細田守監督による家族ドラマ。絵は普通。ストーリーは退屈。声優はいまいちのB級アニメです。これが2019年アカデミー賞ノミネート作品だって。
なんでこんなのがアメリカで評価されたんですかね。結構、絶賛してるアメリカ人の意見を聞いたんですよ。もしかしたら普段ディズニーしか見てない人たちにとっては新鮮だったのかもしれませんね。
キャストは相変わらず、人気俳優で声優陣を固めてます。それもなかなかひどいパフォーマンスでしたね。特に主人公の男の子くんちゃんの声のひどさに抵抗を覚えました。おばさんが吹き替えしてるのかよって思うぐらい女性の声丸出しじゃないですか。
あの声のせいか、くんちゃんのうざさに拍車がかかって、スクリーンをぶっ壊したくなりましたね。近くにピアノがあったら絶対投げてましたよ。
4歳のくんちゃんは、妹が生まれたことがきっかけで、両親が妹にばかり構うようになり、強い拒絶反応を見せていきます。
両親が子育てに励む間、くんちゃんは赤ちゃん返りをしたり、妹をいじめようとしたり、両親に反抗的になったり、わざとわめいて注意を引こうとしたりします。
そんなある日、自宅の庭に未来から自分の妹がやってきては友達になり、その日を皮切りに過去と未来の家族たちを見つめるうちにくんちゃんは少しずつ妹を受け入れていく、というのがストーリーの流れになっています。
公式サイトのイントロダクションにはこんなことが書かれています。
「世界中すべての人にまったく新しい「家族」と「命」の物語をお届けします!」
いやいや全然新しくないから。宣伝文句なのはわかるけど、よくもまあこんなおこがましいキャッチコピーを言えたもんだよなぁ。
リアリズムとシューリアリズムをミックスさせたどこにでもある話じゃん。「となりのトトロ」の退屈バージョンじゃないですか。
家族の描き方はリアルでいいんですよ。お母さんがお父さんに子育てにおいて偉そうな態度を取る感じとか、長男が生まれたばかりの次女に嫉妬していく様子とか。実際、ああいう状況はどこの家庭にもあるだろうし。
どうせならあのままリアリティー路線で行けばいいのにそこにしょうもない非現実な設定を加えて、なにがなんだか分からない話にしちゃってるんですよね。
くんちゃんが尻尾をつけて犬になる下りとか必要ですか? 家族のヒストリーをさかのぼるのに戦争時代のひいお爺ちゃんのエピソードまで出してこなくていいから。
あそこでひいお爺ちゃんが戦争で死なずに一生懸命生き延びたから今の私たちがある、とか言い出したら先祖代々の話、全部見せなきゃいけなくなるじゃん。
あの日、あの場所でご先祖様が愛し合わなかったら今の私たちは生まれてないのとか言ってベッドシーンでも見せる気ですか?
過去のエピソードはいずれもぶつ切りでつながりがなくインパクトに欠けましたね。あれを4歳の子供に見せて何をどう感じろっていうんだよ。あんなアホなくんちゃんに理解できねえだろって。
最近の日本のアニメってちょっとストーリーに捻りを加えてファンタジーかシュールにしたら「すごい!」みたいな傾向になってませんか?
もっとシンプルでストレートな話にすればいいのに、必ずどこかに二重の意味や含みを持たせて、視聴者に議論させようとしているのがミエミエなのが嫌です。
大人向けの映画ならそれでもまだいいんですよ。でも子供が見るような映画にまでそんな手法を多用するから日本の子供がひん曲がって育っていくんですよ。
B級アニメ監督が物語をファンタジーにするためにやる一番てっとり早い手法が次のような設定です。
- タイムスリップさせる
- 動物を擬人化する
- パラレルワールドを創り出す
細田守監督の作品なんて全部いずれかに当てはまるんじゃない? 他にアイデアないの?
コメント
炎上商法じゃないですか^_^
ところで、サイトのトップページリンクが「おすすめ動画配信サービス比較ランキング」に固定されているようです。
現在トップページを色々変更中です。
同意します。海外の評価が高いということには驚きました。何でだろうなぁ。声がどうこうって海外の方にはあまり関係ないんですかね。ちなみに私は開始5分ぐらいでダメでした。
あ、でも福山雅治は相変わらずのイケボで格好良かったです。
アメリカ人は先祖のことあまり考える人がいないから新鮮だったのかもしれませんね。福山雅治の声、気づきませんでした。
海外の評価が高いってのは聞いたことないですね
無理やりマスコミが持ち上げてるだけなんじゃないかなあ
この監督自体、ショタコン宣言してるインタビューがあったのでだいきらいです、
そういう性癖を人前で話すのがまず気持ち悪いし。
ほんと性犯罪者みたいですよ。
ロリコンもショタコンもきもちわるいだろ、
いまだにコン案の使ってる映画もさあ。駄作しか作れないのにいまだに
後人、若手に渡さないって
老害って言われても仕方ないよ。それ以下だもん
同意です。
個人的にあの年でくんちゃんがドM気質な部分を出してる所は気持ち悪かったです。(尻尾をお尻に刺して喜んだりとか)
くんちゃんの将来が心配になりましたね。
あのシーンは僕もびっくりしましたよ。子供のお尻に刺したりしたらダメだろって。
こんな映画ありましたね。見てみましたけど、監督の性癖にはついていけませんでした…
ぼくも無理でした。
ぜひアニメ「聲の形」もお願いします!
個人的にはまあまあ良かったんですけど、映画男さんにはどううつるかハラハラです!
ありがとうございます。見てみます。
引用失礼いたします。
※最近の日本のアニメってちょっとストーリーに捻りを加えてファンタジーかシュールにしたら「すごい!」みたいな傾向になってませんか?
もっとシンプルでストレートな話にすればいいのに、必ずどこかに二重の意味や含みを持たせて、視聴者に議論させようとしているのがミエミエなのが嫌です。
これ、めちゃくちゃ分かります。とくに「視聴者に議論させよう」ていうのは大いに共感しますね。いつの頃からか日本のアニメはとにかく「謎」が大好きになってしまった。エヴァンゲリオンの影響なんですかね?とにか風呂敷ばっかり広げすぎて、肝心の中身がスカスカでは策士策に溺れるですよ。
この「未来のミライ」も観ましたが、私が一番嫌いなのは、有名な、あるいは最近人気な歌い手さんに楽曲を提供してもらい、その楽曲の力で半ば感動させようとする演出、そういうのが嫌いで嫌いで、歌謡曲は好きだけど映画は映画音楽をもっと大事にして欲しい。まぁ一概に監督の意思じゃなく、制作サイドからの要請っていうの無きにしも非ずだと思うので、あまり強くは言えませんけど(笑)
あと過去を遡ってくうちゃんに様々な出来事を見せるシーン。あそこの見せ方の酷いこと酷いこと。ただ空中から眺めてるだけでしょ。それなのにそれ見てくうちゃん、急に良い子になっちゃうって、へ!?ですよ。正直あそこは詰めすぎたように見えましたね。
以上。
この映画最高なのに陰口を言うだなんて、お前らは人じゃない!異世界感も凄いし、何よりストーリーがいいのに。お前らアンチは地獄行きだ!