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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書の感想とネタバレ

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報道、表現の自由を問うジャーナリズムと政府の戦いを描いた政治映画。日本にもこんな記者たちがいたらなあ、と思わせる話です。62点(100点満点)

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書のあらすじ

ベトナム戦争の最中だった1971年、アメリカでは反戦運動が盛り上がりを見せていた。そんな中、「The New York Times」が政府の極秘文書“ペンタゴン・ペーパーズ”の存在を暴く。ライバル紙である「The Washington Post」のキャサリン(メリル・ストリープ)と部下のベン(トム・ハンクス)らも、報道の自由を求めて立ち上がり……。

シネマトゥデイより

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書の感想

BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」、「ブリッジ・オブ・スパイ」、「リンカーン」などでお馴染みのスティーブン・スピルバーグ監督による実話を基にした社会派ドラマ。

ジャーナリストたちが自分の人生を賭け、表現の自由と反戦のために政府と争う姿を描いたノンフィクションです。

舞台は、ベトナム戦争中の1960年代~70年代のアメリカ。アメリカ国防総省の軍事アナリストだったダニエル・エルズバーグはベトナムのアメリカ軍に付き添い、ベトナム戦争に関する進行状況を記録していました。

そんな中、ロバート・マクナマラ国防長官がベトナムの戦況が日に日にひどくなっていることを秘密裏で報告しているのを聞きつけます。

しかし表向きでは国防長官がメディアに対し、嘘の証言をしているのを見たダニエル・エルズバーグは軍の機密文書を持ち出し、ニューヨークタイムズの記者に漏らします。

ちょうどその頃、ワシントンポストは株式公開を目前に控えていました。編集長のベンは、ニューヨークタイムズが特大スクープを掴んでいるのではないかと疑い、スパイを送って偵察に行かせます。

すると翌日、ニューヨークタイムズ紙に機密文書を基にしたアメリカ政府とベトナムとの関わりを示す暴露記事が掲載されます。

ライバルにスクープを先取りされたワシントンポストのベンは、なんとしてでも機密文書のソースを突き止めることを記者たちに命じます。

ところがアメリカ政府がニューヨークタイムズ紙を訴えたことにより、裁判所から差し止め命令が下り、ニューヨークタイムズ紙はそれ以上スクープを報じられなくなります。

そんな状況を目の当たりにしたワシントンポストはまもなくダニエル・エルズバーグからニューヨークタイムズ紙と同じ機密文書を手に入れます。

そこにはなんと政府が長年勝ち目がないのを分かっていながらベトナム戦争を続けていたことが書かれていました。

しかしこれを報道するとワシントンポストの株主が離れ、会社が存続の危機に立たされるだけでなく、社長や記者たちまで機密文書を暴露したとして刑務所送りになる恐れがあります。

報じるべきかやめるべきか。社内でも意見は真っ二つに割れ、表現の自由を取るか、それとも政府の圧力に屈するのかワシントンポストは究極の選択に迫られる、、、という筋書きになっています。

あくまでも主役はワシントンポストで、ワシントンポストVSアメリカ政府といったジャーナリズムと政府の対決にフォーカスしています。系統でいうと「ニュースの真相」などと同列にできそうです。

スティーブン・スピルバーグ監督は同件に関わったワシントンポストの社員たちの正義感や使命感を他の映画同様やはり英雄として描いていきます。

彼らが英雄がどうかはさておき、政府の圧力に屈せずに命がけで真実を伝えようとするジャーナリズム精神には頭が上がりませんね。誤報や偏向報道ばっかりの日本の新聞社は見習うべきです。

アメリカでは刑務所に入る覚悟で真実を伝えようとする記者がいるのに対し、日本では出鱈目なことを書いて政府や個人に損害を与えようともお咎めなしだったりするもんなぁ。

記者を善、政府を悪とする構図はハリウッド的だけれど、ストーリーを分かりやすくしています。特にニクソン大統領は弾劾されているだけに映画の中でも悪者にしやすいですよね。そういえばニクソンの善の部分を描いている映画って見たことないなぁ。

全体的にスローペースで、話が盛り上がるのは中盤から後半にかけてです。政治ドラマに興味のない人は前半で退屈してしまう可能性もあります。

僕はスパイ映画が好きなので、ワシントンポストより、むしろ機密文書を漏らしたダニエル・エルズバーグ目線のストーリーが見てみたかったですね。ワシントンポストも偉いけど、同件における一番の英雄は彼なんじゃないかと思っています。

コメント

  1. RenoBank より:

    大御所の作品だけあってちゃんと最後まで観れますね。
    僕も機密文書を盗んだ方にフォーカスしたのをやってほしいです。

    映画としては、ロバートレッドフォーフォのウォーターゲートを題材にした作品の方が面白かったような気がします。