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アトミック・ブロンドは中身空っぽ金髪美女映画!ネタバレと感想

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シャーリーズ・セロン主演のスパイたちによる不毛な殺し合いに終始する、寝落ちすること間違いなしの映画。13点(100点満点)

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アトミック・ブロンドのあらすじ

イギリスの情報機関、MI6ですご腕のスパイとしてその名をとどろかすロレーン・ブロートン(シャーリーズ・セロン)に、新たな指令が下される。それは、何者かに奪われた最高機密クラスのリストを取り戻すというもの。ベルリンを訪れたロレーンを待ち受けていたのは、世界各国のスパイだった。すさまじい争奪戦の中、ロレーンは超人的な戦闘能力を発揮しながら立ちはだかる敵を倒し……。

シネマトゥデイより

アトミック・ブロンドの感想

小説「The Coldest City」を基にした、デヴィッド・リーチ監督による、セクシーさとスタイリッシュさだけが売りの女スパイ映画。スパイ同士の幼稚な情報合戦としょうもない騙し合いに時間と体力をただただ消耗する作品です。

エージェント・マロリー」、「コロンビアーナ」、「レッド・スパロー」などを見ても分かる通り、女スパイ映画のほとんどは滑ります。ツルツルに滑ります。なぜならそのほとんどがヒロインの美しさと強さにしかフォーカスしていないからです。

美人なのに強い。強いのにセクシーみたいな売り方しかしないので結局行き着くところは馬鹿な話になるんですよ。この映画も例外ではなく、シャーリーズ・セロンの美貌だけに任せている印象しか残りませんでした。

入浴シーンをやったり、ケツを出したり、レズの絡みをやったり、男性視聴者の注意を引くために見所を作ろうとしていたけど、じゃあ話題になるほど過激でセクシーかといったらそうじゃないし、その全てが中途半端です。

お色気で売る気なら脱ぐなら脱ぐ、やるならちゃんとやれって話なんですよ。結局のところ金髪美女を出しておけばみんな見るでしょ的なノリで作っているのが見え隠れして馬鹿にされている気持ちになりました。

ストーリーが終わってますね。ベルリンの壁崩壊の直前、MI6のスパイであるヒロイン、ロレーン・ブロートンが二重スパイのリストを取り戻すためにドイツを訪れたのを皮切りに東西諸国のスパイが激しい攻防を繰り広げるというものです。

様々なオペレーションに参加した二重スパイのリストが漏洩すれば冷戦が40年長引く恐れがあるらしく、リストの奪還は最優先事項なんだそうです。

そのため劇中、登場人物たちの口から「リスト」という言葉が執拗に連発され、お前ら何回言うんだよって突っ込みたくなるでしょう。

そしてそのリストを巡って、実はあいつは仲間でした、やっぱり敵でした、二重スパイでした、いや三重スパイでしたというのを最後まで繰り返す堂々巡りストーリーになっています。

アクションはスパイ映画によくありがちなパンチとキックとナイフと銃撃戦にカーチェイスを加えたもので、シャーリーズ・セロンの全然痛くなさそうなパンチをソ連の大男たちが受けて悶絶する下りにどこまで付き合えるかがポイントになりそうです。

こんなつまらない映画を作ったのは一体どこの誰なんだよと思って、デヴィッド・リーチ監督のことを調べてみたら、なんと「ジョン・ウィック」のプロデューサーと共同監督務めてるんですね。どうりで中身がないと思った。

コメント

  1. アオヤンマ より:

    アクションがすごかった。シャリーズセロン以外であのアクションをできるを見ない。
    映像技術があるにしても、あれだけ格闘したら本人アザだらけでしょう。
    ふざけた後ろ回し蹴りとか、実戦では使わない技でなく、あくまでも前へ。
    この金髪大女は実戦でも本当に強いのでは!と思わせるほど凄かったと思いました。 
    これに比べればソルトのアンジェリナジョリイもダンスでしょう。
    筋、内容は、シャリーズを暴れさせるため後からくっつけたみたいなもんで、しかしシャリーズ、あの地位とあの年でも真っ裸をちゃんと見せるあたりが、日本の女優とは女優魂がまるで違う、私がアクションやったらこうなるんだ!というチカラを感じました。
    打撃、投げ技などに、なるほどジョンウィックの殺陣が入ってたなと思いました。
    早送りで見てて、戦いのとこだけ再生したらあんまり凄いので、そのあともう一度見直してしまいました。

    • とんき より:

      美貌はその通りだと思います。
      しかし愛嬌がないからなんら感情移入されない。
      アクションはまあ頑張ってるのかな?でもそんなもん印象に残らないです。体重100kgはあるであろう屈強な大男に、バレリーナみたいな女が腹パンして、「うう〜!」とか言って倒れるシーンには失笑しましたね。ギャグだと思えば良かったのかもしれません。

  2. とんき より:

    この作品は駄作。つまらなすぎて半分くらい見て辞めた。
    イーオンなんちゃらと同じ。イーオンなんたらは女子高生がもつ「ウチら最強w」っ勘違いを映像化した痛い作品で、スタイリッシュさを出そうとするのが空回りしてる。ババアになった浜崎あゆみの無様さに似ている。
    このアトミックなんたらも、ええかっこつけてるだけで、中身がない。まず主人公の内面描写が皆無。この映画には思想がまるでない。ま、せいぜい言うならばポリコレ全開のポリコレプロモーションビデオだね。ムービーじゃくてビデオだよ。単なる動画。映画ではない。
    「強い闘う女性」がソ連の大男を簡単に殴り倒してるけど、ありゃフェミニストの妄想を映像化しているだけ。レズ描写は「LGBT容認はクールな映像!」をアピールしたいだけ。大体、物語の筋の上で必要な描写じゃないだろ。
    女が悪態をつく事が、「正義でクール」だと勘違いしている描写の数々は呆れて物もいえん。シャーリーズセロンにはなんの愛嬌もないし、セクシーさを利用して男性を籠絡する魔性の魅力もない。性を武器にするのはポリコレ違反だから描写されんのだろうね。
    だから、この映画の主人公は、クソ生意気な態度の女となり、かっこつけてタバコばかり吸って上司の男性に悪態をつく。そして行く先々で喧嘩になって暴力で解決する。これを繰り返してるだけ。余りに単調でやり口がバカみたいだから退屈すぎてあくびが出た。大人が観る映画ではない。
    ターミネーター2のリンダハミルトンは闘う女性だけど、母性もあれば思想もあるし、屈曲な大男にはなす術なくやられる描写もある。
    対してこのクソ映画は、忠実にポリコレの原理原則を遵守しているだけで、主人公には思想も母性も敗北の屈辱も葛藤もなんもない。俺はシャーリーズセロンは三流の女優だと感じたね。俺は「マンマミーヤ」みたいな映画で、明るくエネルギッシュな演技をする彼女の姿を観たいよ。

  3. きのこ食べすぎ より:

    実力派女優にハードなアクションさせたり、80’ポップスをBGMに使って、何課クールでスタイリッシュっぽいものを作ろうとしている意図は感じるんだけれど、全てが空回りして逆にダサくなってしまった印象。
    何というか、お洒落に目覚めた中学生が粋がりすぎた服選びをして、本人のドヤ顔とは裏腹に、客観的に凄いダサいファッションになってしまったみたいな。