スポンサーリンク

国宝はストーリーが薄くギャーギャうるさくつまらない!

※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています
※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています
この記事は 約5 分で読めます。

ドラマチックにしようとしている割には話が飛び飛びで、俳優たちの演技はいまいちで、日本文化がよく分からない外国人向けに作ったような作品。20点

スポンサーリンク

国宝のあらすじ

1964年、著名な歌舞伎役者・花井半二郎(二代目)は、長崎のヤクザ組織・立花組の新年会に招かれる。立花喜久雄は女形として『関の扉』の一節を披露するが、その直後、対立する組が襲撃し、喜久雄の父は殺害される。喜久雄は復讐を誓うものの、失敗に終わる。

1年後、喜久雄はその過去にもかかわらず半二郎に弟子として迎えられ半二郎の息子であり丹波屋の跡取りである俊介とともに修行を始める。二人は兄弟のような絆を築いていく。半二郎は彼らを京都へ連れて行き、人間国宝である女形・万菊の『鷺娘』の舞台を見せる。その演技は喜久雄と俊介に強い影響を与える。喜久雄は京都で芸者・藤駒と出会い、彼女は愛人になることを申し出る。やがて二人の間には娘・綾乃が生まれる。

咲子と半二郎は「東半」として女形コンビを組み、『藤娘』を演じる。やがて半二郎が交通事故で負傷し、大阪松竹座での公演に出演できなくなると、『曽根崎心中』のお初役を喜久雄に託す。それに反発した俊介は家を飛び出してしまう。

半二郎は喜久雄に三代目花井半二郎を継がせようとするが、襲名披露の最中に血を吐き、俊介の名を呼びながら息を引き取る。後ろ盾を失った喜久雄は歌舞伎の世界で地位を落とし、端役に回される。一方、俊介は万菊のもとで主演として復帰する。さらに喜久雄のヤクザ時代の過去や、藤駒との間にもうけた私生児の存在が評判を悪化させる。やがて彼は有力な後援者の娘・彰子と関係を持つが、彰子の父に舞台の最中に殴打され、丹波屋からも歌舞伎界からも追放されてしまう。

4年後、喜久雄と彰子は宴会や小さな店での芸で生計を立てていた。93歳で引退した万菊が、喜久雄に歌舞伎復帰の機会を与える。喜久雄は俊介と再び組み、「半半」として成功を収める。しかし『二人道成寺』の公演中、梯子を登っている最中に俊介が倒れ、糖尿病の合併症により舞台に立つことが困難になる。俊介は最期に『曽根崎心中』のお初を演じたいと願い、その舞台は成功するが、彼の命は尽きかけていた。

それから16年後の2014年。故・俊介は没後、五代目花井白虎の名を贈られ、喜久雄は人間国宝に認定される。インタビューで「今なお求めるものは何か」と問われた喜久雄は、かつて『二人道成寺』の後に語ったのと同じく、「ある景色」を探していると答える。撮影を担当していたカメラマンは、疎遠になっていた娘・綾乃だった。彼女は父に複雑な思いを抱きながらも、その芸に惹かれずにはいられない。喜久雄は俊介に捧げるため、『鷺娘』を舞うのだった。

国宝のキャスト

  • 吉沢亮
  • 横浜流星
  • 高畑充希
  • 寺島しのぶ
  • 森七菜
  • 三浦貴大

国宝の感想と評価

悪人」、「フラガール」「怒り」などで知られる李相日監督による、歌舞伎役者の生涯をつづった人間ドラマ。主演二人の演技が下手なのと、しつこい演出とダラダラの展開に最後までまともに見られませんでした。

物語は、やくざの息子として生まれた主人公が、代々歌舞伎役者の名家に弟子として引き取られ、そこの息子と兄弟のように育ち、成功、転落していく様子を描いていきます。その過程で何度も何度も血がつながっていない、血筋を引いていない、血縁血縁血縁とうるさいセリフが続き、歌舞伎の世界において血筋と才能はどちらが大事なのかみたいなものすごい雑なテーマが提示され続けます。

そのしつこさと言ったら結婚後にずっと自分の子供の結婚相手の学歴についてチクチク愚痴ってくる姑、もしくは舅ぐらいのしつこさレベルで、そこしか描くところないのかなあと思って見ていたら結局最後まで出自のことしか言わなくて笑えました。ほかにエピソードないのかよ。

序盤、父親を殺された息子、喜久雄が入れ墨を入れて、銃を手にして父の仇を取りに行くシーンも、なんで中学生ぐらいの幼い子供が手彫りで入れ墨入れて、簡単に銃にアクセスできるんだよっていうのがひっかかってもうそれ以降、題材こそ歌舞伎ですが、フィリピンの出来事として見ることにしました。

フィリンピンの話として見ると、不思議と関西の歌舞伎役者たちがヘンテコな関西弁を話すのにもそれほど違和感を覚えずに行けました。向こうの詐欺師が変な日本語を話すみたいなノリで見ればいいので。なんでわざわざ関東の俳優を関西人役で出すんだろう。その時点で本物志向じゃないっていうのが分かっちゃうんですよね。そのくせ日本文化をゴリゴリに押して世界でプロモーションしようっていう魂胆でしょ。すごい悪質ですよね。外国に住んでいる身からするとこういうヘンテコ日本映画って一番海外の人に見せたくないんですよ、全部信じちゃうから。

「日本ではなにより家系が一番大事なんでしょ?」とか言ってくる奴いるからね。そういう奴らに対処しないといけなくなる人の気持ちも考えてもらいたいです。

ギャーギャーとうるさい口論もさることながら、いちいちバイオレンスシーンをちょくちょく入れて来るのも意味不明でした。歌舞伎映画なのにオラオラするなよ。喧嘩するにしても静かにやれよ静かに。

ストーリーのぶつ切り具合も気になりましたね。追放されたり、戻ってきたり、喧嘩したり、仲直りしたり、その経過が描かれていないからなにがあったのか分からないし、プロセスを大事にしないストーリーってなんなだろうって考えさせられました。

強いて褒めるとしたら歌舞伎のシーンが絵的に美しいという点でしょうか。逆にいうとそこしか見れないからね。そういう意味では映画というより長すぎるプロモーション動画ですね。プロセスを大事にしないっていうのもPVだったら説明がつきますね。ストーリー性薄いのにやたらドラマチックにしようとするからちぐはぐなんだよ。ダメ、全然ダメ。どうせこんなにちぐはぐにするんだったらエンディングでヒップホップ流せよ。中途半端だなあ。

コメント