2016/02/27

ジョン・ウィック(原題 JOHN WICK)

John-Wick

15点(100点満点)

ストーリー

伝説的な暗殺者として裏社会にその名をとどろかせるも、殺しの仕事から手を引いたジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)。暴力から遠く慣れた毎日に安らぎを覚えていた彼だったが、それをロシアン・マフィアによって奪われる。怒りと憎しみに支配された彼は、封印していた殺しのスキルをよみがえらせ、ロシアン・マフィアへのリベンジを果たすことを決意し……。

シネマトゥディより

文句

キアヌ・リーヴスが主演している、ヘボヘボ復讐劇。殺して殺して殺しまくるだけのナンセンスアクションで、何のストーリー性もない屑映画。

yahoo映画の解説によると、監督は『マトリックス』シリーズなどのスタントを務めてきたチャド・スタエルスキだそうです。そもそもなんでスタントマンがメガホンを取ったのかその経緯が分からないんですが、要するに素人が撮った映画です。

ストーリーが一番笑えます。伝説的な殺し屋ジョン・ウィックはある日、愛する妻を病気で失う。その妻が彼に残したものは一匹の犬。ある日、ジョン・ウィックがガソリンスタンドに愛車のムスタングに犬を乗せて行くと、そこにはロシアンマフィアの若者たちが数名いた。ジョン・ウィックの車を一目見て気に入ったマフィアの一人はジョン・ウィックを家まで尾行し、彼の目の前で犬を殺し、車を盗んで行く。これに憤慨したジョン・ウィックはロシアンマフィアに復讐を誓う、というものです。

つまり復讐の理由が犬と車なのです。犬だって大事な命じゃないか、という人がいるかもしれません。そうならそうで犬一匹に対して、人間を50人ぐらいを次々と殺していくジョン・ウィックの命に対する価値観がよく分かりません。

なんで彼がそんなに殺しまくるかというと、それはその犬が「愛する妻が残した唯一のもの」だからだそうです。いまいちそれだけではピンとこないのは僕だけでしょうか。特にプロの殺し屋ともあろう人間が復讐の限度を分かっていないというのはどうかと思いますね。じゃあジョン・ウィックに殺されたマフィアたちは何人殺し返せば気が済むんだ、という話になってきます。

おそらくこの映画は『マトリックス』で仲良くなったスタントマンの監督とキアヌ・リーブスがなあなあで作った映画に違いありません。オーディションをして主役を選んだのではなく、キアヌ・リーブスを軸に「何かやりたいんだよなあ、復讐劇はどうかな? 凄腕の殺し屋が暴れまくるやつなんていいなあ」なんてノリで話が進んでいったんではないでしょうか。

というのも伝説の殺し屋を演じたキアヌ・リーブスの体がブヨブヨで、アクションの動きもスローすぎて、とても役作りのために努力した気配がないのです。キアヌ・リーブスは嫌いな俳優じゃないけれど、「お前何やってんだよ」と言わずにはいられない演技で、友達ごっこを見せられた印象が強いです。そういえば、昔一緒に仕事をした俳優とスタッフが再びタッグを組んだ、みたいな映画で面白かったためしないですよね。

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