2017/02/03

スプリット

結果を出さなくても決して首にならないハリウッド界の公務員監督M・ナイト・シャマランによる史上最低のうんこホラー映画。脚本がひどく、ストーリーのアイデア不足も甚だしい、ただの失敗作。15点(100点満点)


あらすじ

3人の女子高生ケイシー、クレア、マルシアは、クレアの誕生日パーティの帰り道、見知らぬ男に拉致され、密室に監禁されてしまう。

そこには神経質な雰囲気を漂わせた1人の男がいた。3人は男が部屋から立ち去った後、必死に脱出する方法を思案する。

すると、ドアの外から男と女が会話する声が聞こえてきた。3人は助けを求めて声を上げるが、そこに現れたのは、女性の服に身を包み、女性のような口調で話す先ほどの男だった。

その男ケヴィンには何と23もの人格があり、9歳の少年やエレガントな女性など、彼の体の中で人格が激しく入れ替わっていく。そして、ケヴィンに24番目の人格が現れた時、彼女たちは絶望の縁に陥るのだった。

wikipediaより

映画スプリットはつまらない!

ヴィジット」や「ハプニング」でお馴染みの駄作ホラーを作らせたら右に出る者がいない監督M・ナイト・シャマランによる拷問級糞つま映画。ジェームズ・マカヴォイの下手な多重人格演技頼りのダラダラ監禁ホラーで恐怖もなければ、エンタメにもなっていない代物。

物語はパーティーの帰り際、変質者の男が車に乗り込んできて3人の女子高生を誘拐し、監禁するところから始まります。始まるというより、エピソードらしいエピソードはただそれだけで、後は最後まで女の子たちが監禁され続けるスカスカの内容です。

変質者の男は多重人格者で、なんでも20人以上の人格が彼の中に潜んでいるそうです。その複数の人格を主演のジェームズ・マカヴォイがドヤ顔で演じるのを、視聴者がそれぞれの評価を下すというのがこの映画の醍醐味です。

僕はジェームズ・マカヴォイのわざとらしさに絶えられなかったので退屈すぎて自分が監禁されてるような気持ちになりました。たっぷり2時間の拷問を受けました。もしかしたら監督の意図はそこにあったのかもしれません。そうだとしたら、ある意味怖いですけど。

ストーリーが穴だらけで笑えてきます。そもそも女子高生のお父さんは駐車場で殺されたんでしょうか? だったらその時点で大事になるし、犯人はお父さんの自動車に乗って女子高生を運んだんだろうから自動車を探したらいいだけじゃないですか。

それとも三人を担いで監禁場所まで持っていったんですか? なんでハリウッドのホラー映画って警察が最後まで出てこないんですかね。

基本的にM・ナイト・シャマランのストーリーって、登場人物が子供のときに虐待受けてるって話が多くないですか。本人にそういうトラウマがあるのか、ホラーの脚本として都合がいいのかは知りませんが、ワンパターンすぎてやめてもらいたいです。

この映画にしても虐待、誘拐、監禁、多重人格などといった恐怖キーワードを並べていった末にできた作品という感じがして、それしかアイデアないの?って言いたくなります。

犯人の男には20人以上の人格があるくせに、そのうち一人も人質を解放してあげようといった考えの人はおらず、喋り方が変わっただけじゃねえかよって思いましたね。あれだけ重度の人格障害を抱えながら、ちゃんと精神科医のカウンセリングには通ってるという優等生ぶりが笑えます。入院させろっつーの。

いやあ、これはひどい。これはダメなやつですよ。映画館で見たら絶対ダメですよ。本当につまらないから。

映画スプリットのネタバレ

劇中では何度も「ビースト」という言葉が出てきますが、ビーストとは多重人格男ケヴィンの24番目の人格を指し、その名の通り、壁をよじ上ったり、鉄格子を素手でこじ開けたりできる超人的な身体能力を持つ存在で、そいつが人質の高校生2と精神科医のお婆ちゃんを殺していきます。

その辺りからホラー映画というより、スーパーヒーロー映画みたいな話になっていき、ストーリーに収集がつかなくなります。

ビーストはなぜかケイシーだけは殺さないで生かしておきます。だってケイシーは主役だから。あるいはケイシーも同じように虐待を受けた過去を持つから友達なんだってさ。

やがてケイシーのもとにおっさんが登場して、ケイシーを保護してくれます。なんとケイシーが監禁されていた場所は動物園だったというオチがふざけすぎです。監視カメラないんかよ。

映画スプリットのラストシーンの意味

事件解決後、レストランで客がニュースを見ているシーンになります。そこである客が「この事件は15年前の車椅子の男の事件と似てるね。そのときも犯人は変な名前で呼ばれてたよね?なんだっけ?」といったことを周りの人に聞きます。

すると隣にいた男がこう答えるのでした。

「ミスター・グラスだよ」。

その男はなんとM・ナイト・シャマランの過去の作品「アンブレイカブル」に登場したブルース・ウイルス扮するディヴィッド・ダンです。つまりこの映画は「アンブレイカブル」と同じ世界の中の物語だったのです。

スーパーヒーロー映画みたいな展開はそのためだったんですね。だってこの映画は「アンブレイカブル2」の序章、あるいはこの映画自体が「アンブレイカブル2」なのだから。

なんだかマーベルやDCユニーバスみたいな話になってきてますね。シャマランユニバース興味ないわぁ。

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