2013/07/11

ラースとその恋人(原題 Lars and the Real Girl)


19点(100点満点)

ストーリー

純粋で心優しいが、人付き合いが大の苦手なラースはある日、兄のガスとその妻のカリンにインターネットで知り合ったという自分の恋人を紹介する。ガスとカリンは孤独なラースにやっとパートナーができたといって大喜び。しかしいざ恋人としてラースが家に連れてきたのはアダルトサイトで買ったダッチワイフだった。

文句
登場人物全員がアホな偽善ドラマ。笑えるのは最初の5分だけ。それ以降は付き合いきれなくなり、段々イライラしてくる。なにが嫌かって村の人々があまりにも優しすぎるのが嫌。村全体でダッチワイフを本物の人間として接するなんて、どれだけあいつらは狂ってるんだ? 少なくとも兄がラースを思い切り殴って目を覚ましてやらないといけないのに、みんなしてお芝居に付き合うところなんかは精神病そのもの。

恋愛していない人、恋人のいない人は不幸だという前提で話を進めている辺りがラブコメディーと同レベルですね。ラースも孤独で、人と接するのが苦手だったら、一人で幸せになる方法を見つければいいのに、そういう努力はせずにダッチワイフを買って周囲に散々迷惑かけてるんだからどうしようもない。

色々とラースの生い立ちや過去の出来事などに触れていますが、どれひとつダッチワイフを本物の人間としてみなすほどの重病を抱える理由にはなりませんね。もし母親が死んだとか、人に触れられると拒絶反応が起こるとか、そんな理由で男がダッチワイフに走るなら、ダッチワイフの会社はもっと繁盛してるって。

これも男性よりいかにも女性が気に入りそうな映画ですね。純なラースをかわいいとか、いい人などと言って涙を流す女がいそうで怖いです。でもこれだけは断言できますが、この映画をどんなに気にいった“理解力のある、心優しい女”だって、男の家に行ってそこにダッチワイフがあったら、二度とその男とは会わないですよ。この映画を好きだという人には、ぜひともダッチワイフと2泊3日で温泉旅行に行ってもらいましょう。そうしたら人々の本当の反応が見られるから。

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