2014/05/03

謝罪の王様

shazai

55点(100点満点)

ストーリー

依頼者たちに代わって謝ることで、彼らが抱える多種多彩なトラブルを収束する東京謝罪センター所長、黒島譲(阿部サダヲ)。ヤクザの車と追突事故を起こし、法外な賠償金の支払いを迫られていた帰国子女・典子(井上真央)は、彼に助けられたのがきっかけでセンターのアシスタントとなる。二人は、セクハラで窮地に陥った下着メーカー社員の沼田(岡田将生)、あるエキストラの起用で外交問題を起こしてしまった映画プロデューサー・和田(荒川良々)など、さまざまな顧客に降り掛かる問題を謝罪で解決していく。

シネマトゥディより

文句

謝罪のプロたちが巻き起こすドタバタおバカコメディー。爆笑はできないけれど、小さな笑いを数多く仕込んで勝負している、そこそこ楽しめる一本。

なんの情報もなく見ていたら、途中で三谷幸喜監督の映画かなと思わせる演出の数々があったのですが実際は水田伸生監督でした。ふざけ方のノリが似てますね。影響を受けているのかな? 「ザ・マジックアワー」とか「THE 有頂天ホテル」とかを彷彿させます。この手の映画は腹を抱えて笑うことはないけれど、ときおりプププと吹いて微笑ましい気持ちにはなれます。最初からふざけた映画なんだと思ってみると、リアリティーを求めることもないし、彼らの世界感に付き合ってみようという姿勢にもなります。

ケースごとに違ったエピソードを紹介して、終盤で前後を微妙につなげていく手法なんかも上手かったです。話がブータンをモチーフにしたマンタン王国のシーンに差し掛かるあたりから馬鹿さ加減が増していきます。マンタン王国の通訳とか、国民が土下座で首相を迎える下りなんかは結構笑えました。ただ、コメディーならコメディーでもっと深い笑いも体験してみたかったというのが正直なところですね。

ブータンの人々がこれを見たらどう思うのか、ちょっと反応を見てみたいですね。自分の国をモデルに滅茶苦茶のことしやがってとか怒り出す人もいるかもしれないですね。それがあるからマンタンという架空の国にしたんでしょうが、どうせなら実在の国を笑いのネタに使ってしまうぐらいの勝負に出て欲しかったですね。その国の日本大使館に苦情が殺到するぐらいの作品を作って、監督が「わき毛ボーボー、自由の女神っ」って言って謝れば、その全てが一つの作品になるんですけどね。

この映画は「TSUTAYA DISCAS」で鑑賞できます。

今日のおすすめ映画

日本の監督にもこれぐらいやってもらいたいですね。

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