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映画ディス/コネクトはハラハラする!ネタバレと感想

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DISCONNECT

現代のネットの事件、事故などを基に多くのストーリーが交差する上質の群像劇。ストーリー構成がよく、終盤に一気に見せ場を作るエキサイティングな演出にハラハラドキドキさせられること間違いなしの一本。74点(100点満点)

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ディス/コネクトのあらすじ

リッチ(ジェイソン・ベイトマン)の息子はソーシャルネットワークを通じて攻撃され、自殺しようとするも一命を取り留めたが意識不明の状態になってしまう。

弁護士として仕事に忙殺される彼は家族との関係もおざなりにしていたため、息子の自殺の原因がまったくわからず困惑していた。一方、元刑事の厳格な父 親と二人暮らしをする加害者の少年は愛情に飢えており……。

シネマトゥディより

ディス/コネクトの感想

マーダーボール」のヘンリー=アレックス・ルビン監督による上手い映画です。実際にあったようなエピソードを複数絡めながら、様々な伏線を張り巡らせ、ラストで一気に爆発させるといった感じで、リアリティーもあるし、出演者たちの演技もよかったです。

ウェブカメラでチャットをするアダルトサイトの仕事をさせられている少年、その少年を取り上げようとコンタクトを取るローカルTVレポーター、子供を亡くし、さらにはハッキングの被害にあった夫婦、嘘のフェースブックアカウントを立ち上げクラスメイトとメッセージをやり取りする生徒、その全てが実際にありえる、または聞いたことがあるようなエピソードにもかかわらず、新鮮さが失われていないのがよかったです。

登場人物のみんながネットで誰かとつながろうとしている。けれどネットだけにどこか無責任なつながり方をしていて、そのせいで知らず知らずのうちに誰かを傷つけ、結果的に現実社会における人間関係を遮断(ディスコネクト)していることに気付いていない人々、といったのがテーマの軸になっています。

ネットは確かに面白いけれど、ネットの中だけで人生が完結してしまうのは問題ですね。フェースブック、携帯、メールなんかでいつでもどこでも連絡を取り合うのが簡単になった現代ではリアルの触れ合いが薄くなってきているのを日々感じます。

誰かといてもそこにいない誰かとばかり携帯でメッセージをやりとりする人々。フェースブック上での執拗な幸せアピール。

実際はそんなキャラじゃないのに、ネット上だと別人のように振る舞う多重人格者たち。現代病ともいえるそんなバーチャルライフの闇の部分を浮かび上がらせているのがこの映画の特徴です。

数あるエピソードの中でも女性ローカルTVレポーターのニーナのキャラがリアルでしたね。ちなみにニーナを演じたのは「シャドー・ダンサー」にも出ていたアンドレア・ライズブローです。

悪い女をやらせたらピカイチの女優で、今回も自分の企画を実行するために上司と寝て、未成年の少年をネタに使い、最後は中途半端に助けようとする、という最低最悪の偽善者女を演じていました。少年に対してニーナが微妙に優しくしようとしたり、微妙に突き放したりする下りが絶妙です。

利用したと思われたくないから無視はできない、でも未成年と関わると変な目で見られるから距離を保ちたいし、結局は相手のことより自分のことを優先に考えてるあたりが、「こういう女よくいるなぁ」と思わせるキャラでした。優しく感じられるときもあれば、冷たく憎たらしいときもある。

それでいて美人だし、危険な香りもして、誘惑したらもしかしたらいけるかもしれない、と思わせるあの雰囲気がたまりません。ああ、悪い女だ。なんて女だよ、まったく。

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