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ラストナイト・イン・ソーホーはつまらないスリラー!ネタバレ感想

この記事は 約4 分で読めます。

最初から最後までスリルのないスリラー映画。一風変わった作品を作ろうとしてはただつまらない作品ができちゃった感じの駄作です。23点

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ラストナイト・イン・ソーホーのあらすじ

六感が優れている少女エロイーズは亡くなった母親の姿を見ることがしばしばあった。彼女にとってはそれはごくごく当たり前のことだった。

そんなエロイーズはある日、ファッションデザイナーを目指して田舎からロンドンに引っ越す。ファッションの勉強をするために学校に入学し、寮に入ったのもつかの間、ルームメイトたちが毎晩パーティー三昧だったためエロイーズは静かに暮らせる場所を探すことにする。

エロイーズが見つけた場所は1960代を彷彿とさせる大きくて古い家だった。ところがその家で眠るようになってからエロイーズはサンディという名の少女の夢を見ては1960年代の出来事を追体験するようになる。

サンディはあるナイトクラブで歌手としてデビューしたはいいものの、そこに来るVIP客たちに枕営業を強要させるようになり、地獄の苦しみを味わっていた。

エロイーズはそんなサンディを救うべく、1960年代に一体彼女に何が起こったのかを突き止めようとする。

ラストナイト・イン・ソーホーのキャスト

  • トーマシン・マッケンジー
  • アニャ・テイラー=ジョイ
  • マット・スミス
  • ダイアナ・リグ
  • リタ・トゥシンハム

ラストナイト・イン・ソーホーの感想と評価

「ショーン・オブ・ザ・デッド」や「ベイビー・ドライバー」で知られるエドガー・ライト監督によるサイコスリラー。現代と1960年代の出来事を交互に見せていくつまらないパラレルストーリーです。

物語は、現在を生きるヒロインが、いわくつきの部屋に知らずに引っ越してきたことをきっかけに、同じ部屋にかつて住んでいた少女と霊的につながるようになり、彼女を救うために探偵ごっこを始める、というものです。

ベイビー・ドライバー」でもそういうところがあったけど、オシャレ路線で街を描こうとしている意図は見えるものの、特別オシャレに仕上がってもなければ、スリラーとしても中途半端で、なにより話が面白くないです。

思わせぶりで、なんだか楽しくなりそうな期待感だけを抱かせる点でいうと「アンダー・ザ・シルバーレイク」と通じるものがありますね。

でも実際は無駄なシーンが多く、本題に入るために30分ほどかかり、あとは延々とビジョンという名の幻覚、あるいは追体験シーンが続く、というダメ構成になっていました。褒める点はほとんどないんだけど、強いて言えば「Downtown」など昔の懐かしい音楽が流れるぐらいでしょうか。中途半端な哀愁路線で攻めたよなあ。

最近、こういうパラレルストーリーが多いですよね。回想シーンや夢で二つの時代を行ったり来たり、あるいはタイムスリップしたりする話。それらの作品に共通するのは、平行させて二つのストーリーを見せることで、いろいろとごまかせる、ということです。

序盤で視聴者を混乱させておいて中盤で二つの話をリンクさせて終盤で伏線を回収したら、なんとなく映画を見た、または物語に浸った感じがするんですよね。ものすごい安っぽい手法だけどね。この手の映画って絶対二回見れないし、オチだけ知れたらそれでいいもんね。こういう映画に限って「ネタバレ厳禁」とか言われるけど、もともとネタバレの部分しか見どころがないんだっつーの。

そもそもファッションデザイナーを目指してロンドンに行ったはずのヒロインのエロイーズが学校そっちのけで、1960年代に起きた事件の真相を探る意味が良く分からなかったです。あいつのファッションに対する意気込みってそんなもんだったんですね。

時を超えてサンディとリンクしてしまったから他人事にできなかったとはいえ、何十年前のことだよって話じゃないですか。犯人捜しをしようと当時の関係者たちが生きているとも限らないし、エロイーズがあの家を出たら悪夢に襲われずに済むんだから、早く引っ越そうよって。

サンディは悪い男に殺されたに違いない、というミスリードを使って最後はしょうもないサプライズエンディングが待っています。実はサンディは生きていて、家主のおばあちゃんがサンディだった、というものです。殺人事件の被害者は実は彼女ではなく、男たちのほうだったんだって。しょうもな。なんで捕まってないんだよ。

それであれだけサンディを救おうと頑張ってたエロイーズのせいで最後はおばあちゃんまで死んじゃうんだから、やっぱりなにもしなかったほうがよかったじゃん。少なくとも恋人が刺されることはなかったよね。

結局、エロイーズのおせっかいな第六感のせいで恋人は刺されるは、サンディは死んじゃうは、刑事は車にひかれるは、多くの人たちが不幸になった話でしたね。最初から勉強だけしとけよって。

一番、腹立ったのは全然勉強してなかったくせに最後はファッションの分野でもエロイーズがなぜか成功したみたいな終わり方になってたところですね。ファッションの専門学校に行った人が見たら確実にブチ切れる話でした。

コメント

  1. きのこ食べ過ぎ より:

    予告の時点で駄作臭がしましたが、やはり!ですか。
    最近観た映画だと「MONOA」とか面白かったです。

  2. きのこ食べ過ぎ より:

    「MONOS」でした。

  3. きのこ食べ過ぎ より:

    スローは確かにそうですね。序盤の時点で「蠅の王」みたいな展開になるのは予想できましたし。
    自分はあの序盤の高原のロケーションが気に入りました。
    リアリティーを出すために、オーディションで選んだ素人を多用したのも、後半に進むにつれ「単調さ」の原因になったんでしょうか。

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