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アイム・ユア・マン・恋人はアンドロイドはつまらない!ネタバレ感想

この記事は 約4 分で読めます。

商業映画としても芸術映画としても中途半端なドイツ映画。設定やら、ストーリーやらなにもかもが浅くてつまらないです。29点

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アイム・ユア・マン・恋人はアンドロイドのあらすじ

ある晩、考古学者のアルマはナイトクラブに行き、そこでハンサムなトムを紹介される。トムは相手を幸せにするためにプログラムされた恋人用アンドロイドだった。

別の日、アルマは上司のロジャーから三週間トムを使い、その機能を査定するように依頼される。その代わりに研究資金を提供するということでアルマは渋々依頼を引き受けることに。

こうしてアルマはトムと同棲生活を始めるが、あらゆる手段を使ってアルマを幸せにしようとするトムに対し、アルマは恋愛に興味が持てず、冷たくあしらうばかりだった。

アイム・ユア・マン・恋人はアンドロイドのキャスト

  • マレン・エッゲルト
  • ダン・スティーヴンス
  • ザンドラ・ヒュラー
  • ハンス・レーヴ

アイム・ユア・マン・恋人はアンドロイドの感想と評価

マリア・シュラーダー監督によるベルリン国際映画祭出品作品。アンドロイドの男と過ごしているうちに冷え切った感情が次第に温まってくる孤独なヒロインの恋物語。ネタ、映像、ストーリーが全体的に古臭く、すでにどこかで見たことのあるような話です。

人工知能を搭載したパートナーが出てくるという意味では「エクス・マキナ」、「ブレード・ランナー2049」、「her/世界でひとつの彼女」なんかを彷彿とさせます。

本作がそれらの作品と違うのはアンドロイドが女性ではなく、男性であるところでしょうか。そういう意味ではやや女性向けの作品といえそうです。

舞台はテクノロジーの発展した未来ではなく、現代であると言う点においても違いますね。しかしそれが問題点でもあります。自動車も普通のガソリン車でパソコンも携帯も現在風のものなのにアンドロイドだけは高性能というミスマッチがまず違和感を抱きます。アンドロイドだけが異常に発達した世の中で、車はまだ自動運転でもなく自分で運転する世界はテクノロジーレベルが高いのか低いのかよく分かりません。

ヒロインのアルマは中年のこじらせた感じの女性で、恋愛アンドロイドのトムを手にしても活用する気さえなく、常にトムがアルマのご機嫌を取ろうとしてはアルマにあしらわれる、というのの繰り返しでストーリーが広がっていきません。ただただ退屈なだけで、ロマンチックにならないし、笑えもしないし、悲しくもなりません。

そもそも恋愛に興味のないアルマが理想のパートナーとして設計されたアンドロイドの実験者に選ばれてること自体がおかしいですよね。もっと寂しがり屋で、腕枕してもらえなければ寝られないぐらいの女性をヒロインにしないと。そもそもそういう人たち向けのアンドロイドなんじゃないの? 私は独りで幸せだからっていう人に使ってもらっても有益な意見なんて得られないでしょ。

アルマみたいな性格の女性にはアンドロイドがツンデレか、あるいはドSの態度で接するぐらいでちょうどいいんですよ。言葉攻めで罵りまくって、ときどき優しくするとか。それか毎日口論をふっかけて感情的な情熱的な日々を送らせてあげるとか。

あとトムのキャラや外見をもっとベタで分かりやすい筋肉ムキムキ色気ムンムンのイケメンにしてもよかったかもしれませんね。トムに魅力があまりないから、恋愛の対象にならない、こんな男性がいたら素敵だなあ、とは思えないのがいけませんね。

いずれにしてもアルマとトムのやり取りが基本的につまらないので、この映画自体がつまらなくなっていました。また、最初は乗り気じゃなかったアルマが徐々に心を開いていって、トムに情が沸いてくるというのもありきたりな展開だったし、その割には終盤ドラマチックにすらならないっていうのもなんだかね。

もっと愛情表現してもよかったんじゃないの? あれで精一杯なの? 終始、アルマが冷たい女だったなあ、という印象しか残りませんでした。なのになぜかお父さんにだけは優しいのな、あいつ。だったら同居しろよ。

やっぱりこの手の話は、果たしてアンドロイドは夜の営みも含めて人間を本当に満足できるのか、ということを追求するに尽きると思うんですが、トムを見ている感じではなにかもが機械的だし、あれでどうやって人間が幸せになれるんだよって感じがしましたけどね。中途半端に高性能だとむなしいだけでしょ。

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