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シャンチー・テン・リングスの伝説のネタバレと感想!惜しい映画

この記事は 約5 分で読めます。

前半面白く、後半つまらない、ガス欠の速い短距離ランナーみたいなごちゃ混ぜ映画。いい作品になるポテンシャルはあるのにもったいないです。48点

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シャンチー・テン・リングスの伝説のあらすじ

シャン・チーは親友のケイティと一緒にホテルの駐車係の仕事をしてうだつの上がらない生活を送っていた。ほかの友人たちからももっと自分の才能を生かした仕事をしたほうがいいと助言を受けていたが、それがなにか分からなかった。

そんなある日、シャン・チーはケイティとバスに乗って仕事に向かっていると、黒服を着た屈強な男たちから因縁をつけられ、首に着けていたペンダントをよこせと言われる。シャン・チーがそれを断ると男たちと格闘になった。

するとシャン・チーはケイティには見せたことのない、すさまじい格闘技のスキルを見せて男たちをやっつけるのだった。

今までシャン・チーにそんな才能があることを知らなかったケイティはシャン・チーの正体を明かすように問い詰める。

すると、シャン・チーは小さな頃から父親が率いる暗殺者集団の訓練を受けて育ち、彼らから狙われていることを話した。そしてこの分だとマカオにいる妹シャーリンにも危険が迫っているというのだった。

こうしてシャン・チーはケイティと共にマカオに行き、シャーリンを助け出そうと試みるが、、、、

シャンチー・テン・リングスの伝説のキャスト

  • シム・リウ
  • トニー・レオン
  • オークワフィナ
  • メンガー・チャン
  • シェル・ヨー
  • ファラ・チャン
  • ロニー・チェン
  • ベン・キングズレー

シャンチー・テン・リングスの伝説の感想と評価

黒い司法0%からの奇跡」、「ガラスの城の約束」、「ショート・ターム」などで知られるデスティン・ダニエル・クレットン監督によるマーベルカンフーアクション。

前半30分はものすごく面白いのに徐々に失速し、後半つまらなくなっていく惜しい作品で、2時間超えの長尺にしたのが裏目に出ています。あと過去作にも登場した暗殺者集団「テンリングス」の歴史や裏側が披露されるぐらいでほとんどマーベルシネマティックユニバースとは関係がないのがダメですね。

マーベス映画初アジア人が主演を務めたということで注目されていますが、主演のシム・リウもヒロイン役のオークワフィナも実際のところいい仕事をしていました。

全体的にユーモアがたっぷりでオークワフィナがほとんどのボケとオチを担当しています。これまでのマーベル映画のヒロインといえば美人でセクシーみたいなキャラばかりだったので、彼女がそれを見事に覆していてなかなか良かったです。オークワフィナは「フェアウェル」でも主演で出てるけど、いい女優ですね。

最初の格闘シーンは狭いバスの中で起きるんですが、その狭い空間を小柄で身軽なシム・リウがうまく利用して戦っている様子はエキサイティングで、ヒロインがハンドルを握るくだりなどは完全に映画「スピード」のオマージュになっていました。

続いて舞台をマカオに移し、ビルの足場で戦うシーンはジャッキー・チェン映画のオマージュでしょう。お父さんとお母さんの格闘シーンは「グリーン・デスティニー」ぽかったですよね。そういった歴代のアクション映画に対する敬意みたいなのが感じられて前半はとても好印象でした。

ところがそんないい調子で進んでいた話が後半に差し掛かると徐々に脱線し始めます。シャン・チーの父シュー・ウェンウーと合流してからはハリー・ポッターとロード・オブ・ザ・リングを足したみたいなアドベンチャーの世界観になってしまい、挙句の果てにはドラゴンと戦うファンタジー路線を突き進んでいくのが台無しでした。

さっきまでビルとかバスの中で戦っていた登場人物が急にドラゴンの背中に乗って戦うってそんなのありかよ。ストーリーも結局のところなんだかよく分からない親子喧嘩に終始し、親父がヴィランになりきれていないのも問題ですね。

憎いけど親父だからモラル的に殺すわけにもいかないし、でも話的にまとまらないから最後は死んでもらわないと困るみたいな流れなんですよ。

マーベルシネマティックユニバース目線で見ると最後の最後まで関連性が薄く、一応エンドゲーム後の世界という背景には少し触れてはいるもののこれを見たからなにかものすごい新しい発見があるといった内容にはなっていませんでした。

本編はそんな調子で、ミッドクレジットシーンになってワンと絡んだことでやっとほかのユニバースとリンクするといった調子です。ぶっちゃっけおまけシーンだけがマーベルで、あとはカンフーファンタジー映画ですね。

ムーラン」とかもそうだけど、たとえハリウッド製作でも中国人がアクション映画に出るとたちまちゴリゴリのカンフー映画になるからすごいよね。ヒーロー映画って感じは一切しないもんね。

ゴリゴリのカンフー映画をアメリカナイズして、さらにハリーポッターとロードオブザリング的な要素を足したせいで、なんの映画なのか分からなくなってしまってるんですよ。とりあえずみんなの好きなもの詰め込んでおけば世界中の人々に受けるでしょっていうノリでした。

コメント

  1. より:

    おや、意外と高評価ですね!
    流石に駄目そうと思ってスルーしようかと思っていたのですが、ちょっと見てみたくなりました。

    しかしマーベルも息切れしてるとはいえ何とか面白くしようと頑張ってるのが見て取れる中、一方のDCはどうして、ずっとあんな感じなんでしょう。

    • 映画男映画男 より:

      前半の面白さを評価しました。DCはひどいですね。救いようがないような気がします。

  2. high-low より:

    映画館で観てきました。
    マカオくらいまで凄い勢いなのに、後半はイマイチでしたね。終盤のドラゴンバトルに至っては冒頭と同じ作品なのかよってブレ具合で。
    いっそのこと「グリーンデスティニー」のまま振り切って欲しかったです。

    主役バディも良かったんですけどね。
    トニー・レオンは好きな俳優だけど優男すぎてヴィランがしっくり来ないというか、そもそもマーベル映画に心の葛藤なんて期待してないというか。
    映画男さんの仰るように、惜しい作品でした。

    • 映画男映画男 より:

      ほんと、マカオまででしたね。あのまま都市だけを舞台にしていけばよかったのに。

  3. きのこ より:

    ストーリ・キャラクター・設定等、どれも特に個性や新味は無いんですが、全体的には何故か面白い。
    色んな意味で「バランス」が良いのだと思います。
    無駄にキャラクター増やしたり、無駄に政治的メッセージ入れたり、無駄に戦闘シーンが長い作品が多いじゃないですか。

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