眉村ちあきのすべて(仮)はドキュメンタリーを舐めてる

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奇をてらった結果、どん滑りするという、とても最後まで見ていられないアイドルウンコ映画。眉村ちあきは悪くないです。悪いのは監督です。マイナス200点

眉村ちあきのすべて(仮)のあらすじ

眉村ちあきに密着したドキュメンタリーのはずが…カテゴライズ不可能な映画『眉村ちあきのすべて(仮)』予告

アイドルながら会社の取締役社長を務め、作詞、作曲、編曲、イベントの企画など自ら手掛ける異色のアーティスト、眉村ちあき。

彼女はジャンルにこだわらず、歌詞の意味に捕らわれず、超ハイペースで作詞作曲を重ね、驚く数のイベントをこなしていく。

音楽ライターたちが口を揃えてその才能を褒めたたえる彼女は一体どこに向かっているのか。やがて眉村ちあきは自分のクローンを世に送り出す、クローンプロジェクトを発表する。

眉村ちあきのすべて(仮)のキャスト

  • 眉村ちあき
  • 徳永えり
  • 小方麻子
  • 品田誠
  • 小川紗良

眉村ちあきのすべて(仮)の感想と評価

松浦本監督による、アイドル眉村ちあきを追いかけた、低レベルモキュメンタリー。ドキュメンタリーとしてヒロインの素顔をつづっていくのかと思いきや、途中から脱線し、急にしょうもないSFフィクションに成り下がっていく駄作。

安室奈美恵ドキュメンタリー」、「シュガーマン奇跡に愛された男」などミュージシャンのドキュメンタリー映画も色々あるけど、その中でも最低レベルの代物です。

おそらく、せっかく映画を撮るならなんか変わったことしたい。普通のことはしたくない。ねえねえ、なんか面白いことやろうよ、などというノリで、密着ドキュメンタリー路線から、ふざけようとしたんでしょうね。

その狙いは別にいいんですよ。センスのある監督だったら。でもそもそも普通の映画もろくに撮れないような監督が、ジャンルをぶち壊すとか、変わったことしようと試みたら結果がどうなるか分かりますよね。

ストレートもろくに投げれないピッチャーがフォークボール投げるみたいな話なんですよ。なんでそこに気づかないかなぁ。お前、指にボール挟めるのかよって。

「気鋭のミュージシャンと若手映像作家がコラボレーション」などと言って売ってるのがむかつきますね。まさか、これをアーティスティックだとか思ってないよね?

眉村ちあきについては全く知らないで見たんですけど、歌は上手いし、面白い歌詞を書くし、心地のいいトラックを作るし、魅力的ですよね。

さらに社長業もこなしていて、会社設立発表の際にマスコミ出席者に会社の株を一株1万円で売ったりと、やることが奇抜で興味をそそられます。

しかしながらこの映画が眉村ちあきの魅力に迫ることに成功しているかといったら失敗していますね。

彼女がどんな活動をしているのかさえよく分からないまま、早々とフィクションの世界に切り替えちゃったから、得られる情報が少なすぎます。もっと彼女のことを知りたくても何も教えてくれないんですよ。

そもそも時間を割いて、作った感が全くなく、いろいろな映像の中から厳選して本編に使いました感がないんですよ。ネットから拾ったまとめ映像かよって。

まず、アーティストの姿を描くうえで、音楽ライターとか、吉田豪とかにインタビューしている時点で、アイデア不足にもほどがあるよね。

若い女性アーティストを汚いおっさんたちに語らせる目的って何よ? そこに何の意味があるのか全く分からないし、彼らの言葉に権威があると思って聞いてる人いるんですか?

これ、眉村ちあきの大ファンが見てもまあ退屈するでしょうね。これよりは眉村ちあきののユーチューブチャンネルを見たほうがいいですよ。僕はほかに見たい映画がなかったからたまたま見たけど、お金出して見る物じゃないです。

眉村ちあき「東京留守番電話ップ」(Tokyo Rusubandenwappu / Chiaki Mayumura)

コメント

  1. より:

    はじめまして。この映画をオンライン上映会で3度ほど観たものです(笑)結論ですが、私はこの映画を退屈だとは思いませんでした。むしろ3回とも泣きそうになりながら、バカバカしくて笑ってしまいました。私が思うにドキュメンタリーを撮ろうと思って撮ったのではなく、面白い映像作品を作りたい!が先にあってそれをドキュメンタリーとしてみせることで観る人の心理を騙すためにドキュメンタリーと称しているのではないかと。細かい情報などは抜きにして、映像から伝わる迫力こそが眉村ちあきさんの魅力だと思いました。そういった意味ではドキュメンタリーとしても素晴らしいものだったと思います。

  2. きのこ食べすぎ より:

    友人の家に招かれて、ミジンコの交尾ぐらい興味が無い、子供の運動会や学芸会のホームビデオを延々と見せられ続けた様な印象。