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ティーン・スピリットは歌もストーリーもひどい!感想とネタバレ

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大したパフォーマンでもないのに観客がキャーキャー言ってるのに付き合わされる、低レベルミュージカル。歌も踊りもストーリーも全部ひどいです。22点(100点満点)

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ティーン・スピリットのあらすじ

ポーランドで生まれ、イギリスのワイト島に母親と住むヴァイオレット・ヴァレンスキーは歌うのが好きで、場末のパブでパフォーマンスをしていた。

ある晩、彼女はかつて有名なオペラ歌手だった男、ヴラドとパブで知り合い、家まで車で送ってもらった。

やがて地元でテレビの大人気オーディション番組へのオーディションが開催されることになり、未成年だったヴァイオレットはヴラドを親代わりに連れて行くことにする。

すると、ヴラドの指導やアドバイスを受けながらもヴァオレットは最終選考まで残り、見る見るうちに才能を開花させていく。

ティーン・スピリットのキャスト

  • エル・ファニング
  • ズラッコ・ブリッチ
  • レベッカ・ホール
  • アグニェシュカ・グロホフスカ
  • クララ・ルガード
  • ミリー・ブレイディ
  • オリヴィア・グレイ

ティーン・スピリットの感想と評価

イギリス人俳優マックス・ミンゲラが監督した、リアリティーオーディション番組風青春ドラマ。

歌うことが好きな田舎で育って外国生まれの少女が、とんとん拍子にオーディションを勝ち上がって、スターになっていくまでを描いた、内容の薄い作品。

普通に寝れる映画で、「ガルヴェストン」、「メアリーの総て」、「The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ」、「ネオン・デーモン」などでお馴染みのエル・ファニングのことがよっぽど好きじゃないととても見れないです。

田舎に住む内気なティーネイジャーが、オーディション番組でスターになるとか、よくもまあそんな平凡な話を今さら書けるなぁって思いますね。

そんなのリアリティー番組で見たほうが感情移入できて面白いに決まってんじゃん。現実感が売りだからリアリティー番組なのに、なんでわざわざフィクションにする必要があるんだよ。

なんだよ、場末のパブでたまたま出会ったクロアチア人の有名オペラ歌手って。なんでそんな人があんなところにいるんだよ。

また、ヒロインのキャラクターが内気なだけじゃなくて、終始不愛想なんですよ。あのキャラ設定は理解に苦しむし、見ていてなんか腹立ちましたね。あんな不愛想な奴がオーディション通るわけねえだろうよ。

ヒロインもヒロインならお母さんもひどい性格で、親子揃って態度が悪いって最悪じゃないですか。

愛嬌がないし、人に親切にされても、ムスっとしてるようなレベルなので、可愛さも感じられないし、人に好かれる要素がないんですよ。

モデルならまああれでもいいんだろうけど、ノリノリの歌を歌うポップシンガーでニコリとも笑わない、とかダメだろ。中島みゆきかよ。

歌も素人にしたら上手だねっていうレベルで、ダンスは特に踊れないし、それなのに、周囲だけなぜか彼女の才能を絶賛しているから自分との温度差がありすぎて困りました。

最近は世界各地でオーディション番組が開催されてるけど、どれもすごくレベル高いじゃないですか。視聴者も目が肥えてきているから、そんじょそこらのパフォーマンスでは驚かなくなってるしね。

そんな中で、よくこの役をエル・ファニングが引き受けたなぁって思うんですよ。無謀といってもいいでしょう。だって無名の素人が会場を興奮の渦に巻き込むなんて、よっぽどの歌唱力が必要だよ。

それも物語の中で流れる曲はいずれもオリジナル曲じゃないからね。すべてポップソングをエル・ファニングがカバーしただけだからね。本物越えられるわけ?って話じゃん。

オーディションでこれを歌って、審査員が「ワーオ」ってならないでしょ、普通。

基本的に劇中に歌われる曲は歌がどうとかより、演奏とノリの良さで歌唱力がごまかされるような曲ばかりで、つまりカラオケを聞かされてるのと変わらなかったです。

もし映画館に行ってエル・ファニングのカラオケがどうしても聞きたい、今すぐ聞かないと幸せになれないっていう人がいるのなら見たらいいけど、そうじゃなかったら絶対見ちゃダメな奴です。

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