スポンサーリンク

ビガイルド欲望のめざめの感想とネタバレ

※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています
※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています
この記事は 約3 分で読めます。

ソフィア・コッポラが監督した美少女軍団VSイケメン軍人によるシチュエーションドラマ。可もなく不可もなく、普通に見れる映画です。53点(100点満点)

スポンサーリンク

ビガイルド 欲望のめざめのあらすじ

南北戦争下のアメリカ南部。世間から隔絶された女子寄宿学園で生活している園長(ニコール・キッドマン)や生徒(エル・ファニング)ら女性7人は、けがを負った北軍の兵士(コリン・ファレル)と遭遇する。敵方ではあるが、彼女たちは彼を屋敷に運んで介抱する。園長をはじめ学園の女性たちは、容姿端麗で紳士的な彼のとりこになってしまう。

シネマトゥデイより

ビガイルド 欲望のめざめの感想

ロスト・イン・トランスレーション」、「SOMEWHERE」、「ブリングリング」、「ヴァージン・スーサイズ」、「マリー・アントワネット」でお馴染みの女を出しまくる監督ソフィア・コッポラによる、女たちがやらかす、女目線の映画。同名小説の実写化です。

ソフィア・コッポラのおすすめ映画ランキング
アメリカの自意識高い系ナルシスト映画監督といえばソフィア・コッポラ。女性から強い支持を受ける彼女の作品を男の僕が男目線で...

戦時中、怪我を負った敵軍のイケメン兵士を介抱したのをきっかけに、可愛い女学生たちが欲望と嫉妬に駆られて暴走していく様子を描いた心理ドラマです。

ソフィア・コッポラにしてはキャピキャピ感が少なく、ダークな雰囲気になっていて、今までの作風とはかなり変わっています。1時間半ほどに短くまとめているので、退屈を感じることはなかったです。

ただ、スリラーと呼ぶには怖くないし、「欲望のめざめ」なんていうサブタイトルを付けるには官能的な要素も少なく、もうちょっと見所や大きな展開が欲しかったですね。

キャストは、コリン・ファレル、ニコール・キッドマン、キルスティン・ダンスト、エル・ファニングなどなかなかの面子を揃えていますが、アメリカの軍人役にアイルランド人のコリン・ファレルっていうのはちょっと違和感がありました。ニコール・キッドマンもオーストラリア育ちだけど、コリン・ファレルの訛りはまあひどいからね。

女だけで生活している中にコリン・ファレル扮する男が一人入ってくるだけで、女たちが競うように彼に好かれようと必死になる様子があまりにも露骨で、次の日からオシャレをしだしたり、用事もないのに部屋に入ったり、と行動が分かりやすくて、ちょっと積極的すぎやしないかと思っては笑えました。

イケメンの軍人が、積極的な肉食系美女だらけの寄宿学校に運び込まれてくるなんていう設定は、まさに小説の世界で、一歩間違えると官能小説のような話にもなりかねない危なかっしさがありますね。

でもそこはさすが乙女系純情派のソフィア・コッポラだけに、性的な要素を大分抑えた内容に仕上げてくるんですよ。「ロスト・イン・トランスレーション」でも散々じらしてじらして最後ハグしてちょっとキスして終わりって、あれやばかったよね。

あそこは何歳になってもずっとあのままなのかな。もういい大人なんだから、いつまでもプラトニック気取るなよな。

コメント

  1. より:

    くっさいゴミ批評ですね。

  2. いよいよ より:

    この映画のリメイク元であるクリント・イーストウッド主演の「白い肌の異常な夜」の方がおおすすめです。若い頃のイーストウッドの方がコリン・ファれルより魅力的で役にあっていました。

    • 映画男 より:

      おすすめ、ありがとうございます。若い頃のイーストウッドは格好いいですよねぇ。

  3. いよいよ より:

    ところで映画男さんは、「白い肌の異常な夜」はみましたか?見ているなら感想を読んでみたいです

  4. いよいよ より:

    リメイクとオリジナルの映画を見比べるのは面白いので、ぜひ「白い肌の異常な夜」と「ビガイルド」を見比べてみてください。私はイーストウッドがセクシーな「白い肌~」の方が好みです。