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西川美和監督のおすすめ映画作品ランキング

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日本を代表する女性映画監督の一人が西川美和。製作した作品数は少数ではあるものの個性的な作風から一部のファンからは絶大な支持を得ている監督でもあります。

また、全ての作品において自分で脚本を書いており、今の時代においては珍しく、こだわりとオリジナリティーを感じさせるのが彼女です。そこでそんな西川美和監督のおすすめ作品をランキングにして紹介します。

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5、蛇イチゴ

詐欺師の長男が家に帰ってきたことで巻き起こる家族のゴタゴタを笑いと皮肉で描いた人間ドラマ。

雨上がり決死隊、宮迫博之が主演を演じており、ちょっとした笑いはあるものの、全体的には緩く気だるい感じで、それほど面白くないです。

ラストに、視聴者の間で議論になるような仕掛けをしているので謎解きが好きな人にはいいかもしれませんが、そうじゃない人には響かないでしょう。

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4、ゆれる

おそらく、西川美和監督の作品の中でも最も人気が高いのがこれ。ただ、内容がいいからというより、オダギリジョーが主演しているからというのが強いと思います。

ストーリーは、イケメンとブサメンの兄弟が幼馴染の女性をめぐって、三角関係を繰り広げた末、女性が吊り橋から落ちて死んでしまう事件の真相を裁判を通じて明らかにしていきます。

嫉妬と兄弟愛をこんがらがせた内容になっていて、視聴者に独自の解釈を委ねるタイプの映画です。

これでリアリティーがあれば文句はないんですが、いかんせん事件にまつわるエピソードが穴だらけで、感情移入はできませんでした。

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3、永い言い訳

バス事故で妻を失くした夫が罪悪感を抱きながら再起を図るヒューマンドラマ。本木雅弘が主演している、本木雅弘のファンのための映画といっても過言ではないです。

愛してもいない妻が死んだことに対して、主人公が頑張って悲しもうとする話で、全体的には単調で退屈でイケメンのダメ男が頑張る姿に萌えちゃいますっていう女性だけが見ればいいです。

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2、夢売るふたり

火事をきっかけに経営していた飲食店を失った夫婦が事業再開のために詐欺を働き、崩壊していく様子をつづった物語。

濃いキャラの登場人物が多く、演技のレベルも高く、笑いあり、裸あり、バイオレンスありのクオリティーの高いエンタメ映画で楽しめます。

終盤やや失速するものの、何が起こるのが気になるストーリーになっていて、見どころも少なくないです。これはかなりおすすめです。

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1、ディアドクター

西川美和監督作品の中で間違いなくベスト映画がこれ。人口1500人の田舎町で偽医者が村人たちのことを献身的にケアしていき、正体がバレそうになってはトンズラする話です。

嘘とはなにか、誠実さとは何かについて考えさせられる秀作で、田舎社会の狭くて近い人間関係や権威主義をよく映し出しています。なにより主演の笑福亭鶴瓶がいい味出していますね。何年か置きに見たくなる作品です。まだ見ていない人はぜひどうぞ。

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その他の作品

長編映画以外にも西川美和監督はいくつかオムニバス映画にも参加していますね。その一つが夏目漱石の小説を基にしたユメ十夜。

もう一つがfemaleの「女神のかかと」です。

まとめ

西川美和監督の作品は、ディア・ドクター夢売るふたりの順番に見ていって、気に入ったら永い言い訳ゆれる蛇イチゴと過去作品を辿っていくのがいいかもしれません。

好き嫌いが分かれる作風なので、万人に受けるタイプの監督じゃないけど、はまる人にははまるでしょう。

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