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映画インソムニアは不眠症と無関係!感想とネタバレ

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「インソムニア」というタイトルの響きの良さで売っている映画で、大した起承転結のない平凡なサスペンス劇です。40点(100点満点)

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映画インソムニアのあらすじ

白夜のアラスカの田舎町,ナイトミュートで、17歳の少女が撲殺される事件が発生し、応援としてロス市警からドーマー刑事と相棒のハップ・エッカートが派遣される。一方、ロサンゼルスでは、内務監察部による、過去のドーマーの捜査に対する調査が進んでいた。

エッカートは、内務監査部から証言を求められていた。手がかりを残さない犯人をおびき寄せるためドーマーは罠を仕掛け、犯人を山小屋におびき出すことに成功する。

しかし、深い霧の中での追跡で、彼は犯人と誤ってエッカートを射殺してしまう。だが、警察での取調べで、ドーマーは、自分がエッカートを撃ったとはいわず、撃たれたエッカートを発見したと証言した。

wikipediaより

映画インソムニアの感想

バットマンビギンズ」、「ダークナイト」、「インセプション」、「インターステラー」、「プレステージ」、「メメント」、「ダンケルク」、「テネット」などで知られるクリストファー・ノーラン監督による、不眠症の刑事が殺人犯を追い詰める心理クライムドラマ。同名のスウェーデン映画のリメイクです。

不眠症がほとんどストーリーと関連せず、予想外の展開もないまま終わっていく完成度がいまひとつの作品ですね。

ストーリーは、高校生の殺人事件が発生したアラスカにLAから凄腕のドーマー刑事とハップ刑事の二人が降り立つところからスタートします。

ドーマー刑事とハップ刑事は任務で一緒にアラスカまで来たのはいいものの、内部の問題を抱えていて度々衝突します。特にドーマー刑事には捜査で不正を行っていた過去があり、相棒のハップにまでその皺寄せが来ていました。

アラスカに到着すると、ドーマー刑事は女子高生死体から犯人の特徴を突き止め、発見されたカバンをおとりに使って、犯人をおびき寄せる作戦に出ます。

これにまんまとひっかかった犯人が現場に現れると、ドーマー刑事率いる警察は犯人の後を追いますが、霧に遮られ、視界を失ってしまいます。

そんな中、発砲が聞こえため犯人らしき人物に向かってドーマー刑事が銃を撃つと、倒れたのは犯人ではなくハップ刑事でした。

ハップ刑事はまもなくその場で死亡。ドーマー刑事は自分で相方を撃ったことを仲間に隠し、それ以来不眠症と戦いながら犯人を追い詰めていく、というのが筋書きです。

普通の刑事ドラマとの違いは、刑事が犯した事件と女子高生殺人事件の二つの操作が同時に進んでいく点です。

ただし、あくまでもメインは、女子高生殺人事件でハップ刑事の事件のいい加減さといったらないですね。

そもそもの話をすると、ドーマー刑事が最初から誤って撃ったことを自分で告白してたら済む話じゃないですか。視界の悪さはそこにいた人たちならみんな理解してるんだし、誤射って結構あるみたいだし。

関係性がぎくしゃくしてたのと後ろめたさがあったから言い出せなかったっていうのはなんかドーマーのキャラと合っていないですよね。もっと堂々しそうなもんだけど。

ドーマー刑事も女子高生殺人犯も意図せず殺人を犯してしまい、また丁寧に証拠隠滅を図る、ということにおいて共通しており、お互いに妙なシンパシーを感じる、というのもちょっと無理があります。あの二人の交流いらなかったなぁ。

インソムニアなんてタイトルを付けたのはいいけど、これをどのように不眠症と話をつなげていくつもりだったんでしょうかね。眠れないなら睡眠薬飲もうよ。

別に不眠症じゃなくてもほかの病気でも問題ないもんね。鬱でもいいし、なんだったらインフルエンザでもよくない?

アル・パチーノとロビン・ウィリアムズの対決もさほど盛り上がらなかったです。輝いていたのはヒラリー・スワンクぐらいですかね。当時のヒラリー・スワンクはものすごい美人だから彼女にしか目が行きませんでした。

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