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映画「君の膵臓をたべたい」は5分で見る気が失せる!感想とネタバレ

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この記事は 約5 分で読めます。

日本のエンタメのレベルの低さを象徴する、脚本、演技、ストーリー、演出の全てが素人レベルの作品。余命わずかを売りにした、お涙頂戴物語で、どこにも泣けるエピソードが出てこないです。マイナス3万点(100点満点)

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映画君の膵臓をたべたいのあらすじ

高校の同級生・山内桜良(浜辺美波)がひそかにつづる闘病日記「共病文庫」を偶然見つけた僕(北村匠海)は、彼女が膵臓(すいぞう)の病気で余命わずかなことを知り、一緒に過ごすようになる。彼女の言葉をきっかけに母校の教師となった僕(小栗旬)は、桜良が亡くなってから12年後、教え子と会話をしていた際に、桜良と過ごした数か月を思い出す。一方、結婚を控えた桜良の親友・恭子(北川景子)も、桜良との日々を思い返し……。

シネマトゥデイより

読者のバイファムさんのリクエストです。ありがとうございました。バイファムさんからはこんなメッセージをいただいています。

こんにちは!

僕はあまり劇場で映画見ないほとんどTSUTAYAでDVDとかで済ませちゃうようなタイプの人間なんですが、そんな自分が今年劇場で見た映画でちょっと感動した映画がありましたので、映画男さんにもぜひとも文句をいってもらいたいと思い、リクエストします。

住野よる原作の青春小説を映画化した作品、月川翔監督の「君の膵臓をたべたい」です。

この映画は、小説と同じ展開と、その後彼らがどうなったかの映画オリジナル展開を時系列を分けながら展開する形になっています。

僕はこのタイトルを聞いて「あー、多分女の子が膵臓癌かなんかかかって、なくなる前に大切な時を過ごすみたいなセカチュウみたいな映画なんだろうなー」って思って見てました。

まあ、実際その通りなんですが、最後は想像のつかないような最後で幕を閉じます。それでも自分には展開が唐突過ぎて拍子抜けしてしまった感が否めないかなと思いました。

しかし、それ以上に僕はこの映画におけるヒロインの桜良を演じる浜辺美波さんの演技がとても素晴らしいと思いました。終盤の彼女の本音を吐露するシーンはかなりきましたね(笑)。

いろいろと映画的には欠点あるかもしれませんが、浜辺美波のアイドル映画として、見る価値ある映画だと思いました。

ですので映画男さん、どんな点数でも受け入れますので、是非ともレビューしてください。

本当にお願いします。今も、過去の文句とかよく見ているので、その中にこの作品も加われば、僕はとても嬉しいです。

よろしくお願いします。

では文句行きます。

映画君の膵臓をたべたいの感想

月川翔監督による、映画史上に残る最低の駄作で、リクエストがなければ絶対に見なかった、5分で見る気が失せる吐き気のする作品です。

バイファムさんのメッセージを読んで改めて思ったのは人間というのは決して分かり合えないんだなあ、ということです。こうも違った感想を持つ人が世の中にいるというのは驚きです。それでもリクエストに熱意があったのでお応えすることにしました。

この映画のダメな点を挙げていくと本当にキリがないんですが、ざっと挙げるとおおよそ次のようなところです。

  • ストーリーがざっくりすぎる
  • 主演二人の演技がクソ
  • 脚本がクソ
  • リアリティーがなさすぎ
  • 結局、「君の膵臓をたべたい」が言いたいだけ

ヒロインが膵臓の病気でもうすぐ死んじゃうっていうのが大雑把すぎで、ふざけすぎです。膵臓の病気ってなによ? 膵臓癌なの、それとも膵炎? わざわざ膵臓って指定するぐらいなら、せめて病名出せよ。

それに余命数年ってなかなか長いよね。余命数年もあるのに高校生がもう死ぬってことを決めつけてるのがよく分からないんですよ。普通必死になって治療方法探すでしょ。それともその歳で悟り開いたの?

主演の二人が笑っちゃうぐらいのレベルの演技してますね。よくオーディション通ったな。学校の人気者で余命わずかな女の子、山内桜良を演じるのは浜辺美波。

彼女は松田聖子の高校生バージョンともいえるキャラで、過剰なぶりっ子演技を最初から最後まで突き通します。

いかにも演技してますっていうセリフの言い回しがひどく、役作りは全然できてないし、そもそも余命わずかなのになんでお前が登場人物の中で一番元気なんだよ。死ぬ直前だけ、メイクして顔色を悪くすればいいなら誰でもできるじゃん。

恋人役の僕を演じるのは北村匠海。彼はクラスで一番さえない男という設定なのに、普通にイケメンだし、イケメンの雰囲気を消せてないし、セリフの言い回しは棒読みだし、これ全国で上映できるレベルじゃないでしょ。

とにかく脚本がクソですね。こんなこという奴、日本中探してもいないよっていうことしか言わないんですよね。いちいち二人のやり取りがじれったく、まどろっこしく、思わせぶりで、こんなセリフの掛け合いが延々と続きます。

「君は親友とかいるの?」

「なんでそんなこと聞くの?」

「なんでって知りたいから」

「本当は僕に興味なんてないくせに」

こんな会話を二人きりでスイーツを食べながら言ったりします。

「うちのクラスで誰が一番可愛いと思う?」

「何を言い出すんだよ、急に? 僕は人を見た目で判断しないんだよ」

「見た目のことを聞いてるの」

「数学が得意な子」

「ヒナ? 私じゃないんだ?そっか、ああいうのが好きなんだ。ヒナが一番なら私は何番目?」

こんな会話を高校生の男女が高級ホテルのスイートルームで話したりします。なにこの現実感のないシチュエーション。これ書いた脚本家絶対童貞だろ。

物語の冒頭ではいきなり、「昔の人はどこか悪いところがあると、他の動物のその部分を食べたんだって。そうしたら病気が治るって信じてたらしいよ」などとタイトルの説明から入ります。

奇をてらったタイトルをドヤ顔で説明される寒さ分かるかな?なんでそれとなく伝えれることできないのよ? 一度ならまだしも、それから何度も何度も「君の膵臓をたべたい」っていうセリフが登場し、段々、それが言いたいだけじゃんっていうレベルにまで達します。

挙句の果てには「私は君になりたい」とか言い出すし、思考回路がおかしくなっていくのが笑えました。一番腹が立ったのはなんていっても二人が最初のデートでスイーツを食べにいった下りです。

レストランの名前はスイーツパラダイス。内装が可愛いレストランだからっていくらなんでも男女比がおかしいだろ。スイーツ男子舐めんなよ。俺がどんだけシュークリーム好きだと思ってんだよ。

>>「君の膵臓をたべたい」はU-NEXTで視聴できます。

コメント

  1. shutube11 より:

    初めまして。
    僕にとって実に有益なブログサイトになりました。やっと見つけた!という思いです。
    映画男さんのお陰で、くだらない映画のために時間をクソまみれにしないで済みます。
    本当に助かってます。
    amazonやNetflixから毎日怒涛のごとく新作押し売りが来るのですが、僕のようななまくらマニアには、どれを観たら良いのやら、なかなか見当をつけるのが難しい。
    有名な映画評論家の言われるがままウロウロしてましたが、どうもなぁ・・これが・・?
    首をかしげることもしばしば。
    まぁ、究極は好みの問題とは言え、フィーリングの合う方と巡り会えて良かったです。

    SNSもあまりやらないので、こちらで応援メッセージさせていただきました。

  2. バイファム より:

    レビューしてくださり本当にありがとうございます!

    遅ればせながらレビュー読ませていただきました。

    ものの見事に玉砕ですね(笑)

    でもすいません、自分やっぱこの作品は個人的には好きです。

    でもこんな自分のリクエストに真摯に答えてくださり本当にありがとうございます。

    今後も映画男さんの文句楽しみにみます。

    • 映画男 より:

      リクエスト&コメントありがとうございます。
      好きなものは好きでいいと思います。僕の意見なんて無視して、これからも自分の好きな映画を探してくださいね。

    • あこや より:

      バイファムさん
      こんにちは。私は原作を読んで、映画も見たのですが見事に玉砕で笑ってしまいました。バイファムさんがリクエストしてくださったおかげで、怖いもの見たさではありましたが映画男さんの文句が読めてよかったです。

  3. バイファム より:

    あこやさん

    こんにちは。

    返信遅れてすみません(。-人-。)
    諸事情でサイトを見れなかったので今コメント知りました。

    僕もこの映画見れてとても良かったと思います!映画男さんの文句もずばって斬ってくれたのである意味爽快感あってよかったです。

  4. パンチマン より:

    俺はお前の膵臓を蹴りたい!は本当にセンスあると思う
    君が書いている、ほとんどのレビューは嫌いだけど、
    この吹き出しだけは好きになれた

    • アオヤンマ より:

      タイトルみて、バカめが。と思いましたね。
      くたばってしまえと思いましたね。

      この感想で、タイトル通りだったということを知ることができました。
      嬉しいね。お礼申し上げます。

  5. おたまさん より:

    初めまして、あまりにつまらなくてタイトルスペースつまらないでググッたらここに辿り着きました。
    今日地上波で見ました、粗方映画男さんが仰ったことをそのまま見ながら漏らしてたようです。お酒を飲んでたこともあり、下からも上からも垂れ流し状態でしたわ。
    若い子には何かしら響くのですかね?スカッとしました。ありがとうございました。

    • 映画男 より:

      世代、年齢の問題なのか、そもそも思考回路が違うのか、これが売れる?理由が分かりませんねえ。

  6. Felicity より:

    素晴らしいレビュー!
    まさにその通り!
    先日地上波で初めて観たのですが、あまりのつまらなさ、レベルの低さに、なぜこれが高評価なのかと疑問に思いネット検索していたところ、こちらに行き着きました。
    ここまで感情移入できない映画も珍しく、思わず途中(ふたりの会話の場面など)早送りをしてしまったほどです。

  7. ちえ より:

    やっぱりな!(^∇^)

    マイナス3万点かあ〜!!
    脚本家さん童貞呼ばわりは
    映画男さんの並々ならぬ怒りを感じます!

    最近後輩の女の子に泣けるからって勧められて原作を読んだのですが、映画は見てないんです、すみません。

    原作は女子高生が暇つぶしに書いた妄想話みたいで、オチもひねりもない話でなんの修行かと思いました。読み手を意識して書かれてない文章って、あんなにも読みづらいものなんですね。。

    映画が話題になっていたのは知ってました。こんな誰でも思いつきそうな話をお金かけて映画化するなんて、こりゃきっと映画男さんならここで怒りをぶちまけているに違いない!と訪れてみたら案の定でしたわ笑

    若い人は泣けるんですかね
    自分はもう心が煤けちゃってるからなー

    しかしスカッとして笑えました
    ありがとうございました😊!
    また来まーす

    • 映画男 より:

      年齢の問題なんですかね。ちょっとこれで泣いてる人の感覚が想像もつきません。

  8. ささしし より:

    こんにちは。
    私は普段映画や小説を読まないタイプですが、創作物の芸術性について分析するのは好きな人です。
    私はこのタイトルを見た瞬間にマイナス3万点をつけ、原作を読んだ後も温情によりその点数は変えませんでした。
    コメントに「若い人には響くのだろうか」という皮肉が散見されましたが、あまりのつまらなさに本心から問うた人もいるんじゃないかな?と思ったので若い人という自信をもって答えさせていただくと、
    偏差値20台位の子たちが普段読まない日本語を一生懸命読み、人が死ぬという大きな節目に立ち会うショックで流した涙を感涙とした、といったところかなと思います。その死にも涙にも大した文化的価値はありませんが、商業的価値は多分にありましたね!
    総括すると、およそ人間的な思考によってこの作品を高く評価する事はまずあり得ません。偶々、本当にたまたま教養の差によって起こり得る感覚の違いかと思います。
    このように中立的で良心的なレビューは見つけづらかったので嬉しいです。タイトルが言いたいだけ、言い得て妙です。寧ろこのレビューに感動しました。他の作品のレビューもこれからの参考にしたいと思います!

  9. 蟹酢醤油 より:

    映画男さん、はじめまして。はじめてコメントをさせていただきます。
    自分がこのサイトに来たのはグーグルの検索欄に「『タイトル 』クソ」と打ち込むとこのサイトがトップに出て来たからであります。
    トップに来たことに恥じないくらいのこきおろし、心の底からとも言える呆れとそれでも情けをかけてマイナス3万点。なんと優しいことでしょうか。
    自分はこの手の「今の中高生に送るお涙頂戴」系の作品が大の苦手で、なるたけ避けて通ろうとしました。ですが不幸にもその機会に恵まれてしまいました。文化祭です。
    自分の高校では3年は劇をやるらしく、自分のクラスではこのクソ映画を演じる羽目になりました。クラス全体でこれを観る機会があり、観ましたが、なぜ持て囃されるのか疑問になるくらいの駄作。道路脇に吐き捨てられた痰カスのようなもので、これをやろうと持ちかけた者、それに賛同した者を恨みました。そしてそこで初めて、「あぁ、自分の入った高校は底辺高校だったんだな」と認識するようになりました。
    幸い、鑑賞(この字すら使いたくないw)中に先生に呼び出され二者面談をしたので助かりましたが、今後この劇を練習するのだと思うと気が気でなりません。これを作った者、出演した者、良しとする者のそれら全員が「現代の病」とも言える、ある意味で現代風刺の作品ではないかとも思えます。
    ですが、このサイトと他様の批判的コメントで元気が貰えました!ありがとうございます!これからも頑張ってください!!

    • 映画男 より:

      高校生でこの映画の酷さに気づくとは末恐ろしいですね。それにしてもこの映画を劇でやるってきついなぁ。本当に嫌だったらセリフをわざと間違えたらいいと思いますよ。「膵臓」のところを「すいとん」っていえばOK。

  10. あいちゃん より:

    初めまして。
    昨日、娘に付き合ってTSU◯AYAに行き、ヒット作の棚に堂々と置かれたキミスイをウッカリレンタルしてしまった自分を殴り倒したい。
    泣ける要素と言えばこんなクソビデオに100円という大金を払ってしまった事くらいでしょうか。
    前の高校生の方が仰ってるように現代日本の病ですね…
    深く考えるのが苦手、ダサいとさえ思っている。
    美男美女が出て来てどちらかの余命がいくばくもなければマッハで泣ける。
    漫画もアニメも若年層に人気なのは薄っぺらい恋愛モノかサイコモノでびっくりしました。病んでますね…

    セリフも全く上滑りして響いてこない。
    どころか主人公の女の子の言動一つ一つがぶっ殺◯てやりたいレベルで他人を持て遊び、あまりに身勝手極まりない。
    あんなのに男子はぐっと来るの?バカなの?

    しかも余命いくばくもない膵臓の病なのにまさかの酒にスイーツ食べ放題⁉︎
    もし慢性膵炎なら劇症型急性膵炎を起こしてソッコーお陀仏です。
    膵癌だとしたって、末期には膵性糖尿病でインスリン注射打ってたってコントロール不能な状態ですよ?
    突っ込みどころ満載過ぎて泣くどころか爆笑しました。

    こんなクソ映画に小栗旬や北川景子使うなー(涙)

    • 映画男 より:

      ヒット作の棚はこれから無視しましょう。

      • あいちゃん より:

        ヒット作の棚はガン無視します(笑)
        気になる作品があったら以後、こちらのサイト拝見してからにしようと思います。
        ありがとうございました!

  11. kk より:

    同感!!こんなに面白くて的を得ているレビューは初めて見ました。笑ってしまった(笑)
    地上波録画して見続けるのが苦痛で苦痛で、でも話題作だし終盤きっと楽しめるはず!と頑張って見ました。

    ガムの男の子も、親友もカッコよくなりすぎ、美人になりすぎだろってびっくりしました。

  12. ss より:

    自分は小説の方を先に読んでいて、話の内容とかは好きでしたし、感動しました!
    会話が回りくどいのは主人公の性格上あまり人と関わりたくないから話を誤魔化そうとすることがよくあるのでそうなったのでしょうね。
    映画も見ましたが、あれは脚本は原作と違うところがそこそこありましたが、原作のままが良かったです。(原作であったセリフが抜けてたり)
    1番ダメなのはやっぱり演技ですよね…
    原作の主人公やヒロインと性格や雰囲気がまるで違いました。残念すぎますよ…
    最近の映画って人気の人を入れて稼ごうとしてるの見え見えなんですよね。もっと役に会った人を抜擢して欲しかったな…
    最後の方愚痴みたいになり、すみません!

  13. 通りすがり より:

    タイトルが奇をてらいすぎですね。
    知らない人が読んだら、ゾンビ映画かホルモン焼き屋と勘違いする。
    最近、小説でも映画でも空疎な内容をパワーワードなタイトルで誤魔化そうとする傾向が多すぎる。
    そんなん素人の俺でも出来るわ。
    「ポッキーを尻に詰め過ぎた」
    「爺ちゃんが軍隊アリにさらわれた」
    「永遠の下痢」
    「チンコからレッドブル」

  14. 筋肉の最上川 より:

    興奮するほどに映画男さんが扱き下ろしてくださったおかげで、映画のようで全くのゴミであるTikTokクソ動画を見てしまった胸糞の悪さが落ち着きました。
    死ぬほど興味がなかった作品ですが、妹が何度も何度も繰り返しみていました。流石に目につき一緒に見たところ演者のうんこみたいな演技に吐き気がし、キャラクター達の出来損ないの夢小説みたいな押し問答にムシャクシャして昼からお酒を飲みました。
    妹にそんなに繰り返し見るほど面白い?と聞いたら、クソ映画だけど俳優の顔が好きだから見てる。顔しか見てない。と返ってきました。そういう需要があるのか、と新しい発見もありましたね。

    • 映画男 より:

      おそらく日本って俳優の顔しか見てない視聴者がほとんどなんじゃないのかなあー。

  15. 映画好きです より:

    見ました‼️文句なしの最高傑作だと思います。
    少なくとも、カニバリズム系映画では、食人族につぐ秀作と言えるでしょう。ストーリーも、演出も、音楽に至るまで、古きよき時代の食人族を踏襲するところは、見る人に癒し与えます。
    ただ残念なのは、北川景子ですね。主役級の役者なのに、出番がすくなった。仕方なくウェディングドレスを着させて、とりあえずファンの気持ちを逆撫でしないよう、演出しています。ネタバレになるので、誰の膵臓が一番美味しかったのかは、言えませんが、おすすめ映画ですね。

  16. ランドルト環 より:

    こんにちは。初めてコメントします。
    私は浜辺美波さんが好きなんですが、今日金ローで見て「ああ、彼女を最初に知ったのがこの映画でなくて良かった」と思いましたw
    私自身ドラマや映画はあまり見る方ではなく、たまたまTwitterかなんかで見て可愛い人だなと思い、彼女が出演しているMV、インタビュー映像などを見ていくうちに人柄も含めて好きになりました。しかし、もしそれより前にこの映画を見ていたとしたら、演技のマズさとこのくそうぜえ役どころの強烈なインパクトが脳にこびりついて好きにはなれなかったと思います。
    逆にいうと、浜辺さんが好きでも見るに耐えないくらい酷い映画でした。ヒロインがあまりにうざすぎて死んでも全然悲しくなれず「あっそ」としか思えなかったし、ただ単に唐突なだけの展開を入れてそれをどんでん返しと言ってるのがキツすぎて…小説版は読んで無いのでわかりませんけど映画だけ見た感想はそんな感じでした。
    公開当時高校生だった一応「若者」ですが、私には全く響きませんでした。

  17. シャインマスカット より:

    映画男さん初めまして。ブログの映画評を拝読している者で、今回初めてコメントいたします。

    この映画、私も本当に酷いと感じました。突っ込みたい部分はほぼ映画男さんが書いていらっしゃる通りで、ウンウンと頷きながら読みました。主人が大好きな映画なので、付き合って観ましたが、もうイライラしかなくて、二度と観ません。※勿論、主人の感性は否定しません。

    しかも、この作品がこの年の大ヒットでレビュー評価も「5段階のうち4以上」の高評価なのが理解不能で、「え?自分の感性が間違っているのかな、おかしいのかな?良かったところを見落としてる?」とまで困惑しました。確か賞まで取りました。※難病を取り扱う作品自体は苦手ではないのですが、ただ悲しむだけの作品は受け付けないと実感しました。

    最近は映画の前評価で「大人でも泣けます!全世代に響きます!想像を超える結末です!」と煽りが酷くて、本当にゲンナリします。人の感性は様々なのに、それを押し付けないでと反発したくなります。

    ある意味この映画は、「世間の評価と自分の評価はきちんと分ける、自分の感想に自信を持っていい」と言える反面教師作品だと思うことにしました。

    • 映画男 より:

      日本映画の傾向がこの映画に現れていますよね。また、多くの視聴者がどのような映画に涙するのかもパターン化していて、その型にはまった、つまらない作品でしたね。

      • シャインマスカット より:

        映画男さん、お返事ありがとうございました。確かに、邦画のパターン化は酷いです。最近は予告を観ただけで、「またこのパターンか…」とウンザリします。これからも、ブログを拝読いたしますので、よろしくお願いいたします。

        ここからはリクエストになりますが、もし機会がございましたら、「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のご感想を伺いたいです。京都アニメーションの作品で、テレビアニメからの続編になります。映像が独特で世間ではかなり高評価ですが、ストーリーは結構人を選ぶ作品かなと思います。

        以前、映画男さんがブログで「あまりアニメはお好きでない」と仰っていたのを拝見したので、厳しめの評価をされるかもしれませんが、それでも構いません。
        ※他にご覧になる作品は多いと思いますので、お時間がありましたら、という感じです。

        • 映画男 より:

          ありがとうございます。機会があれば見てみます。

          • シャインマスカット より:

            お返事ありがとうございます。今後とも、宜しくお願いいたします。

        • リサ より:

          こんにちは。金曜ロードショーでアニメをやってました。実写も見たことあります。アニメも実写とおんなじでクソほどつまらなかったです。終始女にイライラ、全くもって共感できません。これで泣いている人とは一生友達になれないですね。

  18. 文句言うのがアイデンティティって人生楽しいですかね より:

    うーん…酷評している人たちはさぞ素晴らしい映画を色々観ているんだろうけど、感想の述べ方から人間性のクズ加減が垣間見えすぎて笑えない。いい映画観ててもしょうもない人間にしかならないのか。

    • nヶ原 より:

      この記事を楽しく拝見させていただきました_(..)_

      自分は本だけ読んで映画は見ていないのですが、本では現実と非現実が混ざったかのようなこの世界観が自分とマッチしませんでした。

      それとやはりあまり演技が上手でない俳優さんとかが声優として出演するのは良いこととは言えないようですね…

  19. 労働教撲滅 より:

    観たのは結構前ですが、女の子が自身の死や社会常識を盾に、ずっと男の子を脅迫していた印象です。
    息が詰まります。

  20. MAIME より:

    この作品の評論ではないですが・・・
    当ブログを読みはじめてから、感動を狙った映画が嫌いになりました。その点は本当にありがたいことです。
     ブログを読んでいると、身につまされて辛くなることもありますが、それはブログのクオリティが高いがゆえです。 ちょっと意見が違っていたりすると、映画男さんの気持ちを考えちゃって、自分の考えが浅いのかなと真剣に考えたりもします。
     誹謗中傷などが社会問題になる中、意見の違いを認めて共存することが大事だって改めて思いました。

    • 映画男 より:

      意見が違うのは当たり前なので気になさらなくて大丈夫ですよ

      • より:

        私もこの映画には少し不満があります。
        まず、この映画の良いところは独自の展開がある所です。
        元々、[君の膵臓をたべたい]は小説を映画化したものですが、そこにはない展開を小説の話には矛盾がない様に綺麗にそして面白く作られていて、個人的に結構好きでした。
        逆に悪い所は、全体的に「魅せ方」があまり良くない所です。魅せ方というのは例えば、主演の2人です。咲良は小説の中ではもっと冗談を言ったり、元気に笑ったりするのですが、あまりそういった会話シーンも少かったため、学生というよりかは大人の雰囲気が前にでてしまい、短い命の中で誰よりも「生」を見つめて、死ぬと思えないくらい元気に生きている咲良の魅力が薄れてしまっている所や、「僕」の本好きで、いつも1人であるからこその他の人にはできない考え方や優しさそして僕独特の会話のセンス、そういった所を沢山、小説を読み込んで上手く表現することで映画内での会話シーンにもっと重みが出たんじゃないかなぁと思っています。
        やっぱり、小説を映画で表現するというのは難しいですね。