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長江哀歌は中国映画の名作!感想とネタバレ

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長江ダム建設プロジェクトによる人々の生活の変化を描いた傑作。絵画を見ているかのような映像美がド迫力の人間ドラマです。92点(100点満点)

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長江哀歌(ちょうこうエレジー)のあらすじ

サンミンは16年前に別れた妻子に会おうと、長江を訪れる。しかし政府が行なったダム建設の末、町は水の底に沈み、役所に聞いても妻子の行方は一向に見つからない。それでも決して諦めようとしないサンミンは肉体労働をしながら情報を収集する。

一方で音信不通の夫を探しにきたシェン・ホンは夫の友人に会い、家に泊めてもらうことに。やがてシェン・ホンは夫が仕事で成功し、愛人もいるらしいと聞きつける。それでも彼女は夫と再会することに拘り続ける。最後の別れを告げるために。

長江哀歌(ちょうこうエレジー)の感想

山河ノスタルジア」、「罪の手ざわり」、「帰れない二人」、「四川のうた」、「世界」などで知られるジャ・ジャンクー監督によるベネチア国際映画祭でグランプリを受賞した作品です。

素朴でリアリティー溢れる登場人物が最高で、終始現実問題を描いていく中でところどころにシュールなシーンを折り混ぜる手法に圧倒されました。

逃げ場のない貧困。水の底に沈もうとしている町。そこに住む肉体労働者たち。絶望を感じながらも淡々と今日を生きる人々を尻目に贅沢している役人たち。中国の現実を突きつけるようなストーリーに心を打たれました。

ただ、この映画はとにかくトーンが暗いので、見ていてとてもせつなくなりますね。ダム建設のために破壊された町で生活を追いやられ、苦境の中で生きる不幸そうな人々ばかりが出てくるため、映画の完成度に感動すると同時に胸が痛みました。

くだらなくてもちょっと笑える映画がある一方で、これは名作なのに鑑賞後暗くなる映画です。

一度見るのはいいけど、2回見るのはちょっとしんどいな、という映画です。幸せな人なら見ても問題ないと思いますが、不幸な人が見たら自殺してしまうかもしれないので気をつけましょう。

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