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ラーメンガール(原題The Ramen Girl)

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ロバート・アラン・アッカーマン監督による日本を舞台にした、ラーメンドラマ。リアリティーがなさすぎです。17点(100点満点)

ラーメンガールのあらすじ

恋人を追いかけて日本にやってきたアビーは東京に着いてすぐに彼に振られてしまう。ひとりぼっちになった彼女はある日、家の近所にあるラーメン屋に吸い寄せられるように入る。

そこで食べたラーメンが忘れられず、何度か店を訪れるうちに、アビーはラーメンの作り方を覚えようと店で修行させてもらうことに。頑固な店の主人に毎日のように怒鳴られようと、彼女は日本文化に触れながらひたむきに料理のいろはを習得していく。

ラーメンガールの感想

アメリカ人監督が撮った幼児向けラーメン映画。いかにも日本にちょろっと来て、ちょっとラーメンを食べて美味しかったから映画にしようと思いついた的な薄っぺらさです。

外国を映すとなると、すぐにステレオタイプを連発するところはさすがアメリカ人ですね。

アビーを演じた女優の演技がひどくて西田敏行のレベルと全くつりあっていないため、最後まで違和感が続きます。

以前、外国人が日本を撮ったほうが意外と綺麗に撮れたりする、などと言いましたが、それはあくまでも映像のことであって文化のことではありません。

ラーメンという超日本的な食べ物を外国人監督が取り上げるとやはり無理が生じるわけで、ボロばかりが目立ってしまうのです。

ロバート・アラン・アッカーマン監督は「私は“ネオン輝く近代都市”を撮るつもりはない。裏通りなど自然な姿を描きたかった」とかインタビューで言っていましたが、全然自然じゃないって。

映像も自然じゃなかったし、ストーリーはもっとひどかったです。まずアビーのキャラがどう見ても日本文化に興味あるって感じじゃないし、恋人を追いかけてきた外人女が、ラーメン屋に修行するっていう流れがありえないから。

なによりトシとアビーの会話がくすぐったくてしょうがなかったです。一番笑えたのはトシの家で、いかにも外国人がコーディネートしたアジアンテイストな部屋に仕上がっていましたね。あんな家に誰が住んでるよ。

最後なんてアビーが神輿の上にまで乗っちゃって、もうなんでもありでした。どうせだったら中途半端なことしないで、道を歩けば相撲取りがいて、泥棒にあったら空手家に命を助けてもらって、ラーメン屋の客はみんな記念撮影していて、女は全員芸者にしてもらいたかったです。

ヒロインのブリタニー・マーフィーはこの映画を撮ったちょっと後に32歳の若さで亡くなってしまいましたね。まさか撮影中に食べたラーメンが原因じゃないよね?

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