2016/10/13

スーサイド・スクワッド(原題SUICIDE SQUAD)

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悪玉たちがヒーローとなって地球を救うDCコミックの実写版アクション劇。ストーリーは薄っぺらだけれど、ユーモアがあって、そこそこ笑える映画。55点(100点満点)

あらすじ

アメリカ政府は大きな問題を抱えていた。それはとてもスーパーヒーローだけでは解決できない問題だった。なかなか解決策を見出せずにいた政府はなんとしても状況を打破するために極端な手段を打って出ることに。その手段とはベール・レイヴ刑務所に服役中の極悪ヴィラン(悪者)たちを召集して、得体の知れない最強の敵に立ち向かわせることだった。

>>スーサイド・スクワッドのあらすじと詳細


文句

フューリー」などで知られるデヴィッド・エアー監督のコミックを基にしたアクションヒーローものです。予告動画がとにかく人気を博して、その視聴数はスターウォーズを超えるほど拡散したといって大騒ぎしていましたね。しかしアメリカでは公開直後からかなり酷評を受けていました。

>>スーサイド・スクワッドの海外の評価が低くて残念すぎる!

そのためあまり期待せずに見に行ったんですが、「バットマンVSスーパーマン」とかに比べたらまだ大分ましでした。たくさんのヒーローを登場させて数で勝負しているところはマーベルの流れに似ていますが、くだらない政治や人間心理を注入せずに単純にヒーローと悪を対峙させていて分かりやすかったです。

コメディー色が強く、ユーモアにかなり救われた映画といえますね。あれで「バットマンVSスーパーマン」みたいにマジな映画にしてたら、もっとひどいことになっていたでしょう。また、音楽も悪くなかったです。映像とかなりマッチしていたし、アクションに合うセンスのいい選曲が効果的でしたね。

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物語は、スーパーマンが地球にいなくなった今、凶悪な敵が出現したらどのようにして対処するのか、というアメリカ政府の懸念から悪党を連れてきて悪党と戦わせるというミッションを遂行することになり、刑務所にいる極悪人たちが集められる、というのがストーリーのおおまかな流れです。

序盤、スーサイド・スクワッドのメンバー一人一人の人物紹介のように話は進んでいきます。ところがデッドショット(ウィル・スミス)とハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)の紹介が終わると、途端に費やす時間が短くなり、いい加減になっていくのが笑えました。ほとんど紹介されなかった奴までいて可哀想でしたね。

>>スーサイド・スクワッドのメンバープロフィール完全版

>>スーサイド・スクワッドの日本人福原かれんの経歴とカタナの秘密

スーサイド・スクワッドのメンバーたちはそれぞれ個性豊かで強いキャラがあるのに対して、敵キャラの手抜き具合が半端ないです。魔法使いなのか、宇宙人なのか、ロボットなのか、あるいはその全てなのか、もうとにかく様々なスパイスを混ぜすぎて、意味不明なキャラになっていました。

いつもそうなんですが、最近のアメリカのSF映画の敵キャラってみんな同じ人がデザインしてるのかと思うぐらいワンパターンですよね。それにしてもなんですかこいつ。子供だってこれよりましなデザインできるでしょ。

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登場人物の中ではジョーカーの演技がかなり注目されていたので楽しみだったんですが意外と普通でしたね。そもそも出番が少なかったし、悪役でもないし、ヒーローでもないという中途半端なポジションがジョーカーには相応しくなかったです。

カタナ役には日本人女優、福原かれんが起用されていました。彼女はなぜかセリフがほとんど日本語で、アメリカ人にもお構いなしで日本語で話すという強引な設定になっていました。福原かれんはいいとしても、紹介映像のときの相手役がカタコトの日本語で演技をしていたのがダメでしたね。これだけお金をかけてるのに、ああいうところで適当な俳優をキャスティングする精神を疑います。

冷静に考えると、今回のヒーローたちってデッドショットにしても、ハーレイ・クインにしても、キャプテン・ブーメランにしても大したスーパーパワーも持っていない普通の人間じゃないですか。彼らの能力で戦って、どうやってあのボスに勝てるのかが不思議です。

街ごと破壊するような奴らに拳銃を撃ったり、バットを振り回したところでどうなるのよっていう話なんですよ。もうちょっとパワーバランスを考えて物語を作ってもらいたいです。

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