2016/08/29

ジェイソン・ボーン(原題JASON BOURNE)

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なぜ今日まで続いているのか理解できない駄作シリーズの最新作。3日で脚本とストーリーが思い浮かびそうな薄い内容で、ジェイソン・ボーンが延々と逃げているだけの追いかけっこ映画。11点(100点満点)

あらすじ

長年、表舞台から姿を消していたジェイソン・ボーンは違法の地下格闘技で生計を立てていた。一方、ニッキー・パーソンズはハッカーのグループたちと協力し、CIAの軍事作戦プログラムの情報を暴くために奮闘していた。

ある日、極秘情報を盗んだニッキーはジェイソン・ボーンがどのようにCIAに雇われ、トレッドストーン作戦によって暗殺のスペシャリストに育てられたこと、また彼の父親が裏で作戦に関わっていた秘密を知る。

ニッキーはそのことをジェイソン・ボーンに知らせるため彼とコンタクトを取り、ギリシャで落ち合うがCIAにキャッチされ、命を狙われることになる。


文句

キャプテン・フィリップス」などでお馴染みのポール・グリーングラス監督の超駄作スパイシリーズです。ミッション・インポッシブルの主役をトム・クルーズからマット・デイモンに変えただけで、やっていることはほとんど変わりありません。

シリーズ5作目というところもミッション・インポッシブルと同じなんですね。どうせだったら最近のヒーローものじゃないけれど、コラボさせて二人を共演させちゃえばいいのに。もうそれぐらいしか話題を提供できるネタないでしょ、これらのシリーズは。

まあ、ストーリーはひどいですよ。というかストーリーともいえない、ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)VSロバート・デューイ(トミーリー・ジョーンズ)によるカーチェイスを始めとする追いかけっこが続くだけです。スパイ映画ってあれでよしとされている風潮ががむかつきますね。

それもロバート・デューイ(トミーリー・ジョーンズ)が本部から無線で「彼はその近くにいる。早く捕まえろ」などと下っ端に指令を出すシーンの連続で、いちいち現場と本部のシーンを交互に小刻みで映すという演出がなんのアイデアもなく、工夫も感じられません。

いちおう物語の中にエドワード・スノーデンでお馴染みになった監視社会の実態を絡ませていますが、それもおまけにすぎず、CIAが一般市民にも分かりやすい悪事を働いているところはコメディーですね。

ジェイソン・ボーンが暗殺のスペシャリストであることはまだいいとしても基本彼の側を通りかかる警察や警備員を問答無用で殴ったり、殺していくところが笑えます。この映画の中だけでもジェイソン・ボーンは100人ぐらい軽く殺してるんじゃないですか。

映画に出てくるスパイってどうしていつもなんでもできすぎるんですかね。車の運転はF1レーサー並みで、バイクも扱えて、格闘技も達人で、パソコンにも強くてハッキングもできるって。特技が多すぎて一体何を専門にしている人なのかが分からないんですよ。別に特技は一つでいいのに。