ザ・インタビューは北朝鮮をいじった爆笑映画!ネタバレと感想

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北朝鮮が抗議したことで余計に盛り上がり、アメリカで大ヒットしたお馬鹿コメディ。監督はプロデューのアーロン役を務めたセス・ローゲンが務め、主役にジェームズ・フランコ、さらにラッパーのエミネムなどが友情出演しているちょっと笑える作品です。48点(100点満点)

映画ザ・インタビューのあらすじ

人気トーク番組「スカイラーク・トゥナイト」の司会者デーブ・スカイラーク( ジェームズ・フランコ)は有名人にインタビューし、数々の衝撃のカミングアウトを番組内で放送してきた。

そんなある日、ゴシップネタに嫌気が差したプロデューサー、アーロンがもっと真面目なネタを取り扱いと悩んでいるとき、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)が同番組のファンであることを知り、インタビューを試みる。

ところが番組が北朝鮮側とコンタクトを取り、インタビューが実現することになったことを嗅ぎつけたCIAは、二人に金正恩(キム・ジョンウン)暗殺を依頼。仕方なくこれを引き受けた二人は毒を塗りつけた紙を持って北朝鮮へと乗り込んでいく。

映画ザ・インタビューの感想

エヴァン・ゴールドバーグとセス・ローゲンの共同監督によるお馬鹿コメディー。いわゆるただのお馬鹿映画で真面目に見る代物ではありません。

「ボラット」や「ブルーノ」といった実際の登場人物や出来事をパロディにしたような種類のコメディーで、これに対して政府が真剣に抗議するという事態がすでに笑いのネタで、抗議し、上映を中止させるようなマネをしたばかりに余計に世界に知られることになってしまった逆マーケティング効果を発揮した作品ともいえます。

これが大成功したら、今後も世界各国で北朝鮮を揶揄した映画が作られ、サイバー攻撃を受けて話題を作るという「北朝鮮炎上マーケティング」が確立するかもしれませんね。

北朝鮮はこんな程度の低い作品なんて無視しておけばいいのに、それをしなかったのは完全な国家の戦略ミスです。騒げば騒ぐほど今の時代は盛り上がるだけなのに、北朝鮮にいるとその辺に疎くなるのかもしれません。もうこの盛り上がりはしばらく止まらないはずです。

さて内容ですが、ただのアホな物語で、笑えたり、笑えなかったりです。ラッパーのエミネムがトークショーに出演してゲイであることを告白したり、俳優のロブ・ロウが出てきてカツラを使っていることをカミングアウトしたりなど、ユーモアのある芸能人たちが本人役で登場しているのが笑えます。

金正恩(キム・ジョンウン)の喋り方も優しくゲイぽくしてあって、おちょくってるのが分かります。その一方でほとんどの笑いがシモネタ、ゲイネタ、うんこ、ケツの穴といったアメリカンコメディーの定番で、それ以上の笑いはありません。なにも考えたくないときに見るのが一番な映画ですね。

この映画を劇場公開するかどうかに注目が集まりましたが、安全面や表現の自由うんぬんの前にソニー・ピクチャーズが製作の段階でこの企画を承認してることに驚きました。それだけ下らない作品だからです。誰が得するんだよというレベルです。

北朝鮮が盛り上げてくれたからいいものをあの執拗な抗議がなかったら興行でも失敗していたでしょう。一時公開中止寸前まで行ったことを考えると、ソニーは北朝鮮の抗議を予想していなかったということで、ソニーも大分馬鹿ですね。

そういった全てのエピソードが偶然に重なり、この作品に付加価値を付けたというのはもはや奇跡としかいいようがないです。

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