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映画ブルーノは爆笑のドキュメンタリー!ネタバレと感想

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アメリカのタブーに挑んだ突撃系ドキュメンタリーコメディー。アメリカ人のリアルな反応が馬鹿受けです。70点(100点満点)

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映画ブルーノのあらすじ

ファッションリポーターを務めるゲイのオーストリア人ブルーノはある日、ミラン・ファッションウィークで重大なミスを犯し首になる。恋人にも振られた彼は傷心のまま、オーストリア人としてヒットラー以来最大のスーパースターになること夢見てアメリカに向かう。

LAでは俳優に挑戦したり、TV番組のプロデュースを試みるがことごとく失敗。その後もセレブリティーを真似てチャリティーに興味を示したり、アフリカから黒人を養子にもらったり、イスラエルとパレスチナの平和を促そうとしたりとやりたい放題。やがてセレブの誰もがストレートであることに気付き、自分も異性愛者になろうとする。8ヵ月後、すっかりストレートになったブルーノは金網ファイトの司会者として大勢の観客の前に登場するが・・・・・。

映画ブルーノの感想

「ボラット」に次ぐサシャ・バロン・コーエンによる傑作コメディー。体当たり、即興、人をコケにした笑いは相変わらずで、映画館で大勢の人と見るのに適した映画です。

どこまでが本当でどこまでがやらせなのか判断できない撮影方法が面白く、人々、特にアメリカ人の生のリアクションが笑えます。

「ボラット」同様今回も舞台のほとんどがアメリカで、偽善的な、差別的な人々をこれでもかというぐらいバカにしているのが見ていて爽快感がありました。

体を張って、無茶苦茶やって、訴えられてもいい映画を作ろうとするサシャ・バロン・コーエンの熱意が伝わってくるから素直な気持ちで鑑賞できますね。

ただ「ボラット」と比較してどっちのほうが出来がいいかとなるとどうでしょうか。「ボラット」の方がオリジナリティーがあり、比較的やらせが少ない印象を受けました。

「ブルーノ」はストーリーや展開などが、「ボラット」の法則をそのまま受け継いでいて、やらせ度も上がっていたのではないかと思います。

さらに日本ではどこまで見せられるのか、どのくらいのシーンがカットされるのかという部分で映画の面白さが左右されるでしょう。

特に日本では性器を放送できないので表現も制限されるし、この映画でもオチをカット、もしくはモザイクをかけることになりそうで、とても残念です。

モザイクは、隠しているということをわざわざ披露してしまう矛盾が生じるうえ、 「ここにあるモノは何が何でも見せられないからねえ、どんなに頼んでもダメだかんねえ」という意地の悪さがあって嫌ですね。

性器がグロテスクで教育上良くないというのなら、いっそのことそこの部分だけかわいいアニメーションにしたらどうでしょうか。アニメのキャラクターとかをかぶせたりしたら、 「スタローンのチンコはロビンマスクだったのにブラット・ピットのはピカチュウだったな。案外たいしたことないな」なんていう話題が友達の間で盛り上がっていいと思います。

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