映画私の、息子はリアルだけど退屈!ネタバレと感想

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mama

カリン・ペーター・ネッツァー監督によるベルリン国際映画祭にて金熊賞を受賞した親子ドラマ。会話を中心に物語が進んでいくわりには、会話自体がつまらなく、お節介なお母さんがしゃしゃり出るだけの見ていてかなりしんどい映画。34点(100点満点)

私の、息子のあらすじ

ルーマニアのブカレストに住むコルネリア(ルミニツァ・ゲオルジウ)は、30歳を過ぎてもしっかりしない息子バルブ(ボグダン・ドゥミトラケ)の世話を焼いている。ある日、バルブが交通事故を起こし、被害者である子供が亡くなってしまう。警察の上層部につてがあるコルネリアは考え付く限りの手段を駆使し息子を助けようとするが、バルブはそんな母親に対して怒りをあらわにする。

シネマトゥディより

私の、息子の感想

おそらくベルリン映画祭で評価されたのはこの映画が表現するリアリティーに対してでしょう。

確かに演技や演出がリアルで、こういう人いそうだなあ、という人たちがたくさん出てくるのですが、退屈さにまでリアリティーを出しすぎているからか面白くなかったです。

衝撃の告白もなければ、サプライズもなく、交通事故の加害者側の偽善と自己中心的な目線で話が進んでは何事もなくスーッと終わっていきます。

お節介なお母さんコルネリアはいい歳をした息子バルブが犯した交通事故の後始末をするため警察署に行ったり、書類を集めたり、事故の目撃者を買収したりしようと、様々な手を使います。

息子に片思いしている母親はなんとしても息子の刑務所行きだけは避けたく、どんな手段を使ってでも助けようと奮闘するのに対し、息子バルブはそんな母親を疎ましく思います。

母親は息子が可愛くて仕方がない。息子は母親がウザったくて仕方がない。そんな一方通行の関係はなにも今に始まったわけでなく、交通事故をきっかけに息子の我慢の限界を超えます。

かといって、二人がどうなるかというわけでもなく、親子喧嘩をしてまたいつもの関係に戻っていくのです。あのあたりの横の展開の少なさが物足りなかったです。

交通事故の映画を見ると、他人の命に対するその国の人々のモラルや考え方が多少なりとも描かれるので、その点では興味深いですね。

交通事故の映画というと「21グラム」などが思い出されますが、特に加害者目線の映画は人の命を奪ったことに対して登場人物がどれだけ自責の念に駆られるのかがポイントとなってきますね。

日本の場合だと「一生かけて罪をつぐないます」などというどっしりとしたセリフが飛び出したりして、文化を感じさせます。

こういうテーマで映画が製作されるということは、ルーマニアの社会では真剣に交通事故について考える人々が少なくないということでしょう。まともですね。

僕の住むブラジルではこういう映画はできそうもないです。人を3人も轢き殺して、逃走したサッカー選手がW杯で解説者の仕事をしてるぐらいだから。

コメント

  1. 丸刈りーた より:

    >人を3人も轢き殺して、
    >逃走したサッカー選手がW杯で解説者の仕事をしてるぐらいだから

    その人は誰なのでしょうか?

    気になりますね。

    日本でも、千野志麻と言うテレビ局のアナウンサーが交通事故を起こしましたが、
    旦那の金と権力で揉み消して、海外に移住しました。

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