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パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間の感想とネタバレ

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ケネディ大統領暗殺の瞬間から数日間にフォーカスし、関係者たちの激動の日々を追ったスリリングなドラマです。50点(100点満点)

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パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間のあらすじ

1963年11月22日、テキサス州ダラスを訪れていたジョン・F・ケネディ大統領がパレード中に何者かに狙撃され、病院に搬送された。

その様子を偶然撮影していた8ミリカメラ愛好家のエイブラハム・ザプルーダー(ポール・ジアマッティ)や、瞬時に国を託されたリンドン・ジョンソン副大統領、容疑者とされたリー・ハーベイ・オズワルドの家族など、暗殺事件は多くの人間の運命を激変させる。

シネマトゥディより

パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間の感想

コンカッション」のピーター・ランデズマン監督によるケネディ大統領暗殺の瞬間から数日間にフォーカスし、関係者たちの激動の日々を追ったスリリングなドラマ。歴史に残る大事件を前にテンパる人たちの行動や混乱ぶりは見ごたえがあるものの、大統領暗殺の謎や「真実」には一切触れていない当たり障りのない映画です。

ケネディ事件に関しては映画や本がたくさん出ていますよね。中でもかなりぶっ飛んでる一冊が「アメリカを葬った男」です。ケネディだけでなく、マリリンモンローがどのようにして殺されたかについても詳しく触れています。面白いので興味のある人は読んでみてください。

映画の話に戻ります。どうせこういう映画を作るなら真犯人はOOだったとか独自の調査と情報に基づいたストーリーにしてもよかったと思いますね。

ドキュメンタリー映画でもなく、もちろんニュース番組でもないのに、どこか主観を入れないように入れないようといった逃げ腰の姿勢がミエミエで、要するに視聴者やら関係者やらの苦情を恐れて核心には触れなかったといった感じがしました。

散々書物やら映画やらで語られてきたストーリーを今一度掘り起こすからにはそれなりのサプライズが必要でしたね。

アメリカの警察ものの映画なんかで多いのが、事件があったときに地元警察とFBI、あるいはCIAなんかが自分の管轄だなんだといって、お互いの権威、権力を主張してぶつかり合うシーンで、この映画にも同様のがありました。

あれだけの法律国家アメリカで、過去に大統領の何人も殺害、あるいは殺害未遂されているんだし、非常事態に誰が主導で動くかなんてことははっきり定められているはずなんですけどね。

ああいうシーンを見る度に、小学校の卒業式のときに校長先生と担任の先生が君が代を斉唱するかしないかで揉めていたときの情景を思い出します。

「おじさんたち、なんで揉めてるの?」

そういえばこの映画全体が「おじさんたち、なんで揉めてるの?」でしたね。一番冷静に行動しなければならないCIAやドクターたちが一番動揺しちゃってんじゃん。せめてCIAだったら大統領が殺されてもゴルゴ13並の無表情でいてほしかったです。

 

コメント

  1. T-G-M より:

    映画男さん

    こんにちは、t-g-mです。御免なさい、またお邪魔します(苦笑)。
    TSUTAYAでやっとこの作品をみました。

    何分自分は不勉強なものですから、ジョン・F・ケネディー大統領暗殺事件の真相云々に関するコメントは控えさせて貰いますね。

    ただ、この作品を観た感想としては、オリバー・ストーン監督「JFK」に比べて小規模作品なのは否めませんし、四人の登場人物(オズワルドのお兄さん、写真家、CIA職員、手術を担当した医者)のうち、誰か一人に焦点を当ててストーリーを進めた方が良かったのかなとも思います。「JFK」のジム・ギャリソン(ケビン・コスナー)を中心にしたみたいに。

    自分としては、オズワルドのお兄さん(或はオズワルド一家)か、暗殺現場をフィルムに収めた写真家(演じるのは自分が大好きなポール・ジアマッティー)を主人公にしてくれた方が良かったです。

    以上です。

    有難う御座いました。

    • 映画男 より:

      T-G-Mさん

      コメントありがとうございます。確かに視点をコロコロ変えることで時間稼ぎしていたような映画でしたね。そういう映画結構ありますね、そういえば。「桐島、部活やめるってよ」みたいな。