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映画ブロークンシティは薄い!感想とネタバレ

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アレン・ヒューズ監督による警察アクションドラマ。序盤はいいけど、後半無茶苦茶になります。38点(100点満点)

ブロークンシティのあらすじ

8日後に市長選を控えたニューヨーク。7年前に警察官を辞め、私立探偵として生計を立てるビリー(マーク・ウォールバーグ)は、警官辞職の原因となった殺人事件に関する秘密を互いに知る現市長ホステラー(ラッセル・クロウ)から妻(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)の浮気を調べるように依頼される。

調べを進めるうちに、浮気相手が市長再選を狙うホステラーの対立候補の右腕であるアンドリュース(カイル・チャンドラー)だったことが判明。やがて、アンドリュースが誰かに殺害され……。

シネマトゥディより

ブロークンシティの感想

悪徳市長に振り回される元警官の探偵ドラマ。そこそこワクワクするものの、色々なエピソードを絡めすぎて、ひとつひとつが薄くなってしまった安い居酒屋のウーロンハイみたいな映画。

7年前に起きたある事件を無罪放免になった警察官ビリーは仕事を辞め、私立探偵として生計を立てます。ある日、ビリーの探偵事務所にNYのホステラー市長から一本の電話が入り、妻が浮気しているから市長選までに相手を突き止めるようにと依頼されます。

市長の奥さんを尾行すると、やがて浮気相手が対立候補のキャンペーンマネージャーであることが発覚。二人の密会の写真をビリーが市長に提出すると、翌日、その男が殺害されてしまい、ビリーは自分が市長にハメられたことに気づく、というのがだいたいの内容です。

選挙中に対立候補のスキャンダルを暴いたりして、選挙を有利に持っていこうとする作戦はよく使われますが、その逆で自分のスキャンダルが暴露されないようにと最初に情報を突き止めておく、というアイデアは面白かったです。

ただし、「市長の妻、浮気相手」でネットで検索したら出てくるならまだしも、投票日から数日前に探偵に依頼するのは遅すぎるし、相手の男を殺すのなら選挙中じゃなくてもいいような気がしました。

ビリーはハメられたと書きましたが、誰かの濡れ衣を着せられて殺人罪で逮捕されたわけではなく、「なんか知らないけど、俺って利用されてない?」ぐらいのレベルのハメられ方で、お金もちゃんと払ってもらったんだし、特に害を与えられたわけはないのです。

それでも正義感の強いビリーのことだから人一人の命が消されたことに激怒し、復讐を誓います。その復讐の誓い方がまたアニメチックで「ちくしょう、許さんぜよ」といわんばかりに血管を浮き立たせて、なぜか市長からもらった小切手を破ってしまうのです。従業員に給料は払わないといけないんだし、破ることはことはないだろうって思いましたね。

さて多々ある薄々のエピソードの中でも最も水っぽかったのは、登場人物の女たちに関するエピソードです。まずビリーと同棲している恋人ナタリーの二人をケンカ別れさせる理由があったのかどうか。

ビリーが7年前に起こした事件はそもそもナタリーやその家族のためにやったことで、二人の関係はそれこそ強い絆で結ばれていないおかしいのに、案外簡単に壊れてしまったのがウケました。

もうひとつはビリーの探偵事務所で働く部下、ケイティとの関係も危なっかしく、二人は恋仲になるかもしれないのでみなさん見ててください、といったテロップが今にもスクリーンに出てきそうで怖かったです。ビリー&ナタリーの関係をはぐらかすために終盤にケイティと仲良くさせたような感もありましたね。

悪徳市長を描いた映画ですが、もっと悪くしてもよかったと思います。ブラジルにはサンパウロ市長選挙の最中に「性欲が溜まってたらレイプしてもいいけど、殺すのはやめろ」と発言した伝説の悪徳市長がいます。

なにがすごいってこんな政治家が後に市長に当選してしまったことです。この映画でもそうですが、そもそも悪徳市長を選んでるのはアホな市民なわけで、そいつらのほうがよっぽど恐ろしいです。

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