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ドラマなふたりはロマンチックじゃない恋愛ドラマ

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面白くはないけど、見れちゃう映画。結婚を控えた男女が盛大にやらかす話です。44点

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ドラマなふたりのあらすじ

ボストンのカフェでの出会い

ボストンのあるカフェで、チャーリー・トンプソンは読書中のエマ・ハーウッドに近づき、自分も同じ本を読んだことがあると装って話しかける。しかしエマは彼を無視したように見えたため、チャーリーはいったん席へ戻り、後で自分の接し方を謝罪する。

するとエマは、自分は片耳が聞こえず、彼の声が聞こえなかったのだと説明する。そして「もう一度最初からやり直してみて」と誘い、二人はそのままデートをすることになる。

2年後

2年後、エマとチャーリーは1週間後に結婚式を控えていた。

ある日、二人は結婚式のDJであるポーリンが公園でヘロインを吸っているところを目撃する。彼女を解雇すべきかどうかを、ベストマンのマイクと花嫁介添人のレイチェルを交えて話し合う中で、エマは「誰だって過去に悪いことをしたことがある」と主張する。

その流れで、それぞれがこれまででやった一番悪いことを告白することになる。

マイクは、犬に襲われた際に元恋人を人間の盾として使ったことを告白する。
レイチェルは、子供の頃に知的障害のある近所の少年を廃トレーラーに一晩閉じ込めたことを認める。
チャーリーは、同級生を執拗にネットいじめし、その相手が後に引っ越してしまったことを明かす。

そしてエマは、自分が10代の頃に学校で銃乱射事件を起こそうと計画していたと打ち明ける。

さらに、生まれつきだと言っていた難聴は実際には先天的なものではなく、その計画の準備中にライフルを耳元で発砲したことで生じたものだったと告白する。

この告白に全員が衝撃を受ける。特に、従妹のサマンサが銃撃事件で半身不随になったレイチェルは強く動揺して怒り出してしまうのだった。チャーリーは、自分は本当にエマを理解しているのだろうかと疑問を抱き始め、二人の仲がぎくしゃくしていく。

ドラマなふたりのキャスト

  • ゼンデイヤ
  • ロバート・パティンソン
  • アラナ・ハイム
  • ママドゥ・アティエ
  • ヘイリー・ゲイツ

ドラマなふたりの感想と評価

ドリーム・シナリオ」「シック・オブ・マイセルフ」などで知られるクリストファー・ボルグリ監督による恋愛ドラマ。いわゆるロマンチックな恋愛ものではなく、ブラックな恋愛ドラマでそれもあまり笑える話じゃないです。

美男美女を主役にしているので、ゴリゴリの恋物語で行くのかと思いきや、結構ダークな方向に舵を切っていて、一筋縄ではいかないところがクリストファー・ボルグリ監督っぽくもあります。多分、監督は登場人物がただハッピーになる話は好きじゃないんでしょうね。

物語は、カフェで知り合った男女が付き合いだし、やがて結婚式の準備に取り掛かるまでをとんとん拍子でつづっていきます。大きな分岐点を迎えるのは、主人公のカップルと友人のカップルで夕食を食べるシーンです。やめておけばいいのに、誰かが「今までやった一番悪いことを一人ずつ話して」みたいな寒い提案をするのです。

そのときに、ゼンデイヤ扮するヒロインが、「実は私、学生時代、学校で銃撃事件を起こそうとしたの」とこぼしてしまい、それを聞いたみんながドン引きします。特に友達の女がキレだして、私の従妹は銃で撃たれたせいで車椅子生活を送ってるのよ、と怒りが止まらなくなるのです。

それとこれとは関係ねえだろとも思うし、その女は女で、障害児の子供をトレーラーの中に閉じこめてそのまま逃げたことをまるで冗談かのように話したくせに、他人のやることは許せないっていう都合のいい価値観を持ってて腹が立ちました。

いずれにしろこの一件で、主人公のカップルの関係性が複雑なものになっていきます。男は女に対して、実はやばい奴だったのかよと疑うようになり、女は自分を否定されることに傷つき、こんな状況で結婚するべきなのか、という心境に陥るのです。そしていざ結婚式を迎えると、そこでハプニングが勃発する、という流れになっています。

基本的には男女のたわいもない会話を眺める会話劇です。その会話も聞けちゃうし、見れちゃうんだけど、楽しいか、笑えるかというと普通なんですよね。銃撃事件の話題が出た後はもうずっとその話しかしなくなるため、ちょっと退屈になります。それでもゼンデイヤのファンと、ロバート・パティンソンのファンなら、うっとりして見れちゃうんでしょうか。

結婚式シーンはまさに最大の山場でごちゃごちゃにかき回して、もはや喜劇、あるいは悲劇みたいに仕上げていました。面倒くさい友達はいっそのこと結婚式には呼ばなきゃいいのに、ちゃんと呼んで、ちゃんとトラブってるからね。式中にあれだけ問題が起こったら、両家族ともこれからどうぞよろしくお願いしますってならないだろ。結婚式ではひと悶着あったけど、その後は幸せにやってますっていう人いるのかなあ?

なんでしょうね、この映画。特別面白くはないけどユニークではあるのは間違いないです。ロマンチックの方向性で行かないことが、結果的にロマンチックになってるみたいなパラドックスに陥っていて不思議な感覚を覚えました。

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