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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーは大人も子供も楽しめる!ネタバレ感想

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この記事は 約5 分で読めます。

大人も子供も楽しめるゲームと映画とアニメーションを見事に融合させた作品。素直に面白かったです。58点

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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーのあらすじ

イタリア系アメリカ人のマリオとルイージの兄弟は、ニューヨークのブルックリンで配管工ビジネスを立ち上げる。しかし家族はマリオが安定した職を捨てて、弟のルイージまで巻き込んでビジネスを始めることに賛成しなかった。そんな家族の態度を見てマリオは大いに失望した。

そんなある日、街で大洪水が起きていることをマリオはニュースで知る。さっそくマリオはルイージを連れて修理しに行った。マンホールを通じて地下道を進むと、そこにはワープパイプがあり、二人は吸い込まれてしまう。

マリオはピーチ姫が統治するマッシュルームキングダムに降り立った一方でルイージは、クッパ大魔王が支配するダーク・ランドに行きついてしまう。

マリオはキノピオに導かれてピーチ姫に会いに行き、共にクッパ大魔王を相手に戦うことを誓う。その間、ルイージは捕虜にされて牢屋へと連れて行かれてしまった。

クッパ軍団の強さを熟知しているピーチ姫はマリオを連れてジャングルキングダムに行くことにする。そこでキングクランキーコングと同盟を組み、クッパ軍団と一緒に戦ってほしいと頼む。しかしキングクランキーコングはマリオがドンキーコングと戦って勝たなければ自分の軍隊は出さないというのだった。仕方なくマリオはドンキーコングと一騎打ちをすることになる。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーのキャスト

  • クリス・プラット
  • アニヤ・テイラー=ジョイ
  • チャーリー・デイ
  • ジャック・ブラック
  • キーガン=マイケル・キー
  • セス・ローゲン
  • フレッド・アーミセン

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーの感想と評価

アーロン・ホーバスとマイケル・ジェレニック監督による、任天堂が世界に誇るゲーム、スーパーマリオを基にしたアニメーションアクションアドベンチャー。ゲームを基にした映画が次々とこけている、あるいは駄作で終わってる中、ゲームの世界にちょっとした背景とストーリーを加え、オリジナルの世界観を保ちつつ、ただノスタルジックにするだけでなく、ゲームのエンタメ性を超えた新鮮な映像で楽しませてくれる作品です。

ほぼほぼゲーム映像を見てる感覚に近いものがありましたね。その中に懐かしさがあったり、可愛さがあったり、笑いがあったり、視聴者の喜怒哀楽を刺激するしかけが満載になっていました。

ストーリー性は低く、ぎゅっと詰め込んだら半分くらいにできる話だし、色々な出来事が起こっているようで結局はただマリオがクッパを倒すだけの話といったらそれまでです。アメリカでは賛否両論だったようですが、批判が出るとしたらそういうところでしょう。

ストーリー性が低い映画でも楽しいのとそうでないのがあって、それこそアクション映画においては視聴者の集中力をいかに切らさないかどうかがカギだと思います。そのためにはノンストップで話が展開していく必要があるし、それには心地よい絶妙なペース配分っていうのがありますよね。その点でいうと本作は次から次へと愛されキャラを登場させ、ときには失敗させ、ときには大ピンチに陥れ、ときには晴れ舞台を用意し、ハラハラさせてはお約束のハッピーエンディングを迎える王道の法則に則っているなあ、という印象を持ちました。

スーパーマリオ、マリオカート、ドンキーコングといった世界をストーリーに組み込んでいくのも上手でしたね。それでいうと、ディズニーのシュガーラッシュシリーズを彷彿とさせるものがありますね。かなりお手本にしたんじゃないかなあ。

実写にしないでアニメーションにしたのも功を奏していますね。もし実写にしていたら1993年公開の「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」ぐらい悲惨なことになっていたはずです。やっぱりマリオはアニメーションでこそ光るし、ゲームの世界を再現するにはこのやり方が一番適していたといえるでしょう。

マリオとルイージがニューヨークのイタリア系アメリカ人で配管工サービスを始めたばかり、という設定が上手くはまったなあ、という気がしました。家族構成とかなんか自然だったし、マリオの家族とか想像したことなかったけど、なんか妙にしっくりくるものがありました。これまでマリオがイタリア人だと思ってゲームをプレーしてた人って日本にどれくらいいるのかなあ。これを見たらそういう背景のイメージがより固まるかもしれませんね。

あとピーチ姫を救出する話ではなく、マリオがルイージを助けに行く話になっていましたね。あの辺りも変化球投げてきたよね。姫を助けるヒーローってベタだもんね。途中からルイージのこと忘れてるのかなって思う場面もありましたが、クッパ退治とルイージ救出をセットにしてなんとなく丸く収めるかのようなストーリー構成の雑さもあるにはありました。

また、イルミネーションが制作に加わっていただけに最初の冒頭の部分は「ミニオンズ」とか「ペット」みたいでしたね。なんならミニオンとかクロスオーバーさせてもよかったかもしれませんね。あの世界観ならどんな可愛いキャラが出てきてもマッチするでしょう。マリオシリーズに出てきたキャラもまだまだ出せるキャラとかいるだろうし、今回は温存したのかもしれませんね。

それにしてもマリオはもともと認知度が群を抜いてるので映画でもこれだけ成功したらゲームとの相乗効果もすごそうです。ほぼ間違いなく映画はシリーズ化されるでしょう。まあシリーズになったらなったで徐々に飽きられて売り上げも下がっていくだろうけど。万が一もしこれできっぱりやめられたら大したもんだけどね。

コメント

  1. high-low より:

    映画館で観ました。
    自分はちょっと無しでした。。映画というより新作ゲームのtrailerを観ているような印象で。
    ただ、映画男さんのレビューも分かるので、賛否両論ある怪作っていう認識でおります。

    • 映画男 より:

      映画というよりゲームでしたね。映像だけで楽しめない人にはきついだろうなあとは思いました

  2. MTT より:

    ストーリーより映像を楽しむ映画でしたね。あと、マリオに思い入れがあるか無いかで評価が分かれそうではあります。マリオ好きでつまらないという人は少数かと思います。