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シン・ウルトラマンは子供にも大人にもつまらない!辛口感想

この記事は 約5 分で読めます。

子供にも大人にもおすすめできない、ただたらつまらない映画。ウルトラマンを格好よく表現するのに失敗し、怪獣の迫力を消し去り、ただの解説に成り下がっています。マイナス2022点

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シン・ウルトラマンのあらすじ

時は現代、日本には次々と謎の禍威獣(カイジュウ)がやってきては暴れまわっていた。それに対し、日本政府は「禍威獣特設対策室専従班」通称「禍特対(カトクタイ)」を設立し、対応しようとするも、既存の兵器では太刀打ちできなかった。

そんな中、どこからともなく巨人が現れ、禍威獣を倒していく。巨人はやがてウルトラマンと呼ばれるようになる。一見ヒーローのようで地球にとって敵なのか味方なのか人々は判断しかねていた。やがてウルトラマンの正体が実は禍特対の神永であることが暴露される、、、、

シン・ウルトラマンのキャスト

  • 斎藤工
  • 長澤まさみ
  • 有岡大貴
  • 早見あかり

シン・ウルトラマンの感想と評価

読者のシャインマスカットさんのリクエストです。ありがとうございます。

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」、「シン・ゴジラ」など邦画の平均レベルを下げまくる作品でお馴染みの監督、樋口真嗣によるSF特撮ヒーロー映画。

コメディとして見ればちょっと笑えないこともないけど、真面目に見るとなるとあまりにもしんどすぎる駄作。つまらないから何度も途中で断念して、5,6回目ぐらいでやっと最後まで見れました。

まず、庵野秀明の脚本が絶望的で、それっぽい専門用語を並べただけのセリフが聞いていてつらいです。登場人物たちはまるでサッカーかプロレスの下手な解説者みたいで、延々と怪獣とウルトラマンの行動とスペックの説明をするだけ。

やれこの怪獣はどうたらこうたら。やれウルトラマンの特徴はどうたらこうたら。日本のメーカーの電化製品の紹介みたいで興味がそそられません。

長年子供たちのヒーローだったウルトラマンが、この映画のせいで逆に子供たちに嫌厭されるんじゃないかな。ヒーローって感じがしなくなっちゃいましたね。ダサくて弱そうだし。

なによりウルトラマンって情報量が多くて面倒くさいなあって思われるでしょ、絶対。だって大人が見ても面倒くさいんだから。

メインが会議室なのは相変わらずで、ほぼほぼゴジラをウルトラマンに置き換えただけの世界です。これからもずっと作り続けられるじゃん、このシリーズ。シン・アンパンマン、シン・ハローキティ、シン・ドラえもん、シン・ルパン三世等々。

さっきまで会議室にいた奴が突然抜け出して現場に子供を助けにいったりするのが笑えますね。人手不足かよ。

俳優たちは日本を代表する大根役者たちばかりで、やっと暗記できた!といわんばかりに演技をするというよりも最後まで噛まずに言えるかどうかの勝負みたいになってましたね。それも全員がもれなくセリフ棒読みっていうね。別次元のパフォーマンスでした。

特にひどいのは斎藤工と長澤まさみの二人です。「シン・ゴジラ」では石原さとみがギャグ路線全開だったけど、本作では長澤まさみがそれと同じキャラにされていました。突然ロシア語を喋りだしたり、巨人になったりね。

斎藤工扮するウルトラマンもなかなかのユーモアの持ち主で、ザラブと車内で話してる場面とか、メフィラスと居酒屋で割り勘するくだりなんかは失笑ものでした。あれをギャグとしてではなく、マジでやってるとしたらもうお手上げです。正直どこまでがシリアスでどこまでが笑いなのかが分からないんですよね。

ストーリーもいまさら感が半端なく、1960年代から続いている国民的な特撮ヒーローであるウルトラマンを、初めて地球に登場した態にして、ウルトラマンとはなんぞやというところから淡々と説明しているのには恐ろしくて鳥肌が立ちました。お前、まじか。

テレビドラマ『ウルトラマン』を現在の時代に置き換えた「リブート」映画がなんか知らないけど、あのリアリティーのなさと白々しさはどうにかならなかったんでしょうか。巨人が地球に現れたときのあいつらのリアクションよ。

とにかく「禍特対」の奴らが終始無表情で、なんならちょっとユーモア交じりに怪獣やウルトラマンの登場に対処していくところが寒いんですよ。怪獣とか、モンスター映画なんてのはリアクション芸にかかってるといっても過言ではないのに、人間の登場人物がもれなくポンコツだからなんの臨場感も迫力も伝わってこないのよ。登場人物たちが平然としているのに視聴者がハラハラするのかよって。怪獣見る度に恐怖の顔芸をやって腰抜かさないと。

映画を見てるっていうより、ほぼウルトラマンと怪獣の図鑑を見せられてるのと同じ感覚ですね。ストーリー性なし、人間ドラマなし。

映像は昭和から全く成長しておらず、いまだ模型と着ぐるみだけで撮影しているとしか思えないほど、安っぽい出来になっています。ワンシーンワンシーンの絵的なしょぼさは救いようがありません。もっと映える場所、映える撮り方、いくらでもあるでしょ? なにをどうしたらあんな無機質な絵になるのよ。

これって子供が見るんですか?それとも大人が見るんですか? っていうかなんでこんなのが売れるの? まじで理解できない。もう無理。

コメント

  1. シャインマスカット より:

    映画男さんこんにちは。リクエストに答えてくださってありがとうございます。

    マイナス2022点には噴き出しましたが、5-6回に分けて観られたのですね、お時間を使わせてしまってすみませんでした。

    私が今年観た作品では、暫定ワースト1位です。個人的にはゴジラよりも酷かったです。正に「お金をかけた同人誌」でしたが、レビューサイトでは平均5段階中4以上とかなりの高評価なのに、驚きました。

    仰るようにCGやセットなどが全てにおいてチープでしたね。「解説」も多すぎで、私もプロレスの試合かよと突っ込みました。また、恐らくコロナ禍での撮影なのか、エキストラが少なく、人手不足なのもまるわかりでしたね。

    役者の演技も絶句レベルでした。禍特対のメンバーは、誰もインテリに見えないし、長澤さんのパン○ラには映画館の椅子から転げ落ちそうになりました。

    本作、恐らく海外公開も視野に入れていると思いますが、お願いだから、これをMCUやDCのヒーロー・ヒロインと並べないでほしいです。

    来年に「シン・仮面ライダー」が公開されますが、これは映画館では見ないかもしれません。仰るように、今後もシン・アンパンマン、シン・ハローキティ、シン・ドラえもん、シン・ルパン三世等などがありそうなのが怖いですね。

    • 映画男 より:

      エキストラ、やたら少なかったですね。コスト削減がひどすぎますね。

      • シャインマスカット より:

        そうでしたね。正に、こういうパニック映画こそエキストラを沢山投入しないと、危機感が伝わりませんね。

  2. ビリヤニ より:

    私は息子が見ている横で熟睡してしまいました。何度もチャレンジして見終わった映画男さんを尊敬します!
    息子(9歳)も、ずっとレゴで遊んでましたが、終わってから「面白かったー!」と。絶対嘘だと思ってます。

  3. かめさん より:

    激しく同意!します。
    ってか、まだ全編を観ていないのですが。。。

    開始早々の会議室(?)での四人の緊張感のない会話
    (というか実況中継)と着ぐるみの怪獣を見たら続けて
    見る気も失せますよね?
    誰でも知っているはずのウルトラマンをまるで知らない
    体で話しているのが我慢の限界でした。即、離脱!

    まだ相当の尺が残っているようですが、映画男さんの
    コメントで十分かな(笑)

    Amazonで視聴中なのでいつでも見れるし。
    もし映画館で観たとしたら「金返せ」レベルでしたネ。

  4. りゅぬぁってゃ より:

    コレの数ヶ月前に公開された『大怪獣のあとしまつ』が期待外れと酷評の嵐だった故に、尚更 過大評価された印象です。

    「怪獣の遺体からエゲツない腐敗臭がする。処分しようにも政治家同士で責任の押し付け合いをしてますます手遅れになる」
    ってシンゴジに『博士の異常な愛情』を混ぜようとした作品でした。

    • 映画男 より:

      シン・ゴジラとかぶりすぎですね。

      • りゅぬぁってゃ より:

        あと、シンゴジとシンウルは
        白黒版の『日本のいちばん長い日』と『激動の昭和史 沖縄決戦』の模倣が多いとも言われてますね。

        この二作は戦争映画にしては珍しく
        テロップ多用して、ナレーションが終始喋りまくる仕様でした。まるでNHKの歴史ドキュメンタリーみたく。

  5. ビーム より:

    うちの子は今回のウルトラマンに対して小さい声で『やだぁ』とか『きもい』とか結構酷いこと言ってましたがゼットン戦で『頑張れ』とか言っててちょっと目頭が熱くなりました。

    最後の流れが理解出来なかったようなのでウルトラマンがどうなったかを教えたら泣いちゃってたから、映画としては問題点があるけどウルトラマンリピアはちゃんとヒーローとして頑張ってくれたんだなぁって思いました。