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ビーストはおバカライオンパニック映画!ネタバレ感想

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多くの時間、登場人物が車の中でライオンに襲われるのをキャーキャー言ってるだけの映画。中身空っぽだけど、まあ見れなくはないかなっていうレベルの作品です。48点

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ビーストのあらすじ

医師のネイトは娘二人と共に、亡き妻との思い出の地である南アフリカを訪れる。現地でネイトは狩猟禁止保護区を管理する親友のマーティンと再会し、野生のライオンを見に行くことにする。

彼らが保護区内にある小さな村を訪れると住人たちがライオンに襲われて死亡しているところに遭遇する。どうやらそのライオンは密猟者たちに恨みを持ち狂暴化したようだった。

ビーストと呼ばれるライオンがネイトたちの前に現れるとたちまちネイトたちの乗るジープに襲い掛かってくる。やがてジープは故障してしまいネイトたちは逃げ道を失っていく。

ビーストのキャスト

  • イドリス・エルバ
  • シャールト・コプリー
  • イヤナ・ハリー
  • リア・ジェフリーズ

ビーストの感想と評価

アドリフト 41日間の漂流」と「エベレスト 3D」などで知られるバルタザール・コルマウクル監督による、ライオンを題材にしたパニックサバイバル映画。

家族で亡くなったお母さんの思い出の地南アフリカを訪れたときに、不運にもライオンに襲われて危機一髪の状況に陥る、という悲劇をつづっているんですが、ストーリーはほぼないに等しく、ただ登場人物がライオンから逃げ惑うだけのお話です。いわば「ジュラシックワールド」の恐竜をライオンに置き換えて、さらにストーリー性を極力排除した作品といえそうです。

これ別にライオンじゃなくてもいいんですよね。トラでも熊でもなんでもいいんですよ。なんなら犬でもいいし。強そうだし、恐怖を伝えやすいし、なによりわかりやすいからライオンにしてるんでしょうね。

怒り狂ったライオンが無差別に人間を襲う、という捻りのない話なのでなにも考えたくないときに見るべきです。質はそれほど高くないけど、暇つぶしエンタメ作品としては見れない映画ではないでしょう。

ひとついいなあと思ったのはライオンが善人、悪人を区別せずにみんな平等に人間たちを襲う点ですね。動物に優しい人間だとかどうとかは関係ない。人間はみんな食い殺してやるっていうライオンの意気込みが素晴らしかったです。

ただ、狂ったライオンがスーパーライオンと化し、もはやライオンの身体能力レベルを超えた動きや生命力を発揮していくるところは突っ込まずにはいられません。ジャンプ力は空を飛ぶ勢いだし、麻酔銃が効かないってどんなライオンだよって。そのくせジープの下には入ってこれなかったり、ご都合主義なところがちらほらありますね。

執念深さも野生動物のそれじゃなくて、人間みたいなんですよ。一度殺すと決めた相手は最後までしとめないと気が済まないみたいな感じで、何度も何度も戻ってくるっていうストーカーライオンでした。

迫力はそこそこあるものの、いかんせんCGの出来の悪さのせいでライオンの動きがカクカクする場面がいくつかあって、おや?って思いました。特に人間とライオンが接触するシーンの完成度がいまいちでしたね。スーパーファミコンぐらいカクカクしてたんじゃないかな。

突っ込みどころはライオンにとどまらず、ネイト家族もかなりアホな家族でイライラしながら見てしまいました。ライオンがいるってわかってるのに車の窓を開けっぱなしにしておいたり、不注意にもほどがあるんだよ。

特にネイトの二人の娘たちは車の中にいておけよって言われても、必ず「お父さん、いかないでー!」とか言いながら車を降りてしまうアホさ加減で、生きるか死ぬかのときになぜかお父さんに喧嘩をふっかけたり、やれお母さんが病気のときにお父さんは見捨てただの、やれお父さんのいうことは信じられないだの、その状況でその話する?っていう脈略のないことばかり言い出すのが腹立ちました。早く噛まれちゃえばいいのにって思いながら見てました。

お母さんのバックストーリーがあまり効いてないですよね。病気で亡くなったのはいいけど、そのせいで家族の関係がぎくしゃくしてるときにアフリカ旅行に行かないでしょ。あんなに不仲な家族なら旅行を計画する段階でとん挫するはずじゃん。それなのに旅行中に「お母さん、お母さん」言い出すのがちょっと間抜けですね。旅行は家族問題を片づけてから行こうな。

あとそもそもの話、なんでネイトはあんな危険なところに大事な娘二人を連れて行くんだよっていう点も気になります。無線も通じない。密猟者がうじゃうじゃいる。そんな中で密猟者と対立している友達と行動を共にし、狂暴なライオンがいるサバンナに足を踏み入れるっていう危機管理能力のなさよ。それも滞在二日目にあんな目に遭うんだから不運とかのレベルじゃないような気がします。

そのネイトがスーパーライオンと素手で対決するシーンはもう笑うしかないです。ライオンに何度噛まれてもひっかかれてもネイトは死にません。それどころかグーパンチやキックをかましてライオンをひるませます。最後も都合よく救出されてめでたしめでたし。シリアスな話にしてるけど、結構なバカ映画ですよ、これ。

コメント

  1. きのこ食べ過ぎ より:

    古いライオン映画の「ゴースト&ダークネス」の方が面白かった。